署名4万筆、福岡県で野良猫の無料不妊手術を-再度の公開質問状と意見を提出
2023年4月19日に提出した公開質問状に対する福岡県の回答に対し、再度の公開質問状と意見を提出しました。
2023年2月1日、公益財団法人どうぶつ基金(以下「どうぶつ基金」)は、前日本獣医師会会長の山根義久氏、福岡大学教授の山﨑好裕氏、弁護士の朝隈朱絵氏、福岡県内20市町と連名で「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」を福岡県知事と福岡県議会に提出いたしました。しかしながら、同要望に対する福岡県からの回答は現状を正しく認識しておらず、連名した20市町ならびに1万筆を超える福岡県民の要望をまったく汲み取っていないゼロ回答であったことから、追加で集まったChange.org(オンライン署名)による4万筆の署名を添えて4月13日に要望書を再提出、さらに4月19日に福岡県知事へ公開質問状を提出していました。
福岡県県知事への公開質問状(4月19日提出)はこちら
https://www.doubutukikin.or.jp/wp-content/uploads/2023/04/289edd2ce3f4a2fa90e01c1afbb54a00.pdf
福岡県からは4月28日付で回答がありましたが、その内容は先に提出した要望書への回答同様「手術範囲の拡大は考えていない」の一点張りで、今後の展望についても現在と何ら変わりないものでした。
上記、公開質問状に対する福岡県からの回答(4月28日付)はこちら
https://www.doubutukikin.or.jp/wp-content/uploads/2023/09/b56dd626c44fb61a00f64ba6a33e01f0.pdf
先に提出した要望書で、どうぶつ基金が実施している「さくらねこ無料不妊手術事業」において、福岡県下の行政ならびに福岡県民からの無料不妊手術チケットの申請が毎月約800件に上り、年間8,000頭以上の無料不妊手術の需要があるという数値的根拠を示しています。
にもかかわらず、福岡県は要望書に対しても公開質問状に対しても、これを全く無視した回答を続けています。そこで、どうぶつ基金は前日本獣医師会会長の山根義久氏、福岡大学教授の山﨑好裕氏、弁護士の朝隈朱絵氏と連名で、福岡県の公開質問状回答に対する再質問と意見を提出しました。
福岡県県知事へ提出した再度の公開質問状と意見(9月1日提出)はこちら
https://www.doubutukikin.or.jp/wp-content/uploads/2023/09/24789de4ab29ed2fe7523ea7fe69ed4d.pdf
どうぶつ基金は2021年度~2022年度の2年間、福岡県で約7,000頭の野良猫に無料で不妊手術を行いました。それでもまだ、不妊手術が必要な野良猫がたくさんいます。要望書に連名した20市町ならびに1万筆を超える福岡県民の声を受け止め、真摯に対応することを福岡県に求めます。
どうぶつ基金は、福岡県動物愛護センターによる野良猫8,000頭の無料不妊手術実現に向け、今後も連名自治体や県民の皆様とともに要望を継続してまいります。
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