アントレプレナーシップ学部でデータドリブンな教育改善・個別指導・メンタルヘルスケアをサポートするAI動画解析を導入
【本件のポイント】
- これまで属人的だった教育環境に、AI解析による継続的な教育の改善を導入
- AI解析による学生一人ひとりに合った個別指導を実現
- 学生はAIキャラクターを利用し自身のメンタルヘルスケアをすることができる
- AI動画解析の導入によって、学生一人ひとりがイキイキと自己実現に向けて進んでいける教育環境の創出が期待できる
【本取り組みの背景】
武蔵野EMCでは、オンライン授業と1on1ミーティングにI'mbesideyouのAI動画解析技術を導入し、継続的な教育改善・学生一人ひとりに合わせた個別指導を目指すと共に、“スケールしづらい”課題を解決していくことに着手します。武蔵野EMCは、それぞれが異なる方法でイキイキと自己実現していくための教育環境の実現に向け、I'mbesideyouと共に、ITの力でより良い社会の原動力となる人材の育成を社会全体に拡げていくことを目指します。
【取り組みの概要】
1.オンラインならではのデータドリブンでの継続的な教育の改善
I'mbesideyouのAI解析により、オンラインでの教員と学生の交流は分析結果として数値化され、どのような交流が学生の関心をひき、喜怒哀楽の感情を引き起こすのか、学生毎の反応のばらつきはどのようなものか、心理的安全性は担保されているのか、といったことを可視化することができます。これにより、これまで属人的だった教育環境に継続的な改善を導入し、すべての子どもたちがよい教育を得られるようになるための基盤をつくっていくことを目指します。
2.学生一人ひとりの状況をより深く理解した個別指導(含 1on1ミーティング)の実践
武蔵野EMCでは、学生と教員との1on1ミーティングを徹底して実施しています。AIの観察力を活用し、このミーティングの様子を継続して解析しデータとして蓄積していくことで、一人ひとりの学生の時系列での変化を把握し、より深く理解した上で、教員が学生一人ひとりの反応や興味関心にあったサポートを行っていくことを目指します。
3.学生が自らの状況を自己認識しやすい環境を創出することによるメンタルヘルスケアの推進
I'mbesideyouの解析は、個人のウェルビーイングを推進することを目的としています。学生自らが自分自身の日常の様子を振り返ることができる、メンタルヘルスの万歩計のような機能を準備し、AIキャラクターと一緒にその日の様子を振り返ることでリフレクションの習慣をつけ、自己認識を深め、オンライン環境下で増加しているメンタルヘルスの不調を予防します。
【代表コメント】
■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長 伊藤 羊一
私たち武蔵野EMCは、アントレプレナーシップ(起業家精神)を、「志と倫理観に基づき、失敗を恐れずチャレンジし、新たな価値を提供するマインド」と考え、一人ひとりが自分の人生を生きるために踏み出すことを目指し、伴走しています。「みんなちがってみんないい」を目指す同志としてI’mbesideyouと共に第一歩を踏み出せることに、心からの喜びと社会に対する責任を感じています。
■株式会社I'mbesideyou 代表取締役社長 神谷 渉三
私は、自分の息子のことがきっかけでこの会社を創業しました。よい教育は、属人的であり、スケールできない。でも、一人の親としては、ミネルヴァ大学のように世界中の人と尊敬しあい学びあうような環境を息子に与えたい、と願う。その想いで起業した私にとって、武蔵野EMCは、理想的なパートナーです。ここから世界中の子どもたちを救えるよう、取り組んでいきたいと思います。
【関連リンク】
■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部HP:https://emc.musashino-u.ac.jp/
■株式会社I’mbesideyou HP:https://www.imbesideyou.com/
【武蔵野大学について】
1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に改名。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数12,000人超の総合大学に発展。また2021年4月に日本初の「アントレプレナーシップ学部」、全学生「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせるなど、2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/
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