オンラインスクール「デイトラ」、DX人材と企業のマッチング促進へ

プラットフォーム構想の第一歩「希望キャリア入力機能」をリリース

株式会社デイトラ

2025年4月9日 13時30分

オンラインスクール「デイトラ」を運営する株式会社デイトラ（本社：東京都豊島区、代表取締役：大滝昇平、以下「デイトラ」）は、2025年4月9日より受講生のスキルやキャリア志向を可視化できる新機能「希望キャリア入力機能」を順次リリースしてまいります。本機能は、受講生一人ひとりが自らの強みを発信し、企業との適切なマッチングを促進することを目的としています。企業の人材不足という社会課題と、挑戦する受講生のキャリア支援の両面にアプローチする取り組みです。

将来的にはスカウト機能や案件紹介機能なども搭載し、学びから仕事につながる環境づくりを目指していきます。

背景

日本のDX（デジタルトランスフォーメーション）推進は、今や国家レベルの急務となっています。ヒューマンアカデミー株式会社が2024年に実施した調査（※）によると、日本企業の85%がDX推進に課題を感じており、その中でも約40%が「DX人材不足」を最大の阻害要因に挙げています。企業は即戦力となる人材を強く求めており、人材育成とキャリア形成は社会全体の課題となっています。

(※参考)ヒューマンアカデミー株式会社「人事・研修担当者300名へのアンケート調査｜DX推進状況と課題~2024~」

こうした社会的背景の中、デイトラは「デジタルスキル教育を通して挑戦する人々の夢を叶える」というミッションのもと、受講生一人ひとりのキャリア支援に力を注いできました。

デイトラでは、IT人材の育成から就業までを一貫してサポートするため、5つのフェーズに分けて段階的に取り組みを進めています。

これまでの取り組みと今後の展望デイトラが描く5つのフェーズ

フェーズ1：スキル習得支援
Web制作やWebデザインなどの人気Webスキルを体系的に学べるスタンダードコースやアドバンスコースを提供し、未経験から実務レベルのスキル習得を支援。

フェーズ2：営業・転職に必要な知識の習得
営業・転職活動に役立つノウハウや、ソフトスキル強化を目的とした「営業・転職ノウハウコンテンツ」や「クライアントワークの心得」を無料で提供し、キャリア形成をサポート。

フェーズ3：実務につながるサポート
受講生のポートフォリオを可視化する「デイトラGallery」を開設し、優秀な作品を発信。営業支援コース、転職支援コース、リスキリングコースを通じて、学びから実践へのステップを強化。

フェーズ4：企業と受講生のマッチング強化
受講生一人ひとりのスキルや志向性を可視化し、企業との出会いを促進する取り組み。今後はスカウト機能や求人情報の配信も展開予定。

フェーズ5：学習から転職・案件獲得まで完結できるリスキリングプラットフォームへ
スキル習得から案件獲得・転職まで一気通貫で支援し、社会課題である人材不足の解消にも寄与することを目指す。

今回リリースする「希望キャリア入力機能」は、上記でいうフェーズ4に該当します。受講生自身のスキルや志向性を企業に向けてアピールできる場を整えることで、よりスムーズなマッチングを実現。今後は企業との提携をさらに強化し、スカウト機能や求人情報の配信も展開することで、より多くの出会いとチャンスを創出していく試みです。

そして将来的には、フェーズ5である「学習から転職・案件獲得まで完結できるリスキリングプラットフォーム」の実現を目指します。受講生が学びをキャリアへと確実につなげられる環境を提供し、挑戦するすべての人々の夢の実現を後押しするとともに、日本全体の人材不足という社会課題の解決にも貢献してまいります。