Ubie、全国の病院を対象にした生成AIの新サービス(β版)の提供を開始
Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太)は、全国の病院を対象に、生成AIで生産性向上を図る新サービス「ユビーメディカルナビ 生成AI(β版)」の提供を本日より開始します。文章に加え、音声、画像などの複数の生成AIモデルを安全な環境で提供することにより、病院内の様々なユースケースに応じた業務効率化を支援します。
本サービスは2023年12月に実施した恵寿総合病院との生成AI活用に関する実証実験をはじめ、複数の協力医療機関との実証実験の結果を踏まえ提供開始することを決定したものです。恵寿総合病院との実証実験では書類作成業務の時間が最大1/3まで軽減できるなど(*1)、生成AIの活用が院内全体の業務効率化に寄与する可能性が示されています。
サービスページ:https://intro.dr-ubie.com/hospitals/generativeai_lp
問い合わせ:https://link.ubie.info/l/828513/2024-01-23/5924n9
■「ユビー メディカルナビ 生成AI(β版)」について
「ユビー メディカルナビ 生成AI(β版)」は、複数の生成AIを活用し、病院内の様々な業務効率化を支援する新サービスです。
<ユビーメディカルナビ 生成AI(β版)の特徴>
1:多彩な機能
文章生成・要約の他、音声認識、画像認識、検索拡張生成(RAG)などの利用が可能です。生成AIはChat GPTをはじめとして、弊社が精度検証などを行った複数のモデルを組合せ、ユースケースに応じ適宜最適なモデルを適用していきます。
2:個別環境下で安全に利用可能
個別環境を準備し、生成AIでのデータ学習機能をオフにした状態でサービスを提供します。院内データが病院個別環境外で処理されたり、AIの学習で活用されたりすることなく安全にご利用いただけます。よりクローズドで安全なネットワーク環境(閉域網)のサービスも合わせて提供可能です。
3:コンサルタントによる導入〜活用支援
複数病院での実証実験・業務実装で蓄積した、プロンプトエンジニアリングや業務にあわせたAIモデルの選定、オペレーション構築、院内データの安全な取り扱いなど多岐にわたるノウハウをもとに、コンサルタントが導入検討から医療現場での活用や業務実装に至るまで一気通貫で支援します。
4:ユビーメディカルナビをご利用ではない病院でも利用可能
「ユビーメディカルナビ 生成AI(β版)」は、当社が提供する医療機関向けサービスパッケージ「ユビーメディカルナビ」を未導入の病院でもご利用いただくことが可能です。(詳細はお問い合わせください)
<サービス概要>
サービス名:ユビー メディカルナビ 生成AI(β版)
サービスサイト:https://intro.dr-ubie.com/hospitals/generativeai_lp
提供開始日: 2024年5月2日(木)
価格:個別見積り
提供内容:・文章生成・要約
・音声認識
・画像認識
・検索拡張生成(RAG)
■活用イメージ
・文章生成・要約
医師による退院時サマリー作成業務、看護師による退院時看護要約作成業務、医療事務スタッフによる退院サマリー・主治医意見書・診療情報提供書作成補助業務などの事務的な業務において、あらかじめプロンプト(生成AIへの指示)を設定し、必要な情報を読み込ませ要約させることで、生成AIが指示に沿った形式でサマリー案を作成します。(電子カルテの仕様に応じ、最適な活用方法を提案します)
・音声認識
音声を録音、もしくはデータアップロードすることで、書き起こしや議事録の作成、電子カルテの記載文を生成します。ユースケースに応じたプロンプトを設定することで、見出し付き箇条書き要約、SOAP形式など指定のフォーマットへの変換も可能です。
・画像認識
紹介状やお薬手帳、その他の書類の画像データから文字を読み取り、プロンプトを適用することで、そのまま電子カルテに記載できる形式に編集することが可能です。
・検索拡張生成(RAG)
投入した文章を生成AIを用いて加工する際に、医学用語や院内用語などを反映した文章生成・要約が可能です。
<実証実験での成果>
■サービス提供開始の背景
2024年4月に「医師の働き方改革」が施行され、医師の時間外労働時間に上限が設けられることを受け、各医療機関ではDXの推進や医師の業務の一部を他の医療従事者へ移管する「タスクシフト」など様々な手法での効率化が進められています。当社は2018年より医療機関の業務効率化のための問診サービス「ユビーメディカルナビ(https://intro.dr-ubie.com/)」を提供。また2023年には、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」の設立や(*2)、クリニックを対象にユビーメディカルナビでの生成AIを活用した「問診要約機能」の提供など(*3)、テクノロジーを通じた医療現場のDX・業務効率化に貢献しています。
本サービスは、恵寿総合病院との生成AI活用に関する実証実験をはじめ、複数の協力医療機関との実証実験の結果を踏まえ提供開始することを決定したものです。恵寿総合病院との実証実験では書類作成業務の時間が最大1/3まで軽減できるなど、生成AIの活用が院内全体の業務効率化に寄与する可能性が示されました(*1)。これらの結果を踏まえ、音声、画像などの複数の生成AIモデルを安全な環境で提供し、幅広い業務効率化とそれによる生産性向上を目指しています。
*1恵寿総合病院とUbie、生成AIを活用した「医師の働き方改革」の実証実験を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000048083.html
*2
Ubie、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」を創立
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000048083.html
*3
Ubie、生成AIを活用した初の機能を医療機関向け「ユビーメディカルナビ」で提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000048083.html
【医療機関向け「ユビーメディカルナビ」について】
「ユビーメディカルナビ」は診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージです。問診業務効率化を図る「ユビーAI問診」や、認知向上をサポートする「ユビーリンク」などを提供しています。「ユビーAI問診」は紙の問診票のかわりにスマートフォンやタブレットを活用した、医療機関の業務効率化を支える問診サービスです。医師は文章に翻訳された問診内容と病名辞書の結果を活用することで、電子カルテ記載に伴う事務作業が大幅に削減されます。結果として、より患者さんに向き合う時間が増え、診察等の医師にしかできない業務により集中していただけるようになります。2024年4月時点で、病院・クリニック合わせて全国47都道府県・1,700以上の医療機関で導入されています。第三回日本サービス大賞で「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」を受賞しました。
日本URL:https://intro.dr-ubie.com/
【Ubie株式会社が提供するサービス一覧】
▽生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com/
▽生活者とクリニックをつなぐ「ユビーリンク」
https://intro.dr-ubie.com/ubielink
【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビー」と、診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビ―メディカルナビ」等を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。
所在地 :〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町二丁目4番3号 日本橋堀留町2丁目ビル 6F
設立 :2017年5月
代表者 :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 久保 恒太
URL :https://ubie.life
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