新型コロナ5類移行で「飲み会」はどう変わる?オンライン飲み会は死語に!?
株式会社LASSIC(ラシック)(東京本社:東京都港区、代表取締役社長: 若山幸司、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、『アフターコロナの飲み会に対しての意識の変化』を公開しました。https://teleremo.net/
新型コロナウィルスの流行をきっかけにリモートワークやテレワークが広がり、新しい働き方が社会にも定着しつつあります。そのような状況下で『オンライン飲み会』というコミュニケーションが流行したのも記憶に新しいかと思います。ですが、外食の制限や少人数での飲み会などが社会的にが解禁されている現在において『オンライン飲み会』がテレワークのように定着した、と言い切るには少し疑問が残るのも確かです。
今回は現状の『オンライン飲み会』の需要、そしてアフターコロナの飲み会について調査し、今後の飲み会のあり方について考察しました。
はじめに、コロナが落ち着いた後、どのように飲み会に参加したいか、アンケート調査を実施しました。
■4割以上がオフラインでの飲み会を希望。臨場感のあるコミュニケーションが求められている?
「飲み会に参加しない」という選択肢を除き、最も多かったのは「対面で同僚や友人と飲みに行く機会を増やしたい」の22.7%、続けて「少人数であれば飲みに行く機会を増やしたい」の19.5%と、4割強の回答がオフラインでの飲み会を希望する結果となりました。
対して積極的に『オンライン飲み会』を選択する回答は全体の10%にも満たない結果となっています。アンケート結果をみる限り、どうやら『オンライン飲み会』という文化は特に定着することなく流行が去ってしまったと推測されます。
では、どうして『オンライン飲み会』は廃れ、以前のような対面での飲み会が支持されるようになったのか。
テレワークのデメリットについての調査結果から考えます。
このなかで着目したのが「上司・同僚とのコミュニケーションが減った」という回答です。たしかに仕事がオンラインに移行し、テレワークによる業務が仕事の中心になっていけばアンケート結果のように上司や同僚とのコミュニケーションが難しくなってしまうかもしれません。
きちんと対策をすることで、家にこもる必要がだんだんと減っていった今では、やはりオフラインでの対面や交流を求める声が多くなってしまうのも仕方のないことなのかもしれません。
しかし今一度飲み会に関しての調査を見ると、最も多い回答は「飲み会には参加しない」というものでした。多様な理由はあるでしょうが、コミュニケーションの手段=飲み会という考え方だけでなく、コロナ流行を経て、それぞれにあったコミュニケーションの形が求められる社会に時代がシフトした結果なのかもしれません。
■統括
今回のアンケート調査では、あれだけ流行した『オンライン飲み会』はほとんど需要が喪失し、コロナ流行以前のような対面式の交流を求めているということがわかりました。新型コロナウィルスの脅威は完全に去ってはいないものの、以前のような活気が街に戻りつつあるなかで、制限されていたコミュニケーションの機会を持ちたくなるのは自然な流れでしょう。
ですが、未だコロナウィルスの脅威が心配であったり、そもそも飲み会が苦手な方がいたりと、飲み会へ参加することに対して前向きではない方も多くいらっしゃいます。コミュニケーションの手段が多種多様な形になった現代、飲み会への参加についても個人の判断を尊重し、そもそも飲み会の存在そのものの在り方を考える必要が出てきたのかもしれません。
さまざまな形で復活してきたアフターコロナ後の飲み会。顔を突き合わせて、コミュニケーションを交わしつつ、仲間同士の結束を強くしていくのは嬉しく、楽しいものです。とはいえ、まだまだコロナの渦中。あまりハメを外しすぎないようご注意を。また、当然のことですがアンケートの回答の一部に見られた「一気飲み」をはじめとしたハラスメント行為や飲み会への参加を強要することはもちろん言語道断です。
ルールとモラルを守って、楽しく交流を深めていきたいものですね。
テレリモ総研では、今後も継続して意識調査を行ってまいります。
※テレリモ総研サイト内でも調査結果を基にしたコラムを公開中です。https://teleremo.net/?p=475
- 調査概要
調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1066名
調査方法:インターネット調査
- 著作権について
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テレリモ総研では、人々が場所によって仕事内容や職種、勤務条件を左右されることなく活躍できる世界を実現すべく、テレワーク・リモートワークが働き方の選択肢の一つとして一般化することを目指し、多様な働き方に注目した情報をお届けしてまいります。
以上
- 株式会社LASSIC(ラシック)について
東京に一極集中しているIT業界の経済活動を地方に分散させる“地方輸出”の仕組みづくりや、ITとアイデアで地方自治体の課題解決を支援する地域イノベーション支援事業、人や組織の状態を見える化し改善を支援する感情解析技術の研究開発などに取り組んでいます。
人々が心豊かに働ける環境を整えると同時に、社会に向けて新しい価値を発信し、日本全体の経済活動を盛り上げるべく、事業を推進しています。
■会社概要
東京本社: 〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 4F
鳥取本社: 〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3
代 表 者 : 代表取締役社長 若山 幸司
設 立: 2006 年 12 月 26 日
資 本 金 : 9,968万円
事業内容: システムインテグレーション事業、Remogu(リモグ)事業(リモートワーク人材エージェント)、KnockMe!(ノックミー)、地域イノベーション支援事業、感情解析研究開発事業
拠 点: 鳥取、東京、那岐
U R L : https://www.lassic.co.jp
Facebook: https://www.facebook.com/lassic.co.jp
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