国立大学初 九州工業大学でエネオクが採用されました
~国立大学施設を対象とした入札不調対策に電力リバースオークション「エネオク」を活用〜
九州工業大学では、2023年度より電気供給契約に関する入札等に関して、2021年10月以降に発生した電力価格高騰に伴って多様化する電力市場の情勢の中で、従来の入札方法以外でのより良い入札方法を検討した結果、入札実施時の作業手間の低減(DX化)を図ることができるとして、国立大学法人では全国で初めて、当社のリバースオークション方式による「エネオク」を活用した電力調達を試行的に実施し、一部の低圧受電電気受給契約について、8月1日より電力供給を開始いたしました。
公共施設における入札不調への対応
2021年10月以降、慢性的な供給力不足や世界的な燃料価格の高騰による影響で卸電力市場の高値が続きました。旧一般電気事業者を含めた小売電気事業者は新規受付を停止したことで、入札による電力契約の見直しを実施してきた国立大学法人や官公庁・自治体では入札不調が増加しました。
こうした状況において従来の固定単価型の料金体系では価格転嫁できないため、電力の契約区分を問わず市場連動型や独自の燃調費調整を導入するメニューを提案する小売電気事業者が増加しています。
「エネオク」をご採用いただいた国立大学法人や官公庁・自治体様へは入札環境を広く整えるため、入札金額の算定方法を従来の固定単価型のみに限定せず、固定単価型・市場連動型、再エネメニューへの対応など、それぞれに合った仕様書の作成や、予算シミュレーションをご提供しております。
今後の展開
再エネ電力は、通常の電力より再生可能エネルギー由来の電力の比率が向上する分、通常の電力よりコストアップする傾向にありますが、他社の入札価格を見ながら再入札可能な電力リバースオークション「エネオク」を活用することで、事業者は再エネ電力の調達をより適正価格で実現することが可能となります。
また、電力市場高騰後、需要家の電力調達の難易度が高まっており、市場連動や独自燃料調整費など電気料金体系も複雑性を増しているなかで、当社のデジタルソリューションを活用して円滑な電力調達を支援していきます。
◎自治体様向けゼロカーボンシティ実現支援サービスサイト
https://www.enerbank.co.jp/zero-carbon-city
■本件に関するお問合せは下記窓⼝からご連絡ください。
・学校法人、地方⾃治体関係者様 https://form.run/@RE-guide1
・⼩売電気事業者様 https://form.run/@RE-guide2
・再エネ電力導入をご検討の⺠間事業者様 https://form.run/@RE-guide3
■会社概要
株式会社エナーバンク
共同創業者代表取締役:村中 健⼀
共同創業者取締役COO:佐藤 丞吾(首都圏再エネ共同購入プロジェクト責任者)
共同創業者取締役CTO:関根 大輔
所在地:103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-17丹生ビル2階
設立:2018年7月
事業内容:電力オークション「エネオク」の開発、運営
環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」の企画、販売
太陽光発電設備導入支援事業「ソラレコ」の企画、販売
グリーン電力証書発行事業者 事業者コードA65
非化石価値取引会員番号 Q96
電話:03-6868-8463
URL: https://www.enerbank.co.jp/
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