株式会社インフォマティクスが、リニューアルバージョンGyroEye 2023.2をリリース
~Webブラウザを介してCADデータからAR/MR変換を大幅時短化、投影精度・安定性も向上~
GyroEye(ジャイロアイ)は、Microsoft HoloLens 2や、iPhone/iPadに対応したGyroEyeビューワやデータ変換システム等で構成されるAR/MRアプリケーションです。一部のユーザ様からβ版のフィードバックを得ながら約2年の期間を経て開発されたGyroEye 2023.2バージョンは、これまで多くのユーザ様から寄せられていたCADデータからAR/MR用にデータ変換するまでの手間と時間の削減を図ること、また現実空間にAR/MRを重畳する際に、より精度を高め安定して表示し続けられること、これらのご意見に重点を置いて開発を進めてまいりました。
現行のGyroEye 2021.2でご利用いただいていた機能の実装が完了するまでの間、2023年12月末を目途に、現行GyroEye 2021.2と、新GyroEye 2023.2を並行でご利用いただく環境をユーザ様にご用意します。ユーザ様には並行稼働の期間に新バージョンのご評価、ならびに移行作業を進めていただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
GyroEye 2023.2の新機能
GyroEye Webデータコンバータ |
・Webブラウザ(Edge/Chrome)を介して、以下のフォーマットに対応 2次元図面:DXF/DWG/MAN 3次元BIM/CIMデータ:RVT※ / OBJ※ ※新規対応 IFC / DXF / SKP / FBX / DAE / 3DS / MAN ・変換時間の半減:従来、コンバータ表示用の変換、各デバイス用の変換が必要だったものが1回でWebブラウザ用、HoloLens 2用、iOS用の変換が可能に。 ・データ変換制限緩和:DWG:2→10MB、IFC:10→50MB、SKP:50→150MB等 ・基準点の登録、編集機能:各デバイスで利用する基準点を登録可能 ・Webブラウザを跨ったデータ編集:同一PC上でなくとも、異なるPCからWebブラウザ越しにデータ変換時のデータ編集が可能に。 ・取込データ毎のON/OFF制御機能:取り込んだデータ毎にコンバータ表示上でON/OFF制御できるほか、その表示状態をデバイスにも連動可能に。 |
GyroEyeビューワ (HoloLens 2/Trimble XR10/iPhone/iPad) |
・ユーザーインターフェースを刷新 ・基準点選択機能:GyroEye Webデータコンバータで設定した基準点を自由に選択可能 ・基準点オフセット機能:ARマーカーが現場に設置できないケース等にオフセット設定を行うことで、位置をずらして配置することが可能に。 ・豊富な配置機能:2点認識(ARマーカー、タップ)、1点認識(ARマーカー、タップ、水平/傾斜切替) ・レイヤ機能:GyroEye Webデータコンバータで読み込んだ単位で、表示制御が可能 ・位置調整機能:プロジェクト全体、オブジェクト単位での位置、角度、スケール変更 ・投影精度向上:動的に空間を固定するアンカーを設置し、広範囲の精度と安定性を向上 ・プロジェクト詳細設定機能:プロジェクト内の階層構造の表示制御など |
GyroEyeインサート
|
・2点認識の精度の投影精度を向上 ・傾斜面への投影にも対応(1点認識) |
並行稼働期間とスケジュールについて
ユーザ様には並行稼働期間中に必要に応じて、2021.2用に変換したデータを2023.2用に再度変換いただきデータの移行をお願いいたします。2023.2バージョンでは、リモート機能、TS+オプション対応、その他機能で未実装の機能があります。順次対応を進めてまいりますが、対応状況によっては、2021.2の並行稼働期間を延長する場合があります。未実装機能をご利用の際は、2021.2バージョンをご利用いただきますようお願いいたします。
各製品の入手方法
・GyroEye保守契約中のユーザ様には、GyroEye 2023.2のご利用方法をメールでご案内します。
・HoloLens 2用アプリ、iPhone/iPad用アプリについては、6月末頃より、各ストアからダウンロードいただけます。
製品価格とラインナップについて
GyroEye Webデータコンバータの登場に伴い、CMSとデータコンバータを1つのラインナップに統合いたします。また、2022年11月よりGyroEyeインサートでリリースしておりましたHoloLens 2用アプリ「GyroEye」ビューワに、2023.2用の「GyroEye Holo」が機能統合されます。
■現行(価格はいずれも税別)
GyroEye データコンバータ |
500,000円 / 次年度保守 50,000円/年 |
GyroEye CMS |
250,000円/年 |
GyroEye Holo ビューワ(HoloLens 2版) |
100,000円 |
GyroEyeViewer(iPhone・iPad版) |
無償 |
■新バージョン(価格はいずれも税別)
GyroEye Web データコンバータ |
750,000円 / 次年度利用 300,000円 |
GyroEye ビューワ(HoloLens 2版) |
100,000円 |
GyroEye ビューワ(iPhone・iPad版) |
無償 |
日本マイクロソフト株式会社からのコメント |
インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステムおよび地理情報システムの開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約230名(2022年9月末現在)の社員から成る企業です。国内の中央官庁、地方自治体、社会インフラ事業者、建設・土木・エンジニアリングなどエンタープライズ企業に多数の導入実績があります。
製品に関するお問い合わせ
担当:株式会社インフォマティクス 事業開発部 黒坂、高橋
Mail:gyroeye@informatix.co.jp TEL:044-520-0850 FAX:044-520-0845
ニュースリリースに関するお問い合わせ
担当:株式会社インフォマティクス 事業開発部 プレスリリース担当
Mail:ifx-marketing@informatix.co.jp
〒212-0014 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
TEL:044-520-0850 FAX:044-520-0845
※GyroEye、ジャイロアイは株式会社インフォマティクスの登録商標です。その他記載の製品名、会社名は各社の登録商標です。
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