セゾンテクノロジー、40歳以上の全社員を対象にスリープテックを本格導入~睡眠時無呼吸症候群など睡眠課題に対して専門医の受診補助や予防を目指したデータ活用にも注力~
株式会社セゾンテクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:葉山 誠、以下「セゾンテクノロジー」)は、睡眠が健康に与える影響を鑑み試験導入していた睡眠検査について、対象者を40歳以上の全社員に拡大し11月より本格導入を開始しました。
この睡眠検査は、株式会社S’UIMIN(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 柳沢 正史)の脳波計測デバイス「InSomnograf(インソムノグラフ)」とAI(人工知能)技術を活用したもので、7月から40歳以上の管理職を対象に試験導入していました(※)。この試験導入では約3割が睡眠時無呼吸症候群の疑いを指摘され、改善に向けて専門医療機関の受診を会社が支援していますが、指摘をうけた社員の多くが、自身では症状に気づいていなかった「無自覚のリスク」だったことが判明しました。睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病を合併しやすく、放置すると心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクが高まることが報告されています。セゾンテクノロジーはマテリアリティ(重要課題)のひとつに「人」を掲げており、社員の健康向上を支援することはその根幹と考えています。社員の健康を守るために、睡眠検査を通して無自覚のリスクを早期に発見し治療につなげることが重要と判断し、検査対象を特定健康診断の対象年齢である40歳以上の全社員に拡大しました。
また、今後はセゾンテクノロジーが培ってきた「データをつなぐスペシャリスト」としての強みを活かし、睡眠検査結果を勤怠データや運動習慣などのデータともつなぎ睡眠課題との相関を探り、事前にリスクを把握し予防に役立てられるようデータ活用も進めていきたいと考えています。
※試験導入時のニュースリリース:
https://www.saison-technology.com/company/news/20240723_Suimin
■ セゾンテクノロジーについて
「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションに、安全・安心の基盤となるデータ連携製品や IT サービス、金融や流通業をはじめとする多種多様な業種向けのシステム開発・運用をグローバルに展開しています。長年にわたり環境の変化に即応してきた強みを活かし、現在はクラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「HULFT Square」など先進事業の拡大に注力するほか、未来を切り拓くテクノロジーの実装に向けた取り組みを強化しています。
https://www.saison-technology.com
■ S’UIMINについて
株式会社S’UIMINは、世界トップレベルの研究拠点である筑波大学「国際統合睡眠医科学研究機構」(機構長:柳沢 正史)を母体とする筑波大学発スタートアップ企業です。ビジョンとして、「スリープイノベーションの創造によりすべての人の睡眠課題の発見から解決を」掲げ、一人ひとりが睡眠で悩むことなく幸せに生活を営める社会の実現に貢献していきます。
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