日本財団と協力し、能登半島地震断水エリア全域カバーに向けた個室シャワー100台・手洗いスタンド200台を展開決定
能登半島地震被災地対応のSTEP2である6市町にて1か所以上でのWOTAシステム展開完了と、STEP3達成見込みのお知らせ
この度の令和6年能登半島地震により、多くの方々が被災されていることに心よりお見舞い申し上げます。発災から11日経過した現在でも、約60,689世帯が断水の状態にあると報告されており(令和6年1月11日15時00分現在。厚労省調べ)、避難者数は石川県だけでも2万3650人に上っています(1月11日現在。石川県調べ)。
WOTA株式会社は、能登半島地震断水エリア全域における避難所の衛生環境の維持・改善と、より人間らしい避難所生活の実現を目指し、断水時でも機能する小規模分散型水循環システム(以下、「WOTAシステム」とします)の無償提供と「自律運用」支援活動に取り組んで参りました。
これまでの取り組みとして、STEP1の「自律運用」モデル構築を1月8日に、STEP2の全6市町でのWOTAシステム配備を1月12日に完了しました。そして、この度、日本財団からの大規模な支援が決定し、STEP3である能登半島断水エリア全域のカバーが達成できる見込みとなりました。
STEP3では、断水状況下で個室での温かいシャワー浴を実現する「WOTA BOX+屋外シャワーキット」100台と、清潔な手洗いを実現する「WOSH」200台を能登半島地震断水エリア全域に展開します。これは、理論上の最大値としてシャワー浴3万人分、手洗い6万人分に相当する規模です。各地に自主避難も含め孤立点在する状況ですので、実質的には更なる展開が必要となる可能性もございますが、当面は上記規模のWOTAシステムの「自律運用」により少しでも多くの避難者の皆様にお届けすることを目標として活動して参ります。
【WOTAシステムの展開計画】
断水地域で避難所生活を送られる3万人近い方々に対して、なるべく迅速な提供を実現するため、下記の3ステップを想定し、WOTAシステムの無償提供と「自律運用」支援活動に取り組んで参りました。
・STEP1:避難所ごとの「自律運用」モデルの構築
・STEP2:ほぼ全域で断水が続く全6市町にて1か所以上の開設完了
・STEP3:能登半島断水エリア全域をカバー
【支援活動の詳細】
●支援内容
・WOTAシステム(ポータブル水再生システム「WOTA BOX」+屋外シャワーキット、水循環型手洗いスタンド「WOSH」)の無償提供
・WOTAシステムの「自律運用」支援
●支援場所
状況に応じて設置場所や運営時間が変更される可能性があります。最新情報はWOTA公式X(旧Twitter)(@wotacorp)でご確認いただけます。
●ご留意点
・タオルは各自でご持参ください
・設置場所や利用時間は、状況に応じて都度変更される予定です。
・提供数には限りがあり、お待ちいただくことがございます。
●STEP3 ご協力者
・日本財団
※その他、さらに多くの企業、自治体からのご協力意向を引き続き頂いており、順次公表予定です。
※これまでのリリースは下記ご参照
STEP1:https://wota.co.jp/news-240107/
STEP2:https://wota.co.jp/news-240111/
●WOTA BOX https://wota.co.jp/wota-box/
●WOSH https://wota.co.jp/wosh/
被災された皆様の一日も早い復旧を心より願い、全力で支援活動を行います。
WOTA株式会社
2024年1月12日
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