「日本の工芸を、世界へ、そして未来へ」中川政七商店、ロンドンに初のPOPUP STOREをオープン
ロンドン中心部の街・ショーディッチにて、中川政七商店初のPOPUP STOREをスタート。「ロンドンデザインウィーク」へも参加
1716年創業の奈良の老舗・株式会社中川政七商店(所在地:奈良県奈良市、代表取締役社長 千石あや)は、日本の工芸を世界中の暮らしの中へ届ける一歩として、2025年9月9日より一年間、イギリス・ロンドン中心部の街・ショーディッチにて、当社初となるPOPUP STOREを展開いたします。また9月13日~21日にロンドン各地で開催されるデザインイベント「ロンドンデザインウィーク」へも参加いたします。

中川政七商店は「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、日本の工芸に根差した暮らしの道具を作り、日本国内を中心に展開してきました。2002年以降は直営店の出店を加速させ、工芸業界で初となるSPA業態を確立。生活雑貨事業は国内市場を中心に、この22年間で約20倍の成長を遂げています。さらに2018年からはアジア展開を始動し、海外市場へも広がりを見せています。
このたび、ヨーロッパの市場を広げるため、イギリスに現地法人(Nakagawa Masashichi Shoten UK Ltd.)を立ち上げました。また日本の工芸を世界の暮らしへ広げる新たな一歩として、アジア以外では初めての試みとなる、ロンドンでのPOPUP STOREをスタートします。日本の工芸をベースにした約500種類の商品や限定商品の販売をはじめ、期間中は茶道・金継ぎなどのワークショップ、世界最大級のデザインイベント「ロンドンデザインウィーク」への参加も予定しております。ロンドンでの挑戦を契機に、日本の工芸を世界へ、そして未来へ届ける新たなステージを開いていきます。
NAKAGAWA London POPUP STORE
期間:2025年9月9日~2026年7月(予定)
所在地:16c, Calvert Avenue, Shoreditch, London E, London, E2 7JP, United Kingdom
営業日時: Tuesday - Sunday/11:00 - 18:00
商品ラインアップ:衣・食・住・食品など約500種類
空間デザイン:Jones Neville
グラフィックデザイン:A Practice for Everyday Life
グローバルEC:https://nakagawa1716.com/
グローバルInstagram:nakagawa1716_global

ロンドン限定商品、フラワーマーケットをイメージしたふきん

週末のイーストロンドンを彩る「コロンビアロード・フラワーマーケット」の景色を描いたふきん2種類を、ロンドンPOPUP STORE限定で新たにご用意しました。大判薄手・生地2枚仕立ての「花ふきん」は、ループ付きで掛けて使える便利な一枚で、吸水性と速乾性に優れています。生地を5枚重ねた「かや織ふきん」は、使うほどにやわらかさが増し、優れた吸水性と丈夫さで、長くご愛用いただけます。いずれも、奈良の工芸「かや織」をいかした、中川政七商店のロングセラー品です。
・花ふきん フラワーマーケット £19(サイズ:58cm×58cm)
・かや織ふきん フラワーマーケット £12(30cm×40cm)


工芸を「買う・体験する・学ぶ」体験型企画も

商品の販売にとどまらず、茶道や金継ぎ、氷削りといった日本文化を体験できるワークショップも開催予定です(実施時期は順次公開)。工芸を「買う」だけでなく、「体験し、学ぶ」ことで、日本の暮らしの心地好さをより深く味わっていただきます。
また、ショッピング特典として、£60以上お買い上げのお客様には、中川政七商店ロゴ入りのオリジナルトートバッグをプレゼントいたします。


中川政七商店の海外展開について

2018年より、当社はアジア圏を中心に海外展開を積極的に推進しています。現地小売店での卸販売やECモールへの出店を進める中、2019年には台湾政府機関との協働による初の海外コンサルティングと、大型イベント「大日本市台湾博覧会」を開催しました。

また近年は、台北・上海・北京・ソウルなどアジア主要都市へとエリアを拡大し、現地のSNSやPOPUPイベントを通じて販路を開拓しています。特に中国発のSNS「小紅書(RED)」では、フォロワー数が16,000人を超え、「ドラッグストア・バラエティストア・免税店」部門のフォロワー数で日本企業として第8位にランクイン。
2023年からは積極的にPOPUPイベントを開き、23年11月に台北、23年12月には上海と北京、そして24年11月にはソウルで開催。ソウルのPOPUPでは「土鍋」や「茶碗」などの食卓アイテムが人気を集め、即日完売する商品も多く、大きな反響を得ました。

そして2025年には、グローバル市場での可読性を意識し、ロゴをリニューアル。2030年までに初の海外旗艦店オープンを目指します。これまで培ってきた経験を活かし、日本の工芸を世界へと広げるため、さらなる挑戦を続けていきます。
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