【イベントレポート】家事のプロ「タスカジさん」が集結する、年に1度の祭典「家事の未来EXPO 2025」を開催しました。
株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)は、2025年10月26日(日)、都内会場にて年に一度の祭典「家事の未来EXPO2025」を開催しました。
本イベントは、家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」に登録するハウスキーパー(以下、タスカジさん)が一堂に会し、家事のプロとしての成長支援や知見共有、協賛企業との共創を目的としたものです。
今年は、昨年まで開催されていた「タスカジさんフェス」から名称を刷新し、タスカジさん・協賛企業・講師陣による多様なプログラムが行われました。

イベントの趣旨と背景
タスカジは、「家事の仕事をしたい個人」と「家事を依頼したい個人」をつなぐ家事代行のマッチングプラットフォームとして、これまで延べ15万人の依頼者、約5,000名のタスカジさんに利用されています。
タスカジ代表の和田は講演の中で、「家事代行は単なる作業ではなく、人の暮らしを支える創造的な仕事である」と語り、家事代行という枠を超えた提供価値の可能性について述べました。
また、今回ご協賛いただいたハウス食品・大阪ガスとの取り組みの紹介のほか、体外的な事業活動として、タスカジのテレビ・雑誌等のメディアで取り上げられた実績の報告や、長谷工グループやハウス食品から資金調達を実行し、各社と積極的な業務連携を行っていく方針を説明し、タスカジが保有するデータ資産や家事知見と企業知見を掛け合わせ、AIを活用したデータ分析基盤構築など、新たな「タスカジ研究所」事業の展開を進めていく方針を発表しました。



タスカジさんアワード2025
恒例の「タスカジさんアワード」では、依頼者評価や活動実績等、複数の指標を総合的に評価し、模範的な成果を上げたタスカジさんを表彰しています。
今年は、以下のタスカジさんが選出されました。
新人賞:「pilinacafe」さん/「hoick」さん
優秀賞:「カッピ」さん/「ながひろ」さん
MVP:「あらき。」さん
アワードは単なる表彰にとどまらず、タスカジに登録されている“家事のプロフェッショナル”の厚みを象徴する機会でもあります。
特にMVPを受賞したあらき。さんは、アワード11年目で初の男性受賞者として注目を集めました。男女問わず高い専門性と信頼で活躍できる環境が広がっていることを象徴する出来事となりました。
毎年、受賞者を中心に、タスカジ研究所の研究員として法人向け共創プロジェクトやプロモーションへの参画、テレビ・雑誌などのメディア出演など、活躍の場を広げています。
こうした人材の成長サイクルこそが、タスカジのコミュニティモデルの強みであり、企業との共創事業を支える現場力の基盤ともなっています。


協賛企業との共創プログラム
本年のEXPOでは、協賛企業との共同企画として、商品のサンプリング調査を始めとした実証型プログラムを実施しました。協賛企画として、実施した施策は次の通りです。
大阪ガス株式会社:パウチ型調理商品「FitDish」の試食ブースを出展。
“自炊・パウチ食品・家事代行を自在に使いこなす新しい家事のかたち”をテーマに、タスカジさん2名による対面ヒアリングのほか、来場ハウスキーパーを対象にアンケートを実施しました。
「味」「手軽さ」「推奨意向」などの観点で評価を収集し、「家事のプロが選ぶFitDish」としてレコメンドボイスの収集や、定量的な分析を行いました。
ハウス食品株式会社:「シチューミクス」と「完熟トマトのハヤシ」サンプリング調査を実施。
来場したタスカジさんに商品を配布。自宅や依頼者宅で調理・実食を行い、継続利用やアレンジ方法などを検証する施策を展開します。
協賛企業の展示ブースでは、企業の商品担当者と家事のプロが直接交流し、意見を交わす場面も多くあり、双方にとって、新たな気付きを得る特別な機会となりました。
ハウス食品のご担当者様からは、「数多くのスペシャリストの皆さまから熱心なご意見や質問をいただき、弊社としても新たな(共創の)スタートするきっかけになったと実感いたしました。」といったコメントをお寄せいただきました。
これらの取り組みを通じて、家庭という生活の現場で商品がどのように使われ、どのような価値として受け取られるかを可視化し、企業の研究・開発・マーケティング活動に繋げる試みを具体化していきます。









キャリア講座
ライフキャリア講師の金ケ江悦子氏を招いたセルフマネジメント講座では、「マンダラチャート」を用いて、タスカジさんが“家事のプロとして成長し続けるための行動”を具体化するワークを実施しました。
参加者は自身の強みや課題、現場で高めたいスキルを整理し、行動目標を設定。個々が自己理解と実行計画の精度を高め、サービス品質の維持・向上を仕組みとして支えることを目的に実施しています。


モーニング娘。OG 石川梨華氏 特別セッション
特別トークセッションには、モーニング娘。OG 石川梨華氏が登壇し、代表・和田と対談を行いました。
テーマは「セルフプロデュースとキャリア形成」。
「グループ活動を通じてどのように自身のキャラクターや魅せ方を確立してきたか」「自分の見せ方を自分で選ぶことの大切さ」また、ライフステージの変化に応じた働き方について語っていただきました。
家事代行の現場で日々”依頼者との信頼構築”や“提案力”を磨くタスカジさんにとって、自身をどう見せ、どう価値を届けるかを考えるヒントとなりました。


成果と今後の展望
「家事の未来EXPO2025」は、年に一度の限られた時間の中で、タスカジサービスを支えるタスカジさんの姿勢やモチベーションのアップデートとともに、協賛企業との共創にむけた実証イベントとして盛況のうちに閉会しました。
タスカジでは今後も、家事代行マッチングプラットフォーマーとしてサービスを磨きながら、家庭という日常の現場から得られるデータや知見をもとに、より多様な企業・団体との共創を通じ、家事・生活領域の新しい可能性を広げてまいります。
※次回は、2026年11月に「家事の未来EXPO2026」として開催を予定しており、協賛企業様の募集は2026年6月ごろの開始を予定しています。
※当該イベントにかかわらず、タスカジ研究所では、法人向けに、家事のプロフェッショナル「タスカジさん」コミュニティとの連携や、”家ナカ”データを活用した共創を行っております。下記より、お気軽にお問い合わせください。
【タスカジ研究所】について
株式会社タスカジの法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」では、住宅、家電、食品、消費財などの企業様に向けて、プラットフォームに蓄積されたデータや知見を活用し、“家の中の生活行動”を起点としたリサーチ・商品開発・マーケティング支援を行っています。
ハウスキーパー「タスカジさん」コミュニティと連携し、家庭という実生活の現場で得られるインサイトを定量・定性の両面から可視化できることが特徴です。
これまでに、食品・住宅・日用品メーカー・自治体などとの共創プロジェクトやサンプリング実証、UX調査、AIを活用した生活データ分析などを通じ、家事・暮らし領域の新たな価値創出を支援しています。
タスカジ研究所:https://corp.taskaji.jp/services/taskaji-kenkyujo/
■家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」について
(https://taskaji.jp)
多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。家庭内の家事負担が女性に偏っていることが理由で、望む人生やキャリアを築くのが難しいという、日本中の多くの女性が抱える社会課題を解決するために立ち上げました。2014年のサービスリリース以来、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしており、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革にも取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することによりサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けにもなっています。利用者数10万名以上。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング20171位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。
■株式会社タスカジについて
社 名 : 株式会社タスカジ
設 立 : 2013年11月6日
代表者 : 代表取締役 和田幸子
所在地 : 東京都港区芝2-26-1 iSmartビル301
事業内容: 家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」の運営
URL : https://corp.taskaji.jp
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