メールの信頼性を高めるメール認証規格「BIMI」導入案内ページ公開のお知らせ

メールに送信者ロゴが表示されることで、なりすましメール対策の強化を支援

スパイラル株式会社

デジタルで未来最適をリードするスパイラル株式会社(東京都港区、代表取締役 CEO 佐谷 宣昭)は、主力製品であるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」および「SPIRAL ver.2」の利用ユーザ向けに、電子メールのセキュリティと信頼性を向上させるためのメールの認証規格「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」(以下「BIMI」)の導入案内ページを本日2024年6月13日に公開いたしましたので、お知らせいたします。

SPIRAL ver.1サポートサイト:https://support.smp.ne.jp/faq/f52735/

SPIRAL ver.2サポートサイト:https://support.spiral-platform.com/faq/11343.html


  • 背景と概要

サービス事業者や取引先になりすまし、有害なサイトへアクセスさせるフィッシングメール増加が社会問題化していることを背景に、フィッシングメール対策を強化する動きとして、GmailやYahoo!メールをはじめ各プロバイダーが新しい迷惑メール判定のガイドライン(以下「ガイドライン」)(※1)を発表しています。

ガイドライン発表以降、ユーザのフィッシングメール対策に関する関心が高まり、当社へもセキュリティ対策としてのBIMIに関する問い合わせが出始めています。BIMIの導入には第三者機関の認証および設定までに複数の工程が必要となり、一定のハードルがあることから、当社サポートサイトにBIMIの導入手順や必要事項に関するご案内ページを公開しました。


※1 Google メール送信者のガイドライン

https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja

なお、米Yahooも同様の制限の実施を発表しており、2024年の第一四半期以降、大量送信者に対しても同様の要件を求めています。

https://blog.postmaster.yahooinc.com/post/730172167494483968/more-secure-less-spam


  • 「BIMI」について

BIMI(Brand Indicators for Message Identification)とは、電子メールのセキュリティと信頼性を向上させるためのメール認証規格です。BIMIに対応しているメールサービスの受信メールに電子メール送信者の自社ブランドのロゴを表示させることで、受信者はフィッシングやなりすましではない正規の送信元から配信されたものであることを視覚的に確認できるようになり、送信者側もブランド認知度および信頼性の向上や、スパムフィルターの回避率の向上というメリットを得ることが可能な仕組みです。


               「BIMI」導入時のメール受信画面イメージ


  • 「BIMI」導入のメリット

(1)ブランド認知度および信頼性が向上し、なりすましメール対策を強化

受信者の受信トレイ内に送信者の自社ブランドのロゴを表示させることで、ブランドの認知度やエンゲージメントを向上させる効果が期待できます。また、メールの安全性を保証してなりすましメール対策の強化にもつながります。


(2)メールの開封率および到達率が向上

受信者は届いたメールに表示されるロゴを見て、なりすましではないことを瞬時に判断し、安心してメールを開封できることから、開封率の向上が期待できます。また、誤って迷惑メールとして報告されることが減少し、スパムフィルターによってブロックされる可能性が低くなります。これにより、メールの到達率の改善も見込まれます。


  • ユーザの「BIMI」導入に関して当社ができること

メール送信事業者として迷惑メール対策推進協議会に参加する当社は、「SPIRAL」への送信ドメイン認証技術「SPF」、「DKIM」、「DMARC」の標準実装をはじめ、これまでも様々な観点から迷惑メール対策に取り組み、「SPIRAL」の利用ユーザが正当なメール送信者として、メール配信ができる環境を提供してまいりました。

BIMIの導入には第三者機関の認証や設定までに複数の工程および作業が必要となり、一定のハードルがあります。このことから、当社は、当社サポートサイトにてBIMIの導入手順や必要事項をご案内し、利用ユーザの迅速なBIMIの導入を支援いたします。


SPIRAL ver.1サポートサイト:https://support.smp.ne.jp/faq/f52735/

SPIRAL ver.2サポートサイト:https://support.spiral-platform.com/faq/11343.html


今後も当社は、利用ユーザが継続的に安全なメールを配信できるように、メール配信時の送信ドメイン認証の設定方法の促進や操作方法の案内などの、Googleの新ガイドラインに賛同したメール配信に伴う機能提供および顧客支援をおこなってまいります。併せて、お客様の顧客接点DXの強化を実現するための高セキュリティなデータ利活用環境を追求し、業務効率化、開発生産性向上に寄与できる安全・安心な開発プラットフォームの提供と、お客様に寄り添った課題解決型サービスの提供に努めてまいります。


  • 「SPIRAL」とは

「SPIRAL」は、国内最大規模のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」と、その後継サービスで、Webサイトや業務アプリケーションの作成ができるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の総称です。


「SPIRAL ver.1」は、官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ13,000社以上(2023年4月末時点)の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのWebアプリケーションを手軽に開発できます。

URL:  https://www.spiral-platform.co.jp/service/spiralv1/


「SPIRAL ver.2」は、Webサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォームです。国際化対応はもちろんのこと、業務担当者にもご利用いただける管理画面だけでなく、開発会社が必要とするWebアプリケーションやサイト運営に必要なコンポーネントが揃っています。プログラミング知識がなくても、マウス操作で自社専用のWebアプリケーションを手に入れることができます。

URL: https://spiral.pi-pe.co.jp/

 

  • スパイラル株式会社 概要

会社名:スパイラル株式会社

所在地:東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル

代表者:代表取締役CEO 佐谷 宣昭

事業内容:ローコード開発プラットフォーム事業、クラウドSI事業、Enabler事業、

     SaaS事業、ECソリューション事業、コールセンター支援事業、美容業界向けDX事業、

     行政・自治体向けDX事業、メディア事業、タウンマネジメントのDX推進事業

Webサイト:https://www.spiral-platform.co.jp/


※「SPIRAL」はスパイラル株式会社の登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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会社概要

スパイラル株式会社

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URL
https://www.spiral-platform.co.jp/company/outline/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル(受付2F)
電話番号
03-5575-6601
代表者名
佐谷宣昭
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2000年04月