【セミナーリポート】技能実習制度の解消に向けた最終報告書の提出を受け、今後の海外人材活用を考える座談会を開催しました｜キャムテック（キャムコムグループ）

2023年12月21日(木)　プレスセミナー「技能実習制度の解消と新制度について　最終報告書を読み解く」開催

株式会社キャムテック

2024年1月12日 11時00分

「働く」に関する社会課題をビジネスで解決するキャムコムグループの株式会社キャムテック（本社：東京都港区浜松町、代表取締役：西野弘一　縄田崇、以下キャムテック）は、技能実習制度に代わる新制度の最終報告書が提出されたことを受け、技能実習制度の課題や、今後の法改正のポイント、日本企業に与える影響などを専門家の目から話し合う座談会を2023年12月21日に開催しました。座談会では、真に技能実習生が働きやすい環境はどのように実現されていくべきなのか、日本経済の成長との両立をどのように図っていくかについて、議論が交わされました。

セミナープログラム

第一部　技能実習制度の現状と最終報告解説

キャムテックマネージャーの大山恭広より、キャムコムグループの概要と株式会社キャムテックの役割などをご紹介しました。

次に、「技能実習制度の現状と課題」と「最終報告書のポイント」などを同じく大山よりご説明しました。

第二部　技能実習制度に代わる新制度の最終報告書提出を受けて　日本企業に求められる変化とは

「技能実習制度に代わる新制度の最終報告書提出を受けて、企業・監理団体・組合に求められる変化とは」について専門家らによる座談会が行われました。

座談会テーマ

１．「外国人の人権保護について」：外国人の人権が保護され、労働者としての権利性を高めること

２．「外国人のキャリアアップについて」：外国人がキャリアアップしつつ活躍できる分かりやすい仕組みを作ること

３．「安心・安全の共生社会について」：全ての人が安全安心に暮らすことができる、外国人との共生社会を実現すること

座談会資料は下記URLより申請いただけます
https://gms.ca-m.co.jp/press-form/

座談会登壇者

宮谷聡氏

株式会社FIVE GATE　代表取締役

1999年コンサル会社に入社後日本企業が外国人材を採用する際の仕組みづくりに関与。

2003年独立し、技能実習事業を行う協同組合運営やベトナム送り出し機関の運営に携わる。

現在はコンサルティング事業に集中し、外国人受入れに係るワンストップサービスの提供を行っている。

片岡　邦弘　氏

Linolaパートナーズ法律事務所代表弁護士

（第一東京弁護士会所属）

外国人労務特化型弁護士／入管法届出済弁護士

1978年東京生まれ、東京在住

外国人を受け入れる企業や監理団体が直面する、外国人特有の労務問題の解決を得意とする。労働法に強い弁護士として、外部弁護士や依頼者側の立場に立った経験もあり、東京都労働委員会などの職も歴任。多様な経験を活かして、技能実習・特定技能を中心に外国人の労務問題に精力的に取り組んでいる。

久世和彦　氏

株式会社ダイヤモンド社　ダイヤモンドクォータリー編集部編集委員兼コンテンツ企画開発部担当部長　

角川書店、アルク、ワニブックス、イースト・プレス、青志社、ハフィントンポスト日本版、Forbes JAPANで雑誌、書籍、ウェブニュースの編集を経て現職。

大山恭広

株式会社キャムテック　マネージャー

キャムコムグループの海外事業を立ち上げ、各国とのパイプを構築。

外国人材を受け入れる企業や日本で生活・働く外国人向けサービスの構築や展開、コンサル提案を行っている。

キャムコムグループ海外人材への取り組み

キャムコムグループ会社キャムテックでは、技能実習生一人一人にとって、日本での就業経験が充実したものになるには、良質な教育の提供と生活面での支援が不可欠であると考えています。その理念に基づき、関東・関西にそれぞれ設けられた宿泊型研修施設キャムテックエデュックアカデミーの設立や、日本語や実技の研修を行うオンライン型研修プログラムの開発、就業後のライフサポートシステムの運営など、多岐に渡った事業を展開しております。

また、昨年より技能実習生らが日本にやってくる際に大きな負担となる手数料を、奨学金の付与によって大幅に軽減するなどを盛り込んだ研修プロジェクトを構築したところ、送り出し政府からも高い評価を得ることができました。このプロジェクトは現在インドネシア政府と提携されているほか、ベトナム政府からも推奨を受けております。