IGSの先生方向け【教科×探究】実践支援プログラムが、三菱みらい育成財団の2025年度助成先に採択 「先生が“探究の楽しさ”を体感しつつ、教科の枠内外を問わない探究的な学びの指導法を考える」
~教科横断的な探究の実践を全国に広げていく学校・教育委員会の募集を開始~
Institution for a Global Society 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 COO:中里 忍、以下「IGS」)は、未来を担う若者の育成を目指す教育機関等への助成、及びその成果を広く社会に波及させるための事業を行う一般財団法人三菱みらい育成財団(所在地:東京都千代田区、理事長:宮永俊一、以下「財団」)より「先生方向け【教科×探究】実践支援プログラム」に関して、カテゴリー5「主体的・協働的な学習(心のエンジンを駆動させる学習)を実践できる教員養成・指導者育成プログラム」に採択されたことをお知らせします。なお、助成期間は2025年7月から2026年3月までを第1期とし、原則として2027年度までの3年間の継続が予定されています。
これに伴い、IGSは、教科横断的な探究の実践を目指す学校・教育委員会の募集を開始いたします。

■背景:高校教育における「探究」実践の広がりと次のステップ
VUCA時代においては、「答えのない問いに向き合う力」「自ら問いを立て、考え抜く力」「他者と協働しながら創造する力」が求められています。こうした力を育む学びとして、探究型学習が注目を集める一方で、多くの現場では「総合的な探究の時間」に限定され、教科の学びと切り離されているのが実情です。
IGSは、こうした現状をふまえ、先生自身が「探究の面白さ」を体感しながら、教科の中でも探究的な学びを実践できる力を得ていくことが、生徒の学びを変える第一歩になると考えています。
本プログラムでは、先生方が自身の「心のエンジン」を駆動させながら学びを深め、その変容が他の先生方、そして生徒へと波及していくことを目指します。
■プログラムの概要:体験から手応えへ。探究指導の“次の一歩”を共につくる
本プログラムは、全国の中高一貫教育校・高等学校の先生方を対象に、探究的な視点を自身の授業に取り入れるための実践力を高めることを目的とした学びの機会です。
PBL(Project Based Learning)の体験、教科横断型の授業設計、非認知能力・探究スキルの理解、教科への応用に向けた他の先生方とのディスカッション、アセスメントによる学習効果の可視化などを通じて、先生方の探究指導を進化させていきます。
【プログラムの主な構成】
-
名称:「先生方向け【教科×探究】実践支援プログラム」
-
※採択時プログラム名「先生自身が楽しむ!探究型学習実践プログラム」として財団ホームページに掲載されています:https://www.mmfe.or.jp/partners/selection/?y=2025
-
-
対象:全国の中高一貫教育校・高等学校、教育委員会
-
定員:先生方計200名(担当教科問わず)
-
期間:2025年7月〜2026年3月
-
形式:対面開催
-
対面形式は2日間、東京・大阪他で開催予定
-
アセスメントはオンラインで実施
-
-
主な内容:
-
探究で育てたい力(非認知能力・探究スキル)の理解とペアワークによる言語化
-
PBL型授業の体験(先生役・生徒役を交えたロールプレイ)+ディスカッション
-
教科に探究を取り入れる授業プランの設計・実践、フィードバック
-
事前・事後のアセスメントによる教育効果の可視化と振り返り
-
アセスメントは、IGSが教育機関向けに提供する児童・生徒の非認知能力測定ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」および、数理科学的なものの見方や考え方・スキルの測定ツール「数理探究アセスメント」を利用します。
-
Ai GROW:https://www.aigrow.jp/aigrow
-
数理探究アセスメント:https://www.aigrow.jp/suri-assessment
-
-
-
※本プログラムは、IGSがカンボジアやウズベキスタンでアジア開発銀行(ADB)・東アジアASEAN経済研究センター(ERIA)とともに実施してきたプロジェクトのノウハウを活用して構成されています:
-
カンボジア事例:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000054457.html
-
ウズベキスタン事例:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000054457.html
■期待されるインパクトと今後の展望
本プログラムを体験した先生方が、それぞれの地域で探究学習の実践と推進の中核を担うことにより、教科の枠内外を問わず、探究的な学びの文化が広がっていくことを期待しています。
IGSは今後3年間、三菱みらい育成財団の支援のもとで本プログラムを継続的に展開し、全国の教育現場に寄り添いながら、先生と生徒が共に「心のエンジンを駆動させる学び」の実現に取り組んでまいります。
■三菱みらい育成財団 概要
一般財団法人三菱みらい育成財団は、三菱グループ創業150周年を記念して2019年に設立されました。次代を担う若者の育成を目的とし、グループ24社が10年間で100億円を拠出、高校や大学、NPO法人等の教育プログラムに助成を行っています。2020年度から助成を開始し、2024年度までに延べ384機関、約22万7,000名が参加しています。
-
名称 :一般財団法人 三菱みらい育成財団
-
所在地 :〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
-
設立年月 :2019年10月
-
理事長 :宮永俊一
■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要
社会で活躍する際に重要な「非認知能力」を中心に、人の能力を子どもから社会人まで一貫して可視化できるツール等を提供しているEdTech/HRTech企業。「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」を企業パーパスに掲げ、2021年12月29日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上場。
-
所在地 :〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
-
設立 :2010年5月
-
資本金 :50百万円(2025年3月末現在)
-
事業内容 :AIを活用した人材評価プラットフォームを企業や学校に提供
-
コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/
【本件に関するお問合せ】
■本プログラムへの応募・IGS教育事業に関するお問い合わせ先(学校・団体・自治体等)
Institution for a Global Society株式会社 教育事業部 野口・高柳
MAIL: edtech@i-globalsociety.com TEL: 03-6447-7151
■IGSご取材に関するお問い合わせ先(メディア)
Institution for a Global Society株式会社 ブランドコミュニケーション室 広報担当 川村
MAIL: pr@i-globalsociety.com
■一般財団法人三菱みらい育成財団
E-Mail: info@mmfe.or.jp
すべての画像