レゾナックに学ぶ「睡眠セミナーで終わらせない健康経営」—睡眠改善プログラム参加者の約80%が睡眠満足度の改善を実感

健康経営×睡眠施策を「知る→自分事化→行動変容」へ。レゾナックの実践事例を紹介するイベントレポートを公開

株式会社ニューロスペース

株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:小林孝徳)は、株式会社レゾナック(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋秀仁)の 人事労務部 健康経営推進グループの国分様、香川様をお招きして開催した共催セミナー「レゾナックに学ぶ!成果につながる健康経営・睡眠改善アプローチ」のイベントレポートを公開しました。

本セミナーでは、レゾナックが健康経営を単なる健康施策としてではなく、経営方針・人事戦略・企業価値向上につながる取り組みとしてどのように位置づけているのかを紹介。

さらに、従業員の健康課題として「睡眠」に着目した背景から、睡眠セミナー、睡眠チェック「MySleep」、睡眠改善プログラム「BizSleep」を段階的に組み合わせた施策設計と、その成果についてご紹介いただきました。

BizSleepの実施では、参加者の約80%が睡眠満足度の改善を回答し、94%がプログラムに「大変満足」または「満足」と回答。また、7週間のプログラムを参加者全員が完遂する結果となりました。

▼イベントレポート詳細はこちら

https://www.neurospace.jp/blog/event-report-20260831-resonac

■「健康施策を実施すること」を目的にしない。経営戦略から逆算する健康経営

企業における健康経営の取り組みが広がる一方、

「健康セミナーを開催しているが、経営とのつながりが説明できない」

「施策を実施しても、従業員の行動変容までつながらない」

「毎年さまざまな健康施策を行っているものの、何をゴールにすべきかわからない」

といった課題を抱える企業も少なくありません。

今回のセミナーでレゾナックから紹介されたのは、健康経営そのものを目的化するのではなく、会社の経営方針やパーパス、事業戦略を実現するための一つの手段として健康経営を位置づける考え方です。

出典元:https://www.resonac.com/jp/sustainability/social/health.html

レゾナックでは健康経営のKGIとして、

  1. 健やかな健康風土の醸成

  2. ヘルスリテラシーの向上

  3. プレゼンティズムの低減

を掲げ、健康施策と企業活動のつながりを整理しています。

また、健康経営戦略マップについても、「作成して終わる資料」ではなく、健康経営の現在地と進むべき方向を確認するための“地図”として活用しています。

■従業員アンケートから見えた「睡眠不足」という健康課題

レゾナックが睡眠施策に取り組むきっかけとなったのは、従業員向けの健康アンケートでした。

「仕事をする上で最も影響を受けている健康上の問題」という設問に対し、「睡眠不足」を挙げる従業員が多く存在していたことから、睡眠を重要な健康課題の一つとして捉えました。

さらに、レゾナックは製造業であることから、睡眠不足は従業員自身の健康だけでなく、

  • 仕事のパフォーマンス低下

  • 業務中の怪我

  • 事故リスク

などにも影響する可能性があると考え、睡眠施策の導入を決定しました。

2024年度から、ニューロスペースの睡眠改善サービスを活用した取り組みを開始しています。

■「知る→自分事化→行動変容」へ。段階的に設計した睡眠施策

レゾナックの睡眠施策の特徴は、「睡眠セミナーを開催して終わり」にしていない点です。

睡眠休養感の向上を目指すためには、まず従業員の睡眠への意識や知識を高め、その後、自分自身の睡眠課題を理解し、具体的な行動変容につなげていく必要があると考えました。

そこで実施したのが、次の3段階のアプローチです。

STEP1:睡眠について「知る」

睡眠セミナーを実施し、良質な睡眠につながる生活習慣や日常生活での工夫について紹介。

製造現場で働く交代勤務者もいることから、シフト勤務者向けの具体的な睡眠アドバイスも盛り込みました。

STEP2:睡眠を「自分事化する」

睡眠セミナーとあわせて、ニューロスペースの睡眠チェック「MySleep」を実施。

自分自身の睡眠の特徴や改善ポイントを把握することで、一般的な睡眠知識を「自分自身の問題」として捉えるきっかけを提供しました。

セミナーにはリアル・オンラインを合わせて約700~800名が参加し、基本的にセミナー参加者を対象としてMySleepを提供しました。

STEP3:具体的に「行動を変える」

さらに睡眠習慣の改善に意欲的な従業員50名を対象として、約7週間の睡眠改善プログラム「BizSleep」を実施しました。

出典元:https://www.neurospace.jp/blog/resonac

■約80%が「睡眠満足度が改善」。満足度94%、プログラム完遂率100%

出典元:https://www.neurospace.jp/blog/resonac

BizSleep実施前後の結果では、参加者の約80%が睡眠満足度の改善を回答しました。

さらに、

睡眠満足度が改善:約80%

「大変満足」「満足」と回答:94%

7週間のプログラムを完遂:100%

という結果となりました。

また、参加者の睡眠課題として多くみられた「熟睡困難」についても、プログラム実施後に数値の減少が確認されました。

特にレゾナックでは、7週間という一定期間継続するプログラムで途中離脱を防ぐため、募集時に「最後まで取り組むことができる方」を参加条件として明示。参加人数だけを追うのではなく、施策の目的に応じて参加者を設計することも、成果につながった要因の一つと考えられています。

■健康経営から「心理的安全性」「企業価値向上」までを一本のストーリーに

今回のセミナーでは、睡眠施策だけでなく、健康経営と企業価値をどのようにつなげるのかについても紹介されました。レゾナックが健康経営のKGIとして重視している考え方の一つが、POS(Perceived Organizational Support)です。POSとは、従業員が「自分自身や自分の健康を、組織が大切にしてくれている」と感じられるかどうかを表す概念です。

レゾナックでは、このPOSと職場の心理的安全性には近い部分があると捉えています。

従業員が会社や職場から大切にされていると感じる。

そこから心理的安全性が生まれ、立場や考えが異なる人同士でも率直に意見を交わせる。

さらに対話や「すり合わせ」を通じて新しい価値や共創が生まれ、企業価値向上につながる。

こうした一連のストーリーの中に、健康経営を位置づけています。

■「同じ健康施策」でも、経営戦略とのつながりで意味が変わる

セミナーの中では、健康経営において必ずしも目新しい施策を実施する必要はないという考え方も紹介されました。

健康セミナーなど、一つひとつの施策だけを見ると、多くの企業ですでに取り組まれている内容かもしれません。

重要なのは、

「なぜこの施策を行うのか」

「この施策によって従業員にどのような変化を生み出したいのか」

「その変化が人事戦略や経営戦略にどうつながるのか」

を明確にすることです。

同じ健康施策でも、経営方針から逆算して意味づけすることで、単年度のイベントから、企業価値向上に向けた戦略的な健康投資へと位置づけを変えることができます。

■ 登壇者コメント

人事労務部 健康経営推進グループ 国分 茂行 様

健康経営は、健康施策を実施すること自体が目的ではなく、その先にある会社の経営方針や人事戦略、そして企業価値の向上につなげていくことが重要だと考えています。

今回のセミナーを通じて、レゾナックが健康経営をどのように捉え、心理的安全性やPOS、さらに「共創」という私たちが大切にする価値観とどのように結びつけているのかをご紹介する機会をいただきました。

本事例が、健康経営を経営戦略の一つとして捉え直すきっかけとなり、各社の取り組みをより一歩前に進める参考になれば幸いです。

人事労務部 健康経営推進グループ 香川 拓也 様

当社では従業員アンケートを通じて、睡眠不足が仕事に影響する重要な健康課題の一つであることを把握し、睡眠施策をスタートしました。

取り組みにあたっては、単に睡眠セミナーを実施するだけではなく、「睡眠について知る」「自分自身の睡眠を知る」「実際に生活習慣を変える」という流れを意識し、MySleepやBizSleepを組み合わせて施策を設計しました。

今回得られた成果を一つの通過点として、今後も従業員が自律的に健康づくりに取り組める環境づくりを進めていきたいと考えています。

株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林孝徳

企業の睡眠施策というと、まだ「睡眠セミナーを実施する」こと自体がゴールになってしまうケースも少なくありません。しかし、本来重要なのは、従業員の睡眠への意識を高め、自分自身の課題を理解し、実際の行動変容までつなげていくことです。

今回のレゾナック様の取り組みは、健康経営戦略から睡眠施策を位置づけ、セミナー、睡眠の可視化、改善プログラムを段階的につなげた非常に参考になる事例だと考えています。

ニューロスペースとしても、睡眠を通じて従業員の健康とパフォーマンス、そして企業価値の向上に貢献できるよう、引き続き企業の皆様をご支援してまいります。

■イベントレポートを公開

今回のイベントレポートでは、レゾナックの健康経営戦略マップの考え方から、睡眠施策を導入した背景、睡眠セミナー・MySleep・BizSleepを活用した具体的な取り組み、さらに健康経営と心理的安全性・企業価値向上を結びつける考え方まで詳しく紹介しています。

産業医、保健師、人事・労務、健康経営推進担当者など、

・従業員の睡眠課題に取り組みたい

・睡眠セミナーの次の施策を検討したい

・健康施策を行動変容につなげたい

・健康経営と経営戦略のつながりを整理したい

・プレゼンティズム改善につながる施策を検討したい

という方に参考にしていただける内容です。

▼イベントレポートはこちら

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■ニューロスペースの法人向け睡眠改善支援について

株式会社ニューロスペースでは、企業・健康保険組合の健康課題や目的に応じて、従業員の睡眠改善を支援しています。

単発の睡眠セミナーだけではなく、

睡眠について知る

→ 自分自身の睡眠状態を把握する

→ 自分に合った改善方法を実践する

→ 行動・習慣を変える

という一連のプロセスを支援することで、従業員の睡眠改善と企業の健康経営をサポートします。

「自社の睡眠課題をまず把握したい」

「睡眠セミナーだけで終わらない施策を実施したい」

「健康経営戦略の中で睡眠をどのように位置づければよいか相談したい」

といった企業・健康保険組合のご担当者様は、お気軽にお問い合わせください。

▼法人向け睡眠改善サービスについて

https://www.neurospace.jp/health-manage

▼お問い合わせ

https://www.neurospace.jp/contact

■会社概要

会社名:株式会社ニューロスペース

所在地:東京都墨田区横川1丁目16-3 横川倉庫2F センターオブガレージ

代表者:代表取締役社長 小林孝徳

設立:2013年12月

事業内容:睡眠を軸とした企業の健康経営支援および睡眠ビジネス構築支援

URL:https://neurospace.jp/

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会社概要

株式会社ニューロスペース

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業種
サービス業
本社所在地
東京都墨田区横川1-16-3 横川倉庫2F センターオブガレージRoom07
電話番号
-
代表者名
小林孝徳
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2013年12月