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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
会社概要

フリースケール・セミコンダクタ、2012年第3四半期の業績を発表

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社

テキサス州オースチン-2012年10月25日-フリースケール・セミコンダクタ・リミテッド(NYSE:FSL)は、2012年9月28日締めの2012年第3四半期の業績を発表しました。注目点は次のとおりです。

GAAP業績
・売上高は10億1000万ドルでした。
・粗利益率は42.0%でした。
・営業利益は1億2700万ドルでした。
・一株あたり損失は10セントでした。

非GAAP業績(*)
・調整済営業利益は1億2700万ドルでした。
・調整済一株あたり純利益は4セントでした。

社長兼CEOのグレッグ・ロウは次のように述べています。「第3四半期は、厳しい経済状況にもかかわらず、主要分野において前進することができました。売上高と粗利益率はこれまでの半導体市場の停滞期における業績と比べて改善しており、現金1億ドルを投入して負債を減らしました。また、新しい戦略枠組みの実施を開始しており、これにより、業績を伸ばし、市場シェアを取り戻すことができると考えています。」

第3四半期の業績
2012年第3四半期の売上高は10億1000万ドルでした。2012年第2四半期は10億3000万ドル、2011年第3四半期は11億4000万ドルでした。

2012年9月28日締めの四半期における営業利益は1億2700万ドルでした。2012年第2四半期は1億1200万ドル、2011年第3四半期は1億1000万ドルでした。

2012年第3四半期の純損失は2400万ドルで、一株あたり損失は10セントでした。2012年第2四半期は純損失が3400万ドルで一株あたり損失が14セント、2011年第3四半期は純損失が8800万ドルで一株あたり損失が36セントでした。

2012年9月28日締めの四半期における調整済営業利益(英語原文プレスリリースに付属の「NOTES TO THE CONSOLIDATED FINANCIAL INFORMATION(連結財務情報に関する注釈)」のNote 1に定義)は、1億2700万ドルでした。2012年第2四半期は1億3600万ドル、2011年第3四半期は2億ドルでした。

2012年9月28日締めの四半期における調整済純利益(英語原文プレスリリースに付属の「NOTES TO THE CONSOLIDATED FINANCIAL INFORMATION(連結財務情報に関する注釈)」のNote 1に定義)は1000万ドルで、調整済一株あたり純利益は4セントでした。2012年第2四半期は純利益が1700万ドルで一株あたり純利益が7セント、2011年第3四半期は純利益が7200万ドルで一株あたり純利益が29セントでした。

EBITDA、調整済EBITDA、調整済営業利益/損失、調整済純利益/損失の解説、ならびにGAAP業績との対応については、英語原文プレスリリースの付表と注釈をご覧ください。

製品収益
第3四半期の売上高は次のとおりです。

・AISG製品グループ(オートモーティブ・インダストリアル&マルチマーケット・ソリューション・グループ:マイクロコントローラ/アナログ/センサ製品を担当)の2012年第3四半期の売上高は5億5500万ドルでした。2012年第2四半期は5億6800万ドル、2011年第3四半期は5億8900万ドルでした。
・NMSG製品グループ(ネットワーキング&マルチメディア・ソリューション・グループ:通信プロセッサ/アプリケーション・プロセッサ/RF製品を担当)の2012年第3四半期の売上高は3億6800万ドルでした。2012年第2四半期は3億3500万ドル、2011年第3四半期は4億400万ドルでした。
・セルラー製品の2012年第3四半期の売上高は2700万ドルでした。2012年第2四半期は5000万ドル、2011年第3四半期は9700万ドルでした。
・その他の製品(知的財産/ファウンドリ収益を含む)の2012年第3四半期の売上高は5900万ドルでした。2012年第2四半期は7600万ドル、2011年第3四半期は5200万ドルでした。

その他の財務情報
・資本支出は3000万ドルでした。
・現金および現金同等物の額は総額7億6300万ドルでした。
・EBITDA(*)は1億8600万ドルでした。
・2012年9月28日までの過去12ヶ月間の調整済EBITDA(*)は9億2200万ドルでした。

2012年第4四半期の見通し
2012年第4四半期の業績予想は次のとおりです。

・売上高は9億2000万~9億6000万ドルと予想されています。
・粗利益率は前期比で約300ベーシス・ポイント減少すると予想されています。

(*)調整項目の詳細と定義については、英語原文プレスリリースの「NOTES TO THE CONSOLIDATED FINANCIAL INFORMATION(連結財務情報に関する注釈)」のNote 1をご覧ください。

戦略の方向性
グレッグ・ロウの社長兼CEO就任に伴い、フリースケールは、総収益と収益率の改善を加速するビジネス・チャンスを総合的に判断するため、戦略の方向性に関して詳細な検討を開始しました。

ロウは次のように述べています。「私が就任してから最初の3ヶ月の間に、フリースケールは、すべての事業、市場、領域に関する徹底的かつ包括的な検討作業を実施しました。フリースケールの真の強みと、それを生かしてリーダーシップを発揮できる市場分野とを特定するべく、社内・社外を問わず、大量のソースから情報を収集しました。」

「目標は、総収益と収益率の改善を促進するフリースケールの長所を強化できる分野を特定し、研究開発リソースを高付加価値・高成長分野に再配分することです。」

事業の再編:分析の結果、製品グループを次のように再編することが決定しました。

マイクロコントローラ部門は、マルチメディア・アプリケーション(MAD)プロセッサを含め、インダストリアル&マルチマーケット(IMM)製品グループ、メータリング、メディカル&コネクティビティ(MMC)製品グループを統括します。当部門はフリースケール全社のマイクロコントローラ・ポートフォリオにおいてプラットフォーム開発の主たる牽引役を果たします。当部門でのマイクロコントローラ製品とプラットフォームの開発は、後にオートモーティブ・マイクロコントローラ部門に展開されていきます。マイクロコントローラ部門は、ジェフ・リースが率います。リースは、2011年にNXP Semiconductorからフリースケールに入社し、これまではフリースケールの副社長 兼 インダストリアル&マルチマーケット(IMM)製品グループのジェネラル・マネージャを務めていました。

デジタル・ネットワーク部門は、これまでネットワーク製品/ワイヤレス・アクセス製品グループの一部であったネットワーク・プロセッサを担当します。このグループは、ネットワーク/通信市場をターゲットにした汎用プロセッサ向けのチップ設計とソフトウェア・リソースの双方において大幅にリソースを増強することに特に焦点を当てます。デジタル・ネットワーク部門は、トム・デートリッヒが率います。デートリッヒは、2006年にフリースケールに入社し、これまではネットワーク&マルチメディア・ソリューションのジェネラル・マネージャを務めていました。

オートモーティブ・マイクロコントローラ部門は、フリースケールの車載市場向けマイクロコントローラを担当します。車載マイクロコントローラの市場シェアを取り戻し、アジア・日本で新しい成長のチャンスをつかみ、粗利益率を高めることに焦点を当てます。オートモーティブ・マイクロコントローラ部門は、ボブ・コンラッドが率います。コンラッドは、先ごろFairchild Semiconductorからフリースケールに入社し、Fairchild Semiconductorではアナログ/低電圧ディスクリート事業や技術開発、企業戦略に従事していました。また、それ以前は、Analog DevicesにおいてDSPグループ担当マネージャを、Texas Instrumentsにおいて車載マイクロコントローラ部門のマネージャを務めていました。

アナログ&センサ部門は、車載アナログ製品、ミックスド・シグナル・アナログ製品、センサ製品を担当します。アナログ&センサ部門の焦点は、これまでの車載製品偏重を解消し、車載製品とミックスド・シグナル・アナログ製品の間でバランスを維持することです。特に、マイクロコントローラ製品グループを補完するアナログ製品の開発に力点を置きます。この戦略により、アナログ&センサ部門の売上増と粗収益の改善が期待されます。アナログ&センサ部門は、ジェイムズ・ベイツが率います。ベーツは、先ごろフリースケールに入社し、以前はMaxim Integrated Productsで同様の職務に就いていました。

RF部門は、フリースケールのRFパワー・アンプを担当します。RF部門は、これまで蓄積してきたリソースを活用して、新しい市場に参入し、売上増を加速することに焦点を当てます。RF部門は、リトゥ・ファブレが率います。ファブレは、1988年にエンジニアとしてフリースケールに入社し、2010年10月からはRF部門のジェネラル・マネージャを務めてきました。


製造:事業再編に伴い、製造部門に関しても、確実な実践、効率性、製造コスト削減に特化した目標を推進するべく、1人のリーダーの下に全組織を統合することになりました。新しい製造部門は、社内・社外を問わず、前工程/後工程、計画立案、調達、品質管理、技術に関する組織を担当します。製造部門は、ディビッド・リードが率います。リードは、先ごろGLOBALFOUNDRIESからフリースケールに入社し、GLOBALFOUNDRIESでは過去2年間ドイツのドレスデンで28nm製造部門を率いていました。また、それ以前は、Texas Instrumentsに20年以上勤めており、製造工場や組み立て検査部門など、アナログ/デジタル/MEMS事業をサポートするさまざまな部門でマネージャを経験しています。

研究開発の再配分:さらに前進するべく、フリースケールは、上記の製品グループに対する戦略的重点化を反映するよう研究開発投資の再配分を行います。強みのある製品グループに焦点を当てることでフリースケールの投資が促進されます。2015年までに研究開発費のおよそ90%を重点部門に集中させる予定です。

販売リソースの再配分:フリースケールは、中国の産業成長、韓国、台湾、日本のビジネス・チャンス拡大に合わせて、販売リソースの再配分を行います。これにより、顧客の増大、販売における影響力の増強が期待されます。

ロウは次のように述べています。「投資配分を見直して高成長市場に重点的に配分することにより、市場におけるリーダーシップ・ポジションを強化し、市場シェアを狙っています。このような戦略に、優れた専門性を備えるフリースケールのチーム・メンバの能力を組み合わせることで、フリースケールは真に偉大な企業として成長することができると確信しています。」

戦略の方向性に伴う費用:研究開発費の再配分、販売リソースの再配分に伴い、約3500万~4000万ドルの現金費用が発生すると見込まれます。その多くは人員削減費用に関するもので、現金費用の発生時期は主に2013年第3四半期になると予想されます。フリースケールでは、この処置に伴って、年換算で3500万~4000万ドルの経費節減を期待しています。

カンファレンスコールおよびウェブキャスト
フリースケール・セミコンダクタの四半期業績発表のカンファレンスコールは、2012年10月25日の午後4時(米国中部夏時間)に開始されます。www.freescale.com/investorでは、カンファレンスコールのウェブキャストも生中継で行われます。

将来予想に関する記述についての注意事項
本資料、および関連する英語原文プレスリリースには、1995年の米国民事証券訴訟改革法に定義される「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの記述は、当社の戦略の方向性、主要人員、将来の事業、利益、収益性、流動資産、および資本資産に関する当社の事業戦略、目標、および予想に関連しています。将来予想は、合理的であると思われる前提に基づいていますが、これらの前提は不確実であり、それらに基づく将来予想も不正確になることがあります。当社の事業には、リスクや不確実性が伴い、それらの多くは当社の制御下にはありません。これらのいずれか、あるいは複数の組み合わせによって、当社の業績が影響を受け、その結果として将来予想が不正確になる可能性があります。将来における実際の結果や傾向は、さまざまな要因によって、将来予想で提示または暗示されている内容とは異なる場合があります。当社の事業結果に影響する要因としては、当社の抱える債務、債務の履行能力、そしてこのような負債が当社の事業運営の方法に与える影響、1社または複数社の重要な顧客もしくは戦略的関係の喪失、一般的な経済状況または事業状態、もしくは当社が事業を運営している市況産業の低迷、当社の競争環境と当社の技術改革能力、当社の生産または製造キャパシティおよび供給の取得能力の中断、当社製品が販売されている業界の経済状況、当社の知的財産の管理と保護、当社が事業を運営している国での政治および経済状況、当社の顧客およびサプライヤのいくつかが本拠地としている地震多発国の地質条件、環境保護や環境関連法および規制で課せられた義務に関するコスト、潜在的な製造物責任賠償請求または人身傷害請求、必要な資本支出の支払い不能、重要な人材の喪失、当社の顧客、販売代理店、またはサプライヤの財務的実行可能性、当社による費用削減能力、そしてForm 10-KとしてSECに提出した年次報告書や他の提出文書に「リスク要因」として記載されている他の要因があります。本資料の情報更新について、当社は一切の義務を負いません。

非GAAP財務基準
本プレスリリース、および関連する英語原文には、GAAPに基づいて用意された連結財務情報を補足する非GAAP財務基準が含まれています。本プレスリリース、および関連する英語原文では、これらの非GAAP財務基準について記述し、最も直接的な比較対象となるGAAP基準と照合しています。当社では、投資家や経営陣にとっては、GAAP基準のみで評価するより、非GAAP基準のほうが業績を評価しやすいと考えているため、これらの基準を使用して業績を分析しています。またフリースケールでは、調整済EBITDAを使用して、債務契約の遵守を評価しています。これらの非GAAP基準は、情報提供および比較のみを目的としており、GAAPの代用とする意図では使用されていません。英語原文プレスリリースの連結財務情報と併せてご覧ください。



フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.co.jp/をご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
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種類
経営情報
ビジネスカテゴリ
パソコン

会社概要

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URL
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業種
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本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー 29F
電話番号
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代表者名
ケンリック P. ミラー
上場
未上場
資本金
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設立
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