VitaarsがJICAの事業完了後現況調査のための情報収集・確認調査を担当
遠隔ICU事業を実施した12か国*1のうち、8か国での効果検証とさらなるニーズ探索を実施
本調査を通じてVitaarsは、集中治療における専門家としての知見から、各国の医療現場の現状とニーズを分析し、効果的な取り組みに関する助言を行うことで、今後のJICA事業のさらなる質の向上に貢献します。
【調査の概要】
受託案件名:
全世界 「新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」 事業完了後現況調査のための情報収集・確認調査
目的:
本調査は、2021年から2023年までJICAが実施した遠隔ICU事業*2の事業完了後の現況調査を目的として、遠隔技術を活用した集中治療能力強化事業を展開した病院を対象に実施します。本調査では、事業終了後の事業成果の達成状況を確認するとともに、維持管理に係る課題の同定および対応を行い、さらに今後の集中治療に係るニーズ等を確認します。これらの調査、分析結果は、今後の中核病院での診断・治療能力強化を目的とするJICAの事業計画・形成に活用されます。
調査対象国:
インドネシア、トンガ、パラオ、ケニア、セネガル、ボリビア、グアテマラ、モザンビークの合計8ヵ国。
(パラオ、セネガル、ケニア、インドネシアの4ヵ国で現地調査、それ以外の国はオンライン調査を想定)
期間:
令和6年8月1日から令和7年2月28日
Vitaarsの業務内容:
本調査において、Vitaarsは集中治療技術・ICU管理に係る業務について以下を担当します。
研修成果に係る調査分析
遠隔ICU事業で研修を受けた医療従事者の知識の活用度合いや院内での共有状況、今後支援が求められるトピックやニーズの現地調査事業終了後の自主的活動に係る情報収集・分析
遠隔ICU事業終了後に派生した事業や自主的な活動について現地およびオンラインによるインタビュー調査
集中治療分野に係るニーズの確認
各国の技術レベルの違いに基づいた、集中治療分野で考えられる今後の協力提言のための現地調査
また、当社は以下4か国すべての現地調査に参加予定です。
2024年9月頃、インドネシア、パラオ
2024年10月頃、セネガル、ケニア
*1) 2021年8月から2023年10月までの間実施されたJICAによる技術協力プロジェクト「新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」の受託事業として、Vitaarsは2020年12月の調査開始から2022年9月までの間に12か国(インドネシア、フィジー、トンガ、パラオ、ケニア、モザンビーク、セネガル、エルサルバドル、メキシコ、グアテマラ、ボリビア、バングラデシュ)を対象に活動した。
*2) 途上国の医療現場での患者治療の対応能力向上を目的に、JICAが2021年8月から2023年10月までの間実施した、技術協力プロジェクト「新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」のこと。 但し、バングラデシュは別契約のため含まれず11か国となる。
【参考情報】
本調査締結に関するアイテック株式会社からのお知らせ:https://www.itec-ltd.co.jp/News/240730/
VitaarsがJICAから受託した遠隔ICU事業について:https://vitaars.co.jp/news/press-41
【株式会社Vitaarsについて】
私たちは、2016年のT-ICU(旧社名)創業以来、遠隔ICUによる診療サポートサービスを中心に医療において幅広く事業を展開、2023年3月よりVitaarsに社名を変更致しました。集中治療科医・集中ケア認定看護師のチームを擁し、医療機関向けに専門性の高いサポートを提供する日本で唯一の事業会社として、「世界中の人々に、最高の医療をAnywhere, we care.」をミッションに、専門知識と経験で医療現場を支え、患者・医療従事者・関わる人々の願いがかなう環境を目指しています。
代表取締役社長/医師/博士(医学) 中西 智之
所在地:〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通3丁目2-5 IN東洋ビル605
URL: https://www.vitaars.co.jp/
事業内容: 遠隔による診療支援・医療情報提供サービス・医療コンサルティング等
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