ジェームズ ダイソン アワード2022 世界29か国・地域から寄せられた 1,600以上の応募作品から国際ファイナリスト20作品を発表

ダイソン研究デザイン開発のグローバル拠点で活躍する15名のエンジニアにより選出

ダイソン株式会社

 ジェームズ ダイソン財団は、次世代のエンジニアやデザイナー支援・育成を目的に、同財団が主催する国際エンジニアリングアワード、ジェームズ ダイソン アワード (以下、JDA) 2022の国際ファイナリストTOP20を発表しました。今回の国際ファイナリスト20作品(以下、国際TOP20)は、世界のダイソン研究デザイン開発拠点で活躍するダイソンエンジニア、科学者、デザイナー15名が各国の国内優秀作品を審査し、決定されました。11月16日(水)には、国際TOP20の中から、ダイソン社の創業者兼チーフエンジニアである、ジェームズ ダイソン自身が選出する国際最優秀賞作品の発表を予定しています。国際最優秀賞を受賞した作品には、今後のさらなる研究開発や発展の支援を目的として、30,000ポンド(約453万円)*が贈られます。

国際TOP20作品
9月に、29の国と地域にまたがる各国の国内最優秀賞作品と国内準優秀賞作品が発表されました。家庭用点滴治療装置から脳卒中リハビリテーション機器まで、JDAは次世代を担う優秀な才能を発掘してきました。そして今回、世界各国からのダイソンのエンジニア、科学者、デザイナー15名が、各国で選出された87の国内優秀作品を審査し、今年の国際TOP20を選出しました。

世界中の学生や若いエンジニアは、発明は決して止まることなく、世界の最も困難な問題を解決する能力を持っているということを証明し続けています。JDAのTOP20に選ばれた発明は、ユニークな方法で世界の問題を真正面から解決することを目指し、設計されています。河川のプラスチック廃棄物を誘導するフローティングバリアや、乳房の健康をモニターする装置など、これらのアイデアは世界的な共鳴と可能性を秘めています。​
  • Lucy Harden /ルーシー ハーデン(デザインマネージャー)          「すべての応募作品に目を通し、驚くほどの労力と努力を目の当たりにしたことは、本当に光栄なことでした。国際TOP20リストにどの作品を選出すべきか、仲間と議論するのは楽しいプロセスでした。審査会全体の多様性が、洞察に満ちた会話をもたらしました。」

ダイソンでは、素晴らしいアイデアは多様な考えと経験から生まれると考えています。15名の審査員は、ダイソンのグローバルリサーチ、デザイン、開発チームからの幅広い知識と専門性を持ち、サステナビリティ、医療、ソフトウェア、技術設計、農業など多岐にわたる工学分野の専門家です。また、ダイソン インスティチュート(Dyson Institute of Engineering Technology)の学生も審査員として参加をしました。
  • カイ ヤング/ Kay Yeong (プリンシパルエンジニア)            「世界中から寄せられるさまざまな課題、特に私がこれまで意識していなかった問題にスポットを当てているものは、とても興味深いです。異なる地域からの応募者が、同じような問題に焦点を当てながらも、まったく異なるアプローチでその解決に取り組むことは、素晴らしいことです。毎年、この思考の多様性がJDAをエキサイティングなものにしているのです。」 

国際TOP20作品の共通点は?
  • サム ディル(サステナビリティエンジニア)               国際TOP20リストに選ばれるアイデアは、実際に問題を解決するものでなければなりません。
    また、実際の現場でのリサーチ、分析的な考え、プロトタイプやテストの繰り返しを経て、コンセプトが精査に耐え、大きなスケールの変化をもたらす可能性があることを示さなければなりません。」  

国際TOP20の作品一覧については、こちらのDyson Newsroom(英語のみ)をご覧ください。
<JDA2022 国際TOP20作品一覧>


*参考金額: 1ポンド=151円 受賞発表時の為替相場に応じて換算予定 

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会社概要

ダイソン株式会社

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URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区麹町1-12-1
電話番号
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代表者名
ピーター・スミス
上場
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資本金
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設立
1998年05月