【授賞式レポート】「カレー・オブ・ザ・イヤー2020」 今年注目のカレーが全国から大集結!!大盛況の授賞式、受賞リスト&喜びのコメントなど、詳細レポートをお届けします!

日本で唯一のカレー研究情報発信機関である、(株)カレー総合研究所(代表:井上岳久/東京都渋谷区)は1月22日カレーの日に、毎年恒例の「カレー・オブ・ザ・イヤー」をよみうりカルチャー恵比寿にて発表しました。



2017年から毎年開催を続けて今回で4度目のカレーオブザイヤー、トロフィーもデザインを一新しエンターテイメント性の高いオブジェのようなひときわ面白い仕上がりとなり、イベントに華を添えた。


東京オリンピック・パラリンピックの開催も控え、ひと粒が万倍になるという一粒万倍日にあたった「カレー・オブ・ザ・イヤー2020」。どんなカレーが選ばれたのか期待が高まる。


会場は、カレー通の一般客、企業、メディア取材が集まり大盛況。

第1部は、カレー総合研究所代表取締役でカレー大學学長でもある井上岳久氏の特別講演「カレートレンド最新事情」から始まった。
 

外食としては「新・カレー専門店」の飛躍が挙げられた。これは2001年以降に開店したカレー専門店を称したもので、この5年で全国約500店舗にのぼる。その形態も様々で、酒場の空き時間に間借り営業するヤドカリ方式も存在する。また、大手メーカーが専門店名のレトルト商品を販売し、売り上げ好調。スパイスに興味を持つ人が増えたのが、継続したブームの要因になっているようだ。

内食としてはカレパ(カレーパーティ)のブームが起こった。スパイス好きの間で頻繁に行われ、海外の人にも喜ばれるとのこと。これが2020年は一般の家庭にも浸透するのではと予想した。その他、オリンピックイヤーでアスリートにどう絡めていくか。世界中から人が集まる2020年を迎えて各国のカレーに興味を示す人が増加するであろう。その前触れか、著書の「カレーの世界史」(SBクリエイティブ)が1月6日の販売開始から増刷する勢いで売れているそうだ。

 


続いてカレー界を牽引する名店「デリー」の田中社長と、「カレーパン通信」の編集長でもあるものまね芸人ニッチロー’さんが登場。2020年の動向を激論した。

田中社長が昨年注目したのは、カレー店の女性料理人が増えたこと。ジビエカレーの「ビートイート」など、ユニークな展開で進出する人が目立ったという。百貨店でも女性が仕切ってカレーイベントを展開しているとのこと。

また、ニッチロー’さんは、自宅で作れるスパイスカレーのキットがでたこと。奥さんが家でお子様用スパイスカレーを作っていたそう。そしてスパイスカレーやグルテンフリーも女性に受けたことを指摘した。

次におふたりが今年注目するカレーとは?田中社長は、ベジタリアンとビーガン(卵も乳製品も口にしない)が食べられるカレー。これまでとは一線を画したクオリティの逸品に出会えるかも、とのこと。

ニッチロー’さんは、高たんぱく、低脂質のアスリート向け朝カレー。自身が朝カレーを続けるうえで、日中とは違い、重さを控えた商品を望むそう。

続いて田中社長の2020年流行予想は?ずばりメーラード反応カレー。あらゆる切り口で捉えられ、ターゲットを絞るのが難しい今、知識の深い人に差別化をはかる。ひと手間をかけて対応すれば、たとえ300円高くてもニーズがある。(メーラード反応・・香味成分の生成など)

ニッチロー’さんは、ずばりセクシーカレー。政治界でも出たワードだ。より華やかで、艶やかに、カレーはセクシーでなければいけないとのこと。

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そして第2部は、ニッチロー’さん司会のカレーオブザイヤー表彰式。

スパイスの研究を重ねたカレー大學の1,000人を超える卒業生の推薦をもとに、カレー業界に携わる人々の審査により10部門のカレーが発表された。表彰式には、カレー大學エンタメ部からグラビアアイドルの真奈さんとタレントでプロレスラーのうなぎひまわりさんがプレゼンターとして登場。会場に華を添え盛り上げる。


1.カレールウ部門 「ワンプロキッチン特製カレー」(エスビー食品株式会社)

肉を加えればOKのほぼ完成しているカレー。新分野を切り開き、これまでの2倍以上の売れ行きを誇った。

受賞者談/生活環境の変化に着目。共働き夫婦や子どもが巣立った世帯の手間の解消を考え展開した。肉を炒めて5分で完成させる。ターゲットの他に20代から30代にも好評を博し、来月、欧風カレーとキーマカレーもシリーズ発売する。

今朝、このカレーを作り、試験前の娘さんに食べさせて見送ったという担当者さん。ニッチロー’さんから絶対合格というお墨付きを得た合格カレー!

ドン・キホーテなどでは、ゴールデンカレーが観光客にお土産として売れているそう。オリンピックイヤーの今年はワンプロキッチンも知ってほしいと話してくれた。


2.レトルトカレー部門 「選ばれし人気店シリーズ3品」(ハウス食品株式会社)
  (芳醇チキンカレー、チーズとろける欧風ビーフカレー、黒胡麻香る黒担々カレー)

新・カレー専門店ブームで記録的な売れ行き。ブームの最先端を行くカレー。

昨年の「新カレー専門店」ブームを象徴する商品。食べログと組み、カレー専門店かつ評価サイトの認めた名店というわかりやすい切口が消費者の支持を得て売れに売れている。

受賞者談/食べログとコラボし、若い世代に受けている。新・カレー専門店ブームは引き続きくると確信。

ニッチロー’さんはこのレトルトカレーを食べてから専門店に足を運んだそう。そういう人が今年も増えそうだ。


3.カレーパウダー部門「味付きカレーパウダー バーモントカレー味」(ハウス食品株式会社)

「辛くない」のキーワードでブレイク。子どもからシニアまで全世代から支持を得て、発売から2カ月で売り上げ目標の2倍を記録。これを使うと料理が劇的に美味しくなり、カレーメニューの幅が広がる。近年、カレーパウダー部門の受賞がなかったので久々の快挙。

受賞者談/働くお母さんに向け、応援したい思いで展開。実際に社員が、自宅で働くお母さんに代わり実践し、生活の中で試しながら開発した。

誰でも知っているカレーで親しみやすさがポイントかも。


4.外食カレー部門「新・カレー専門店」(全国の店舗すべて)

全国に500店以上はあると言われている新・カレー専門店のすべての皆さまに表彰。次から次へと生まれてくるカレー専門店にこれからも期待をこめての受賞。代表してデリーの田中社長が受け取った。


5.ご当地カレー部門 「黒豚を美味しく食べるカレールウ」(株式会社七呂建設)

鹿児島の地元名物の黒豚を美味しく食べるため専用のカレールウを開発した。市販の通常のカレールウでなく、コクと旨みが強い黒豚の特長を最大限に活かすよう独自にスパイス調合したカレールウだ。建設会社が家を建てることに加え、家族の団欒をいつも食卓で体現してほしいとカレーを選定。ショールームのみの販売にもかかわらず10,000個を販売した。鹿児島の新ご当地カレーとして人気が急上昇している。

受賞者談/家づくりの次には、家族で囲む食卓づくりをイメージした。ポイントは鹿児島黒豚とルウに入る安納芋。社員がカレーを学び、研究して作った。

 

6.カレー関連飲食部門「ステーキカレーパン」(パンパティ)

カレーパンで異例のギネス認定。昨年5月に8時間で5,947個を販売した。メディアでも話題で、カレー界に大きな発展をもたらした。

受賞者談/パンの専門店で140種類ほどの中の1つ。開店当時から人気のカレーパンで、多い時は1日に1500個売れた。キネス認定の日は、フライヤー2台で5,947個のカレーパンを揚げた。

ステーキがぎっしり詰まったカレーパンは、肉が柔らかくスパイスとよく馴染んでいて絶妙なおいしさ!今年も期待できそうな店主の力強い目が印象的。

 

7.新規事業部門「クレーンゲームコーナー/カレーキャッチャー」(エブリデイ東京/株式会社東洋)

世界一のクレーンゲーム台数でギネス記録を誇る行田店から、さらにバージョンアップした新店舗、「エブリディ東京・とってき屋」内に業界最大規模の「カレーキャッチャー」を開設。入手困難で味も厳選された「ご当地カレー」数種をクレーンで釣り上げる。半年で5万人がチャレンジし、累計獲得数1万個を超える。

受賞者談/店舗規模を1.5倍に拡大し、カレーコーナーは特に人気。ご当地カレーとご飯をゲットしたら、レンジでチンしてその場で食べられる。家族連れに大好評だった。

社員がカレーを学び、ご当地カレーを導入するなど工夫して「カレーキャッチャー」を開設した。アイデアを次々だして、社長自ら楽しさを追求する姿に勢いを感じた。オリンピックイヤーにむけ、さらなる活動に目が離せない。

 

8.企画部門「飲むカレー CARRY CURRY」(株式会社フェリシモ)

画期的な商品。過去にあった飲むカレーと違い、研究しつくされた味で美味しい。若者を中心に評価された。

またさらなるバージョンアップした企画が進行中とのことで今回の来場はなかった。

来年のカレーオブザイヤーには満を持して登場するのか、どんなカレーが登場するのかが期待される。

 
9.社会貢献部門「げんきカレー橿原店」(みらいチケット)

奈良県で展開。カレーで世のために活動し、善意で人を繋ぐ「みらいチケット」という独自のシステムを考案。社会貢献活動を実施する。

受賞者談/1食200円で中学生までは100円。200円のみらいチケットを購入した人はそれをボードに貼り、子供がそのチケットを使ってお金を払わずともカレーを食べられる。動画もあり再生回数397万回。通常の外食カレーは価格的に子どもが気軽に食べられないため、駄菓子感覚でお店に寄って食べてもらえるよう100円で提供している。

学習塾を16年続けてきた店主が元気カレーを始めて2年。身近なところで子どもを見つめ続けてきた店主の格差をなくしたいという思いからはじまったそう。ボランティアの学生が子どもの宿題をみてくれるなど、みんなの協力がここに伝わった。

 


10.特別賞(カレー大學健闘)部門

カレー大學健闘賞とはカレー大學卒業生の中から、今期カレー界に貢献した企業へ贈られる賞。
 

・レトルトカレー「ガスの助カレー」(小田原ガス株式会社)

ガスの助をキャラクターにレトルトカレーを製造。ノベルティとして5年間以上配布し、地域に定着した。短期的な販売促進で配られることはあるが、これだけ長期的に配布しお客様に親しんでもらえる商品にしたことは他に例がなく、新しいモデルとして功績です、と井上代表。

受賞者談/お客様からどこで売っているの?と聞かれるほど評判で、イベントでの来場者数も増えている。

今日はガスの助さん来ていないの?ぜひ会ってみたいとニッチロー’さんも興味津々。

 

・ルウカレー「グルテンフリー米粉カレー」(増田製粉株式会社)

米粉とひよこ豆粉を使用しグルテンフリーでノンアレルギーな商品。これらは消費者が狭まり売り上げが難しい場合もあるが、地元で評価され大健闘。予定数を上回り好調な売れ行きを見せる。

受賞者談/広島の地元で米粉専用の工場をもつ。グルテンフリーのカレー粉はアレルゲン対策で7品目を省いて3種類を開発した。広島の三越や東急ハンズで販売している。



最後に井上代表より挨拶。「今回も素晴らしいカレーの商品、店舗が現れ、カレー業界は活況の1年でした。本日も鹿児島、奈良や広島など日本各地から皆さんお越しいただいた。メーカー及びカレー店舗経営者、カレー関係者の方の並々ならぬ努力に感謝いたします。

今年はオリンピックイヤーで海外から来訪者が増えカレーに少なからず影響を与える年になるでしょう。新たなカレーの展開も期待できると思います。今年以上に、さらなる革新的画期的なカレーが登場することを期待しております。カレー業界の方、頑張ってください!」
 



専門家の生の声が沢山聴ける貴重な機会だった。お腹も刺激され、すっかりカレーの口になって会場を後にした。

 
◆◆◆ カレー大學 ◆◆◆

 カレーを体系的かつ実践的に学ぶことができ、カレーを理解する必要不可欠な知識全般を習得します。単なる知識としてだけでなく、ビジネスや家庭で実用的に実践できる「生きた学問」として学ぶことを目指しています。
カレー界の第一人者である井上岳久が監修したテキストをもとに分かりやすく学べます。日本最高峰のカレー講座です。

◆◆◆ カレー総合研究所 ◆◆◆  
「カレー総合研究所」は、カレーを通した日本全体の食文化、健康食としてカレーの普及による健康面からのアプローチなど、日本総国民が大好物で国民食とまで言われているカレーをさらに盛り上げ、発展させることを目的とします。

 
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