人と自然の共栄を、アクアリウム起点で創造する。4年目の『INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL 2025』が、11月15日・16日に開催決定
~「変化の兆しは、見えたのか。」をテーマに、過去の成果と未来のアイデアが交差する集大成のプログラムへ~
「環境移送技術®」をコア技術とする株式会社イノカ(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:高倉葉太)は、人と自然の共栄を目指す革新的なアイデアと人材をアクアリウム業界を中心に発掘する日本最大級のイベント型アクアリスト・プラットフォーム『INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL 2025』(通称: イノアク)を、2025年11月15日(土)および16日(日)に開催します。
本イベントは、アクアリウムの美しさだけでなく、飼育者(アクアリスト)が持つ高度な知見や独自の技術や生き物への深い愛情に光を当て、社会課題の解決を目指す企業や研究者と繋ぐことを目的としています。過去3回の開催で延べ730名以上が参加し、アクアリストの「趣味」が持つポテンシャルを社会的な価値へと転換するエコシステムのハブとして成長してまいりました。
4回目となる今回は「変化の兆しは、見えたのか。」をテーマに掲げます。これまで発掘してきた知見を社会課題解決に繋げる具体的な実績が生まれ始めています。例えば、初代グランプリの五十嵐琢人氏は株式会社イノカに参画し、五十嵐氏のマングローブや海草に関する深い知見は、大阪ヘルスケアパビリオンで開催された「大阪超越文化横丁 (GUTSU GUTSU CHALLENGE)」におけるマングローブ生態系展示や、弊社主催の瀬戸内渚フォーラムにおける現地調査および調査データに基づく水槽内でのアマモ場の再現を通じて、地球環境への貢献を実現しております。また、当時小学4年生でアカハライモリの研究と、その研究を再生治療に応用したいという発表で注目された初代ファイナリストの山端葵子氏(滝川中学校在学)は、その探究心が認められ、ロートこどもみらい財団から研究支援を受けるに至りました。このように、本イベントから生まれた「変化の兆し」は着実に社会実装のフェーズへと移行しつつあります。今回は、新たに募集するアイデアの発表に加え、過去の挑戦から生まれた具体的な成果を共有し、未来の才能を育む場を新設することで、4年間の集大成となるプログラムを実施します。
プログラム紹介:過去の成果、現在の探求、そして未来への投資
本年のフェスティバルは、イノベーションの循環を体現する3つのコアプログラムで構成されます。過去の成果を共有し、現在の探求を評価し、そして未来の才能へ投資することで、持続可能なイノベーション・エコシステムを構築します。
① 【現在の探求】AWARD (アワード)
イベント初期から続くメインプログラムです。ファイナリストが自身の飼育技術や水槽を通じた探求活動をプレゼンテーションし、ゲスト審査員やパートナー企業が審査します。過去には「1トン水槽を用いたミニ地球プロジェクト」や「水草を通じた環境保全とアクアリウムの橋渡し」といった独創的な発表が行われました。
【新企画】アクアリストに加え「アクアリウム・アウトサイダーズ」枠を新設
4年目を迎え、人と自然の共栄を探究する更なる可能性を求め、水槽以外のアプローチを持つ「アクアリウム・アウトサイダーズ」枠を新設します。フィールド調査を主とする研究者や、芸術活動を通じて自然の尊さと向き合うアーティストなど、多様な「生き物好き」が持つユニークな視点や事業・研究アイデアを評価します。
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募集人数
・アクアリスト: 4名程度
・アクアリウム・アウトサイダーズ: 2名程度
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各賞の選考対象
・グランプリ: アクアリストから1名を表彰
・パートナー企業賞: 全てのファイナリストから、各企業が自由に表彰
② 【成果の共有】KYOEI-Innovater プレゼンテーション
過去のAWARD受賞者の中から、受賞後に具体的なアクションを起こした人物に焦点を当てる新企画です。人と自然の共栄に向けた現在の取り組みと、その成果を報告・共有することで、次のイノベーター創出を目指します。
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登壇予定のイノベーター
・五十嵐琢人(株式会社イノカ | 生態圏エンジニア)
・山端葵子(滝川中学校1年 | アカハライモリ研究者)
③ 【未来への投資】EGG (エッグ) | 次世代アクアリスト育成プログラム
未来のイノベーションの担い手を育むことを目的とした、18歳以下対象の育成プログラムです 。本プログラムは、次世代がアクアリウムを通じた本格的な探求活動を始める上での課題、すなわち専門的な知見を得る機会の不足や金銭的なハードルを取り除くことを目指しています。
参加する中高生には、株式会社イノカの生態圏エンジニアや全国のプロアクアリウムショップからの技術的・専門的指導に加え、機材や資金面のサポート(プラチナパートナーであるジェックス株式会社の協賛を含む)が提供されます。これにより、参加者は単なる飼育技術の向上に留まらず、水槽構築を通じて生態系への深い理解を育み、その知見を自然環境の保全や社会課題の解決へと繋げるための考察力を養います。
過去の参加チームは、「仙台のため池の環境再現によるトウホクサンショウウオの産卵環境の構築」や「干満差を取り入れたナチュラルシステムを用いた干潟の環境再現」など、地域の環境問題に根差した極めて高度なテーマに取り組んでおり、本プログラムが未来の市民科学者や環境技術者を育む土壌となっていることを証明しています。
豪華ゲスト陣と参加者限定の特別企画
昨年に引き続き、アクアリウムおよび生物界を牽引する豪華なゲストが登壇し、イベントを盛り上げます ¹。

さらに、早期に参加申し込みをされた方限定で、鈴木香里武氏とイノカがコラボレーションしたオリジナルデザイングッズをプレゼントいたします。さかな芸人ハットリ氏による特別講演会も企画しており、早期申込者は優先的にご参加いただけます。
『INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL 2025』開催概要
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イベント名: INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL 2025
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開催日時: 2025年11月15日(土)・16日(日)
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開催場所: 未定(後日公式サイトにて発表)
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参加方法: 公式サイトより申し込み(後日受付開始)
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参加対象: アクアリスト、研究者、水環境問題に関心のある企業・個人、全ての生き物好きの皆様
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公式サイト: https://fes.innoqua.jp/
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主催: 株式会社イノカ
株式会社イノカについて
「自分たちが好きな自然をみつづける。」をフィロソフィーに掲げ、アクアリストの力とAI・IoT技術を組み合わせて、任意の生態圏を水槽内に再現する『環境移送技術®』の研究開発を推進するベンチャー企業です。本技術をコアに「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる」ことを目指しています 。
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会社名: 株式会社イノカ
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代表者: 代表取締役CEO 高倉葉太
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設立: 2019年4月
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本社所在地: 東京都文京区後楽2-3-21住友不動産飯田橋ビル1F
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事業内容: 環境移送技術の研究開発、生態系モニタリング、環境教育事業など
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社イノカ 広報担当
e-mail: pr@innoqua.jp
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