【参加者100%が生成AIの業務活用可能性を実感】TENHO、大村市職員に生成AI活用ワークショップを実施し、実践的な内容が高評価
株式会社TENHO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田村 允)は、2025年2月21日、長崎県大村市(市長:園田 裕史)の職員向けに生成AI活用ワークショップを実施しました。本ワークショップは、自治体業務における生成AIの活用可能性を具体的に検討し、実務に適用することを目的として開催されました。

◾️開催の背景 - 生成AIの可能性を追求し、新たな試みへ -
大村市では、生成AIツールのトライアル導入を行い、効果的な使用方法や課題を検証しました。トライアル後、職員アンケートを実施した結果、業務時間の短縮や効率化に効果があったという意見が多く寄せられました。
一方で、今後の活用に向けて課題も明らかになりました。
▼肯定的な意見
・国や県の通達をAIに要約させることで確認時間が短縮された。
・自分で作成した文書の校正や添削に役立った。
▼課題
・実務での具体的な活用イメージが持てていない。
・活用が一部の職員に限定されてしまっている。
・どのようなプロンプトを入力したらよいのか分からない。
こうした状況の中、「単なるツール導入ではなく、職員が実務で効果的に使えるようになること」が本格導入の前提となるため、職員自らが業務の中でどのように生成AIを活用できるかを検討し、試す機会を提供する必要がありました。
そこで、生成AI研修や活用ワークショップの実績を持つ当社に相談が寄せられ、今回のワークショップが実施される運びとなりました。
◾️ワークショップの概要 - 実務に即した活用検討と実践 -
本ワークショップは、職員が自らの業務に生成AIをどう活用できるのかを具体的に考え、実際に試すことに重点を置いた内容となりました。
2時間のセッションを2グループに分け、計31名の職員が参加しました。

日時 |
2025年2月21日(金)10:00〜12:00、13:30〜15:30 |
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形式 |
対面 |
場所 |
大村市役所 |
主な内容 |
1.業務課題の洗い出し 参加者が自身の担当業務の中で、効率化したい業務や課題を整理。 2.業務プロセスの工程分解と生成AIの活用可能性の検討 業務を工程ごとに分解し、各工程において生成AIが活用できるかを分析。活用できる場合はどのような方法が適切か、活用が難しい場合はその理由を明確にしました。 3.生成AIを使った実践演習 検討した活用方法を、実際に生成AIツールを使って試行。業務に適したプロンプトを作成し、生成AIの出力結果を評価しました。 |


◾️参加者の声
ワークショップを通じて、参加者は生成AIの具体的な活用シーンを見出し、業務に適用するイメージを持つことができました。単なる知識習得に留まらず、実際に操作しながら試行錯誤することで、AIの可能性と限界を肌で感じる機会となりました。
以下、参加者からのコメントになります。
・「日ごろの業務において、生成AIを活用できる場面、また活用することで業務負担が軽減できることについて考えることができた。」
・「プロンプトを詳細に指定してあげることで、文章作成の精度が上がっていたので、今後の業務にてAIの活用幅が広がると思いました。」
・「個別に質問してわかりやすくお答えしてもらい勉強になった。AI使うハードルが下がった。」
・「今後、仕事の場で生成AIをますます活用していきたい。」
◾️アンケート結果(一部抜粋)
満足度:平均4.54点

ワークショップを受講後、「AIを活用できそうな場面が増えそう」だと感じた方は100%

基礎的な座学に加え、実際の生成AIを使った操作演習やグループワークが好評

◾️今後の展開
大村市では、今後、職員がワークショップで学んだ内容を活かしながら、生成AIの活用状況を確認し、効果を測定していきます。また、本格導入に向けた準備として、自治体業務に適したガイドラインの策定も進める予定です。このガイドライン作成においては、当社が引き続きサポートを行い、実務での円滑な生成AI活用を支援していきます。
◾️全国の自治体関係者の皆さまへ
生成AIの活用は、自治体業務の効率化や住民サービスの向上に大きく寄与します。しかし、「導入したものの活用が進まない」「具体的な活用方法が見えない」といった課題を抱えている自治体も多いのが現状です。
当社では、各自治体の課題に応じた実践的なワークショップや研修を提供し、業務に直結する形での生成AI活用を支援しています。自治体での生成AI導入・活用をご検討されている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
■株式会社TENHOについて
「GENEサイクル」という独自フレームワークを用いて、一過性ではなく継続的な成長と成果の拡大、次世代への技術継承までを見据えた「生成AI導入支援・研修事業」や「生成AIアプリケーション開発事業」「生成AIメディア:AI OTAKU」を展開しています。あらゆる業界が直面する課題を解決するため、カスタマイズされたAIソリューションを提供し、顧客のビジネス成長および地域社会の発展を加速させていきます。
会社名:株式会社TENHO
代表取締役:田村 允
取締役:土田 龍矢、児玉 知也
所在地:〒150-0045 東京都渋谷区神泉町10−10 アシジ神泉ビル 10F
事業内容:
(1)生成AI導入支援・研修事業
(2)生成AIアプリケーション開発事業
(3)生成AIメディア:AI OTAKU
会社HP:https://tenho7.jp
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