デビアス グループ 2030年までに達成すべき野心的な目標を発表
地域社会と自然界にポジティブで永続的な影響をもたらすことを目指す
「Building Forever (永遠を築く)」をテーマとした12の目標の柱は
「業界全体の倫理的な行動をリードしていく」
「地域社会が繁栄していくための提携」
「自然界を守る」
「機会均等を加速する」
「業界全体の倫理的な行動をリードしていく」
「地域社会が繁栄していくための提携」
「自然界を守る」
「機会均等を加速する」
2020年11月30日
(英国・ロンドン)
ダイヤモンド ブランド「フォーエバーマーク」などを展開するデビアス グループは、これから10年間に取り組む12の野心的な目標を発表しました。これには、職場における男女機会均等の達成、ダイヤモンド産出国において1万人の女性起業家を支援すること、そして2030年までに自社の操業における二酸化炭素の排出量を相殺すること、などが含まれます。
デビアス グループの「Building Forever (永遠を築く)」フレームワークは、ビジネス戦略に根付いたアプローチで、採掘から販売に至るまでのダイヤモンドの旅を通じて、ダイヤモンドが与えるポジティブな影響を最大限にすることに注力しています。12の目標もこのフレームワークの一環です。これらの目標は、ダイヤモンド産出国から、デビアス ジュエラーズやフォーエバーマークが営業する30か国以上の国々まで、世界中のデビアス グループ従業員、パートナー会社、そして消費者を刺激し、皆でよりよい未来を創ることを目的に設定されました。
目標の4つの柱は、「業界全体の倫理的な行動をリードしていく」、「地域社会が繁栄していくための提携」、「自然界を守る」、「機会均等を加速する」です。
業界全体の倫理的な行動をリードしていく
2020年までにデビアス グループは:
- 「ベストプラクティスの原則」(業界をリードする倫理的、社会的、環境的基準をまとめたもの)を自社商品の供給過程だけではなく、業界全体の基準とする
- 採掘・販売されるダイヤモンドひとつひとつの原産地と、そのダイヤモンドがもたらす影響について明らかにする
- 零細採掘業者の生計を改善するための、想定可能な解決方法を提供する
地域社会が繁栄していくための提携
2030年までにデビアス グループは:
- 国連の「持続可能な開発目標3(SDG3)」の健康に関する目標を、デビアス グループが採掘を行う全ての国の地域社会において達成する
- デビアス グループがダイヤモンド採掘を行う全ての国の地域社会において、技術移転のためのパートナーシップを組む
- デビアス グループがダイヤモンド採掘を行う全ての国において、自社の雇用の4倍の外部雇用を支援する
自然界を守る
2030年までにデビアス グループは:
- 自社の操業において二酸化炭素の排出量を相殺する
- 水の使用量を半減する
- 生物多様性のために、差し引きでプラスの影響をもたらす
機会均等を加速する
2030年までにデビアス グループは:
- 全ての職場において、男女の機会均等を含む機会平等を達成する
- 1万人の女性起業家と、STEM(科学、技術、工学、数学)分野で学ぶ1万人の少女を支援する
- ダイヤモンドジュエリーの分野においてクリエイティブ スタッフの多様性を増す
デビアス グループ CEOのブルース クリーヴァーは、下記の通りコメントしています。
「世界をリードするダイヤモンド会社として、また国連の「持続可能な開発目標」を達成するための「行動の10年」への呼びかけに応え、我々はダイヤモンドが採掘される地域とそこに暮らす人々に永続的な利益を創出するための、またとない機会を与えられると同時に、重大な責任を負うこととなりました。」
「ダイヤモンドは誇りを持って贈り、身に着けることのできる宝石です。今回12の目標を発表し、これから先も進展をご報告することにより、自然界を守り、人々の生活をより良いものとするために、デビアス ジュエラーズやフォーエバーマークのダイヤモンドがどのような役割を果たしているか?をより深くご理解いただけると思います。」
デビアス グループ サステナブル インパクト部門 シニア バイス プレジデントのケイティ― ファーガソンは、付け加えます。
「何十億年も前に地中深くで生まれたダイヤモンド。人類によって発見されたのも何千年も前のことです。自然からの贈り物であるダイヤモンドは、採掘された地の自然や地域社会と深いつながりを持っています。ダイヤモンドに関わる様々な分野において、そして産出国の地域社会において、ポジティブな影響をもたらすための当社の近年の努力には大きな進展が見られました。しかし、まだ出来ることはたくさんあります。2030年まで、これらの野心的な目標を達成するために、革新的であり続け、挑戦し続け、そしてパートナーである産出国の地域社会から学び続けたいと思います。」
2030年までに達成すべき12項目の「 Building Forever(永遠を築く)」の目標とそれを支える実施計画、投資、指標。それは「ポジティブで永続的な影響をもたらす」というデビアス グループの展望をさらに広げるための、長年にわたるプログラムの成果です。デビアス グループの全てのビジネスユニットのみならず、長年お付き合いのあるパートナー、新たなパートナーをも巻き込み、国と地域社会の発展に関わる優先事項をふまえながら、経営的にも経営陣の評価やボーナスの仕組みにも、これらの要素が組み込まれています。
この目標を達成するために、デビアス グループは革新的な最新技術も取り入れています。ダイヤモンドの来歴や天然であることを確認するためのTracr™、様々な採掘技術、キンバーライト(ダイヤモンド原石の母岩)に大気中の炭素を吸収・貯蔵するCarbonVault™ などはその一例です。
デビアス グループは引き続き、ファウナ&フローラ・インターナショナル、ピースパークス財団、UN Women、WomEng、スタンフォード大学経営大学院、そしてパートナー国の政府といった経験豊かな専門機関の助言をいただきながら、2030年の目標に向かって努力してまいります。
デビアス グループの2030年までに達成すべき目標「Building Forever(永遠を築く)」に関する詳細は下記をご覧ください。
www.debeersgroup.com/2030goals (英文)
写真クレジット:すべてBEN PERRY @ARMOURY FILMS
【報道関係者 問い合わせ先】
デビアス グループ プレスオフィス(英語での対応となります)
Tel +44 (0) 20 7430 3434
pressoffice@debeersgroup.com
デビアス グループについて
1888年に設立されたデビアス グループは、ダイヤモンドの探鉱、採掘、マーケティングを手掛ける世界をリードするダイヤモンド会社です。デビアス グループは、ジョイントベンチャーのパートナーと共にダイヤモンド供給路全体で2万人以上の従業員を抱え、採掘されるダイヤモンドの価値において世界最大のダイヤモンド採掘会社です。現在ボツワナ、カナダ、ナミビア、南アフリカで採掘を行っています。革新的な技術はデビアス グループの戦略の根幹にあり、デビアス ジュエラーズやフォーエバーマークといったブランドを展開する一方、ダイヤモンドの出自やトレーサビリティを確かめるためのGemFairや Tracrといった技術も開発しています。デビアス グループの社員は「Building Forever(永遠を築く)」
という約束を携えています。これは、より良い未来を築くための統合的なアプローチで、より公平で、安全で、清潔で、健康な未来 ーー つまり安全と人権と倫理的な正しさが最優先される世界を目指すものです。デビアス グループはアングロ・アメリカン・グループの一員です。デビアス グループに関する詳細はwww.debeersgroup.com (英文)をご覧ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d4741-20201204-2971.pdf
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