正社員としての就労可能年齢を85歳に延長
-働く意欲のある社員を継続雇用する環境を整備-
設備・建築・内装・冷蔵・厨房技術を組み合わせた独自のサービスを手掛ける商空間テック企業、株式会社ラックランド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:望月 圭一郎、以下当社)は、2018年1月1日付で就業規則を改定し、正社員としての就労可能年齢を65歳から85歳に延長しました。
当社では、社員が定年である60歳を超えた後も、本人の希望がある場合は正社員として65歳まで継続して雇用していましたが、実際には65歳を超えても従来通り働ける社員が多くおりました。また、当社の業務は、設備・建築・内装・冷蔵・厨房技術それぞれの高度な専門知識が要求される仕事であり、これらを経験豊富なプロフェッショナルであるベテランの社員は大変貴重な存在です。今回、働く意欲のあるベテラン社員が長く活躍できる環境を整えるべく、就業規則の改定を行いました。
なお、高齢社員の労働による体力負担や、判断力・注意力等の低下による業務上想定されるリスクについては、他の正社員と同様、年2回の人事面談にて雇用形態や勤務日数・時間等の希望を確認し、適宜見直しを行うことで対応します。また、当社の正社員は全て福利厚生の範囲で人間ドックの受診が可能であり、定年後の正社員も対象となることから、きめ細やかな健康管理が行われます。
今後も社員の働きやすい職場づくりを目指し、働く意欲のあるプロフェッショナルな社員が長く活躍できる環境を整えてまいります。
■年長社員 特別インタビュー
営業本部 エンジニアリング部 営業担当部長 渡邊武夫(78歳)
2013年4月にラックランドに契約社員として入社し、エンジニアリング部の営業担当部長として、物流センターや食品加工工場で使用される「低温倉庫」を中心に、設計・施工・メンテナンス等の一貫施工を会社のセールスポイントとした営業活動をしています。
その前はスーパーやコンビニの物流センター向け「冷凍車」メーカーに勤めており、現場を経て営業役員に就任し、全国を統括していました。前々職も含めると、今日までで約55年間営業の仕事をしていることになります。
―現在の一日の仕事の流れは。
日々メールでクライアントや社内とやり取りしながら、見積もり関連資料の作成のほか、主要ユーザーへの定期訪問、受注内定物件についてのユーザー・ゼネコンとの打ち合わせに対応します。
―これまで、ラックランドを含めて3社経験されているが、ラックランドは働く環境としてどうか。
退職を迷うことはなかったか。
今思えば、メーカーでは取り扱う商品が限られており、それに伴い営業として発揮できる力も限定されていたように思う。ラックランドは「低温設備だけ」などではなく、商業設備の設計・施工・メンテナンス等の一貫した対応が可能であることから、総合的な提案ができる。もし自分の得意分野である低温設備にニーズがなかったとしても、必ずラックランドの守備範囲内にクライアントのニーズがある。
最初は慣れなかったが、今はクライアントに提案できることの幅が自身のやりがいにつながっており、社員同士のつながりが深まった。
また、これまでは契約社員としての雇用継続制度があったので、そもそも「定年=退職」という雰囲気自体が社内にあまりなかった。また、幸い健康状態が維持され、営業としても数字を上げることができてきたので、退職を迷うことなく勤務を継続してきた。
―今回の改定事項である「85歳までの雇用延長」についてどのように感じるか。
持論だが、人が生きていくためには「人との交わり」と「緊張感」が必要。自分の周りにいる同世代の退職者は、退職後これらが失われてしまったため、働きたいと考えている者がほとんど。また、例えば60歳が定年だとすると、50歳ごろから定年後のことを考えてしまい、仕事が手につかないのが実情。85歳まで今までと同じように働けるということは、定年がなくなったのと同じことであり、働く意欲のある社員が勤務を全うできる環境が用意されたという意味で、大変意義深いと感じている。
また、若い社員は大変活動的ではあるが、経験不足を補うために自分が長年培ってきた営業経験を、同行セールスの現場等で若い社員に伝えていくことは、自分の責務であると感じている。今回の雇用延長は、若い社員のスキルアップや、年長者のやりがいにも直結する。
―今後の目標は。
ラックランドは設備・建築・内装・冷蔵・厨房技術を組み合わせた独自のサービスを手掛ける商空間制作企業として大きな潜在力を有している。今後会社を着実に成長させていくためには、日々の営業活動の中で、自分の得意分野以外のニーズについては関係部署へ適切に紹介することが必要。日頃より他部門の営業担当者と情報交換することで、効率的な営業活動による、売上拡大につなげていきたい。
―ズバリ、何歳までラックランドで働きたいか。
健康状態を維持でき、営業活動を継続できる見通しが立てば、ぜひ85歳まで働きたい。
【本社所在地】 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-18-20
【代表取締役社長】 望月 圭一郎
【資本金】 15億2,449万円
【従業員】865名(2018年1月11日現在) ※連結
【設立】 1970年5月15日
【URL】 http://www.luckland.co.jp/
【事業内容】
・店舗施設の企画制作事業
・商業施設の企画制作事業
・食品工場及び物流倉庫の企画制作事業
・店舗メンテナンス事業
・省エネ及びCO2削減事業
・建築事業/建築設備事業/冷凍冷蔵設備事業(エンジニアリング事業)
【事業所】
・ 東京(本社/分室/新館/技術センター)大阪支店/東北支店/仙台営業所/盛岡営業所/郡山営業所/札幌営業所/立川営業所/静岡営業所/名古屋営業所/金沢営業所/広島営業所/福岡営業所
・メンテナンスステーション(東関東・北関東・横浜・水戸・宇都宮)/配送センター
【グループ会社】
・国内
㈱ケークリエイト/ニイクラ電工㈱/光電機産業㈱/マッハ機器㈱/エースセンター㈱/㈱ラックもっく工房/㈱木戸設備工業/協和電設㈱/静清装備㈱/光立興業㈱/大阪エアコン㈱/オーエイテクノ㈱/日本ピー・アイ㈱
・海外
LUCKLAND ASIA PTE.LTD./LUCKLAND MALAYSIA SDN.BHD./LUCKLAND(CAMBODIA)CO.,LTD/LUCKLAND(THAILAND)CO.,LTD/LUCKLAND VIETNAM CO.,LTD/PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA/台灣樂地建築股份有限公司
なお、高齢社員の労働による体力負担や、判断力・注意力等の低下による業務上想定されるリスクについては、他の正社員と同様、年2回の人事面談にて雇用形態や勤務日数・時間等の希望を確認し、適宜見直しを行うことで対応します。また、当社の正社員は全て福利厚生の範囲で人間ドックの受診が可能であり、定年後の正社員も対象となることから、きめ細やかな健康管理が行われます。
今後も社員の働きやすい職場づくりを目指し、働く意欲のあるプロフェッショナルな社員が長く活躍できる環境を整えてまいります。
■年長社員 特別インタビュー
営業本部 エンジニアリング部 営業担当部長 渡邊武夫(78歳)
―現在の業務内容と、これまでのキャリアは。
2013年4月にラックランドに契約社員として入社し、エンジニアリング部の営業担当部長として、物流センターや食品加工工場で使用される「低温倉庫」を中心に、設計・施工・メンテナンス等の一貫施工を会社のセールスポイントとした営業活動をしています。
その前はスーパーやコンビニの物流センター向け「冷凍車」メーカーに勤めており、現場を経て営業役員に就任し、全国を統括していました。前々職も含めると、今日までで約55年間営業の仕事をしていることになります。
―現在の一日の仕事の流れは。
日々メールでクライアントや社内とやり取りしながら、見積もり関連資料の作成のほか、主要ユーザーへの定期訪問、受注内定物件についてのユーザー・ゼネコンとの打ち合わせに対応します。
―これまで、ラックランドを含めて3社経験されているが、ラックランドは働く環境としてどうか。
退職を迷うことはなかったか。
今思えば、メーカーでは取り扱う商品が限られており、それに伴い営業として発揮できる力も限定されていたように思う。ラックランドは「低温設備だけ」などではなく、商業設備の設計・施工・メンテナンス等の一貫した対応が可能であることから、総合的な提案ができる。もし自分の得意分野である低温設備にニーズがなかったとしても、必ずラックランドの守備範囲内にクライアントのニーズがある。
最初は慣れなかったが、今はクライアントに提案できることの幅が自身のやりがいにつながっており、社員同士のつながりが深まった。
また、これまでは契約社員としての雇用継続制度があったので、そもそも「定年=退職」という雰囲気自体が社内にあまりなかった。また、幸い健康状態が維持され、営業としても数字を上げることができてきたので、退職を迷うことなく勤務を継続してきた。
―今回の改定事項である「85歳までの雇用延長」についてどのように感じるか。
持論だが、人が生きていくためには「人との交わり」と「緊張感」が必要。自分の周りにいる同世代の退職者は、退職後これらが失われてしまったため、働きたいと考えている者がほとんど。また、例えば60歳が定年だとすると、50歳ごろから定年後のことを考えてしまい、仕事が手につかないのが実情。85歳まで今までと同じように働けるということは、定年がなくなったのと同じことであり、働く意欲のある社員が勤務を全うできる環境が用意されたという意味で、大変意義深いと感じている。
また、若い社員は大変活動的ではあるが、経験不足を補うために自分が長年培ってきた営業経験を、同行セールスの現場等で若い社員に伝えていくことは、自分の責務であると感じている。今回の雇用延長は、若い社員のスキルアップや、年長者のやりがいにも直結する。
―今後の目標は。
ラックランドは設備・建築・内装・冷蔵・厨房技術を組み合わせた独自のサービスを手掛ける商空間制作企業として大きな潜在力を有している。今後会社を着実に成長させていくためには、日々の営業活動の中で、自分の得意分野以外のニーズについては関係部署へ適切に紹介することが必要。日頃より他部門の営業担当者と情報交換することで、効率的な営業活動による、売上拡大につなげていきたい。
―ズバリ、何歳までラックランドで働きたいか。
健康状態を維持でき、営業活動を継続できる見通しが立てば、ぜひ85歳まで働きたい。
【株式会社ラックランド 会社概要】
【本社所在地】 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-18-20
【代表取締役社長】 望月 圭一郎
【資本金】 15億2,449万円
【従業員】865名(2018年1月11日現在) ※連結
【設立】 1970年5月15日
【URL】 http://www.luckland.co.jp/
【事業内容】
・店舗施設の企画制作事業
・商業施設の企画制作事業
・食品工場及び物流倉庫の企画制作事業
・店舗メンテナンス事業
・省エネ及びCO2削減事業
・建築事業/建築設備事業/冷凍冷蔵設備事業(エンジニアリング事業)
【事業所】
・ 東京(本社/分室/新館/技術センター)大阪支店/東北支店/仙台営業所/盛岡営業所/郡山営業所/札幌営業所/立川営業所/静岡営業所/名古屋営業所/金沢営業所/広島営業所/福岡営業所
・メンテナンスステーション(東関東・北関東・横浜・水戸・宇都宮)/配送センター
【グループ会社】
・国内
㈱ケークリエイト/ニイクラ電工㈱/光電機産業㈱/マッハ機器㈱/エースセンター㈱/㈱ラックもっく工房/㈱木戸設備工業/協和電設㈱/静清装備㈱/光立興業㈱/大阪エアコン㈱/オーエイテクノ㈱/日本ピー・アイ㈱
・海外
LUCKLAND ASIA PTE.LTD./LUCKLAND MALAYSIA SDN.BHD./LUCKLAND(CAMBODIA)CO.,LTD/LUCKLAND(THAILAND)CO.,LTD/LUCKLAND VIETNAM CO.,LTD/PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA/台灣樂地建築股份有限公司
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