イオンリテールとの連携による「衣類回収・リサイクル事業」の開始

イオンのECO×チクマノループⓇで衣類のサーキュラーエコノミーの実現を目指す

株式会社チクマ

~はじめよう服育Ⓡ!衣類の回収リサイクルとして ~

株式会社チクマは、イオンリテール株式会社と連携し、一般家庭で不要となった衣類回収・リサイクルを、10月より開始します。 

チクマノループⓇは、北九州市と、当社の関連会社である株式会社エヌ・シー・エス(以下「NCS」)との官民共同による「古着回収リサイクル事業」であり、この度、イオンリテール株式会社と連携し、衣類の素材別回収(ポリエステル100%/綿100%/その他混紡品)を、チクマが提唱する“服育Ⓡ”理念とともに消費者へ発信する事とした。


昨今、温室効果ガスによる地球温暖化や海洋汚染といった環境破壊が深刻化しており、世界中で対策が急がれています。繊維産業においても衣類の大量廃棄問題や製造工程におけるCO2排出量などの環境負荷がクローズアップされるなど、サステナビリティ課題の解決が急務となっており、特に廃棄量のうち多くの割合を占める一般家庭で不要となった衣類の有効活用が望まれています。しかし、衣類回収・リサイクルには様々な課題があり、未だ大部分が再利用されることなく一般廃棄物として埋立てあるいは焼却処分されています。


8月23日から9月10日迄の19日間において、イオン津田沼店、イオンスタイル幕張新都心店、イオン船橋店、イオン高根木戸店の4店舗にて事前回収検証を実施致しました。

結果、消費者の方々の混乱もなくポリエステル100%が4kg(4.3%)、綿100%が30kg(32.6%)、その他混紡が58kg(63%)、合計92㎏の回収ができたことを受け、10月の本格的な「衣類回収・リサイクル事業」を開始する事に至りました。

本事業では、イオンリテール株式会社(全国283店舗)内に衣類の素材別回収BOXを設置し、消費者自らが素材選別を行うことで効率的な衣類回収・リサイクルスキームを実現します。衣類のサーキュラーエコノミーの実現を視野に入れ、回収された一般家庭で不要となった衣類は、NCSにて自動車内装材料にリサイクルされたり、適切なリサイクル手法によって再び繊維原料に戻されたり、新たな製品に生まれ変わります。また、本事業ではWGとの連携により、消費者から回収される不要衣類の量・素材構成などの基礎情報の取得や、消費者の衣類回収・選別に対する意識調査、消費者行動の変革に関する実証研究の場として活用され、日本国内における繊維リサイクルシステムの構築に大きく寄与します。

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会社概要

株式会社チクマ

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URL
https://www.chikuma.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
大阪府大阪市中央区淡路町3-3-10 チクマ本社ビル
電話番号
06-6222-3276
代表者名
堀松 渉
上場
未上場
資本金
6億7900万円
設立
1916年07月