NordVPN、「脅威対策Pro™」に暗号資産ウォレットアドレス確認機能を追加

〜25億ドル超の被害を生む不正送金からユーザーを保護〜

Nordvpn S.A.

個人向けセキュリティサービスを提供するNordVPN(本社:オランダ・アムステルダム、日本代表:小原拓郎)は、同社のセキュリティツール「脅威対策Pro™」に、新たに暗号資産ウォレットアドレス確認機能、「暗号資産ウォレットアドレスチェッカー」を追加したことを発表しました。この新機能は、ウェブ閲覧中に遭遇する危険な暗号資産ウォレットアドレスをリアルタイムで検出し、ユーザーを不正な取引から保護します。2025年だけで、世界の暗号資産のハッキングや詐欺による被害額はすでに25億ドル(日本円約3,678億円)を超えており、本機能は増大する脅威への新たな対策となります。

■仲介者不在による暗号資産取引のリスク

分散型の暗号通貨システムは、ユーザーに自身の資産をより直接的に管理する権限を与える一方で、銀行のような従来の仲介者が存在しません。そのため、一度誤って不正なウォレットアドレスに送金してしまうと資産を取り戻すことは極めて困難です。悪意のあるアドレスと一度でも取引すると、その金銭的損失は取り返しのつかないものになる可能性があります。この背景から、ユーザーが自ら資産を守るためのセキュリティツールが強く求められていました。

■新機能「暗号資産ウォレットアドレスチェッカー」の仕組み

本機能は、ユーザーのプライバシーを最優先に設計されており、以下のステップで安全な取引をサポートします。

  1. デバイス上でのスキャン: ウェブ閲覧中、ツールがデバイス上でローカルにテキストをスキャンし、暗号資産ウォレットアドレスを特定します。閲覧ページの内容がデバイス外に送信されることはありません。 

  2. 不正データベースとの照合: 検出されたアドレスのみが不正データベースと照合されます。閲覧履歴や個人情報が外部に送信されることはなく、ユーザーのプライバシーは保護されます。 

  3. リアルタイムでの警告: アドレスが不正な記録と一致した場合、画面上にマークが表示されます。さらに、マークされたアドレスにマウスカーソルを合わせると、「このアドレスは安全でない可能性があります」といった警告が表示され、危険な取引を未然に防ぎます。

■安全性を高めるための追加対策

本機能は強力な保護手段ですが、ユーザー自身が以下のセキュリティ対策を実践することも、デジタル資産を守る上で不可欠です。

  • アドレスの二重確認: 取引前には、ウォレットアドレスの最初と最後の数文字を照合し、送金先に誤りがないことを確認する。 

  • 情報源の確認: ソーシャルメディアの投稿や匿名のコメントなど、不確かな情報源からアドレスをコピーしない。 

  • セキュリティ設定の強化: 信頼できるプラットフォームを利用し、二段階認証(2FA)を有効化。ブラウザやセキュリティソフトを常に最新の状態に保つ。 

■NordVPN プロダクトディレクター ドミニンカス・ヴィルビッカス のコメント

「『暗号資産ウォレットアドレスチェッカー』は、広告やトラッカーのブロック、フィッシングサイトへの警告などをすでに提供している既存の『脅威対策Pro™』のエコシステムにシームレスに統合され、より安全なインターネット利用の実現をサポートします。しかし、我々のツールが“もう一つの目”として機能する一方で、ユーザーにとって第一の防衛線となるのは、適切な閲覧習慣を普段からご自身で心がけていただくことが重要です。特に無料コインやエアドロップ、緊急の利益を謳うリンクを盲目的にクリックすることは避けるべきです。これらの手口は恐怖や欲に付け込むものですが、送金先や情報源を自身で確認する習慣が、大きな金銭的損失を防ぎます。」

「暗号資産ウォレットアドレスチェッカー」についてはこちら:https://nordvpn.com/ja/blog/crypto-wallet-address-checker-threat-protection/

NordVPNのダウンロードはこちら:https://nordvpn.com/ja/download/ 
※脅威対策Pro™は、WindowsおよびmacOS向けに提供されているNordVPNでご利用いただけます。App Store版アプリは対象外です。

■NordVPNについて

NordVPNは、世界中で何百万人ものユーザーをもつ先進的なVPNサービスプロバイダーです。8,200台以上のサーバーを世界127カ国165都市で提供し、専用IPやDouble VPN、Onion Over VPNサーバーなど、多彩な機能を備え、トラッキングなしでオンラインプライバシーを強化します。主要機能の一つである「脅威対策Pro」は、悪質なウェブサイトやトラッカー、広告のブロックに加え、マルウェアのスキャンが可能です。さらに、最新の製品であるグローバルeSIMサービス「Saily」を展開しています。「Saily」は海外旅行者向けに設計されており、現地でSIMカードを購入する必要がなく、簡単にデータ通信が利用可能です。

【会社概要】

会社名:NordVPN

本社:Fred. Roeskestraat 115 1076 EE Amsterdam, Netherlands

日本代表:小原拓郎

NordVPNウェブサイト:https://nordvpn.com/ja/

VPNについて:https://nordvpn.com/ja/what-is-a-vpn/

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業種
サービス業
本社所在地
Fred. Roeskestraat 115 1076 EE Amsterdam, The Netherlands
電話番号
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代表者名
Brigita Kavaliauskaite
上場
海外市場
資本金
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設立
2020年07月