『麒麟がくる』主人公・明智光秀ゆかりの地である福知山市の高校生が発案!全国の大河ドラマゆかりの地の高校生が「黒板アートグランプリ」に挑戦!エントリー5作品と制作エピソードを公開

福知山高校の声掛けで発足した「アフター大河バトンプロジェクト」の一環で、全国の高校生が大河ドラマにちなんだ「黒板アート」でつながり、地域活性化を目指す。グランプリ決定:2022年12月17日(土)

京都府福知山市

 大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀ゆかりの地にある福知山高校の生徒が主体となって、全国各地の高校生が大河ドラマをきっかけにつながり、相乗効果で地域活性化を目指す「アフター大河バトンプロジェクト」の一環で、高校生などを対象に、各地にゆかりのある大河ドラマをテーマに黒板アートを募集しました。そこで応募があった、『麒麟がくる』『青天を衝け』『鎌倉殿の13人』『八重の桜』がテーマの黒板アートと制作エピソードを公開します。

【各校の制作動画】https://youtube.com/channel/UCFq8_1SDRuSwZgg83VBkSeg

 2022年12月17日(土)に兵庫県の出石永楽館で行われる「黒板アートグランプリ」にて、各参加校をZoomで繋ぎ、作品紹介の時間を設けるほか、審査員により5作品のグランプリを決定します。
 本プロジェクトは、福知山高校の生徒が大河ドラマ『麒麟がくる』で活気づいたまちの盛り上がりを持続させるために発案し、高校生を対象にした問題解決・提案型の全国大会「デザセン2021」で上位10傑にも入りました。また福知山市が主催する、主体的に行動できる「光秀マインド=まちづくりへの挑戦心」を持った人材を育成するための事業「若者まちづくり未来ラボ事業」のプロジェクトです。
 
  • 黒板アートグランプリ応募作品と制作エピソード

■「麒麟がくる」/京都府立福知山高等学校

 テーマ:『麒麟がくる』(2020年放送)

美術部と美術部卒業生とがそれぞれアイデアを持ち寄ってデザインを作成させました。イラストは、光秀を古代人と現代人が挟むように麒麟にまたがり、過去から未来へのつながりを表現しています。朝焼けの市街地を駆ける姿を描き、将来への希望、福知山の魅力を凝縮して表現しました。麒麟の迫力を表そうと陰影にこだわりました。廃校の黒板を利用して制作しました。一般公開もして多くの方に見ていただき嬉しかったです。


■「麒麟がきた」/兵庫県立柏原高等学校
 テーマ:『麒麟がくる』(2020年放送)

モチーフは地元の「黒井城跡」山頂の夕暮れです。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」放映時に同ドラマが丹波市にもたらしている影響を探る授業の中で登りました。戦国時代の山頂からの眺めに想いを馳せ、夕陽のまぶしい斜光が差し込む山頂で、男女2人の生徒が太陽に向かってたたずむ情景をパノラマサイズで撮影し、黒板アートに仕上げました。普段使わない画材を使ったので新鮮でした。


■「白雲を突き抜ける渋沢栄一翁」/埼玉県立深谷商業高等学校
 テーマ:『青天を衝け』(2021年放送)

白雲を突き抜ける渋沢栄一翁の姿をテーマとし、上に向かって昇りつめていく躍動感が感じられるような作品を目指しました。1~3年生12人で制作したこの作品は、それぞれの得意分野によって分担し、細かい所までこだわって作りました。黒板アートは間違えた所を気軽に消せたりと、メリットもありますが、重ね塗りをすると色が落ちてしまうなどのデメリットもありました。そんな黒板アートならではの性質に苦戦しながらも、工夫を重ねることで理想の作品を作り上げることができました。


■「鎌倉 由比ヶ浜、日射る」/鎌倉女学院中学校高等学校
 テーマ:『鎌倉殿の13人』(2022年放送)

朝日が昇る鎌倉の由比ヶ浜、流鏑馬をモチーフに太陽を貫き「鎌倉から未来を切り開く」というテーマで描きました。流鏑馬は鎌倉時代に源頼朝が催行し鶴岡八幡宮で今もなお続く武技です。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のオープニングの雰囲気を参考に美術部の中学生、高校生15人程で取り組みました。黒板アートは初めての挑戦でしたが、試行錯誤しながら黒板の地を生かした表現を見つけていくことができたと思います。鎌倉時代の戦乱の世の武士の力強さ、緊張感が伝わったら嬉しいです。


■「夫婦散歩」/兵庫県立出石高等学校
 テーマ:『八重の桜』(2013年放送)

今回私たちは「八重の桜」という大河ドラマの作品を選びました。作品で描かれている時代は明治元年。鳥羽・伏見の戦いや戊辰戦争があった頃です。争いが多く、心に余裕を持つのが難しかったのでは無いかと思い、「夫婦散歩」というタイトルをつけました。また、出石の名物とも言える出石城跡をモチーフに夫婦で並び、ゆったりとした時間を過ごせたら良いなと考え、出石城跡の風景を選びました。ドラマのタイトルに「桜」とあるので、桜の景色もあればより幻想的になるのではと思い、八重と、一人目の夫である川崎尚之助の周りに桜の木や花弁を散らしました。激動の時代に八重は生まれ、壮絶な人生を歩みましたが、今回描いた黒板アートで、もし八重と尚之介が尚之介の故郷である出石へ二人で訪れていたならばこのような桜の景色が見られていたかもしれません。出石城の瓦や、木の葉っぱなど細かいところも注目して見て欲しいです。
 
  • 「黒板アートグランプリ」大会概要
【開催日】
2022年12月17日(土) 14時~15時40分

【場所】
出石永楽館(兵庫県豊岡市出石町柳17-2)

【企画内容】
応募者の地域ゆかりの大河ドラマ(福知山市であれば『麒麟がくる』)をテーマにした黒板アートの制作動画をアフター大河バトンプロジェクトの公式SNS上で公開。グランプリ大会では、各参加校をZoomで繋ぎ、作品紹介の時間を設けるほか、審査員により黒板アートの作品グランプリを決定する。

【主催】
アフター大河バトンプロジェクト実行委員会(福知山高校生徒、福知山公立大学学生、福知山市など)
▼「アフター大河バトンプロジェクト」公式SNS
YouTube https://youtube.com/channel/UCFq8_1SDRuSwZgg83VBkSeg
Twitter  https://mobile.twitter.com/after_taiga
Instagram https://instagram.com/after_taiga_ig
 
  • (参考)アフター大河バトンプロジェクト
福知山高校の生徒が大河ドラマ『麒麟がくる』で活気づいたまちの盛り上がりを持続させるために発案したプロジェクトであり、2021年からスタートしました。「#アフター大河」を合言葉に、大河ドラマの舞台や題材になった地域の高校に、キーワードを入れたパネルをバトンのようにつないで、各地で盛り上がるイベントに取り組んでもらうというものです。高校生を対象にした問題解決・提案型の全国大会「デザセン2021」で上位10傑にも入りました。
https://www.tuad.ac.jp/dezasen/works/2021/index.html
 
  • (参考)明智光秀ゆかりの福知山市に受け継がれる「光秀マインド」

明智光秀がこの地にまちを拓いてから、いつの時代も逆境に立ち向かい、挑戦的なまちづくりを進めてきました。そんな本市に根付くまちづくりへの挑戦心を「光秀マインド」としています。
現在、福知山市に変化をもたらす人を応援する企画「福知山の変」が始動しています!
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/promotion/hen.html
 
  • (参考)若者まちづくり未来ラボ事業
福知山にゆかりのある高校生・大学生に向けて、福知山市で活躍する大人と出会い、福知山愛を醸成するとともに、主体的に行動できる光秀マインドを持った人材を育成するための事業で、地域に関わるプロジェクトに取組んでいます。プロジェクトには福知山公立大学の学生がプロジェクトマネージャーとして関わり、参加者に伴走して活動しています。
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/soshiki/5/47932.html

▼プロジェクトマネージャー紹介
アフター大河バトンプロジェクト

地域経営学部4回生   深川 春輝地域経営学部4回生 深川 春輝

 

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府福知山市字内記13-1
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代表者名
大橋 一夫
上場
未上場
資本金
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設立
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