株式会社トドオナダ、株式会社エム・データと共同で「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」日本選手のウェブニュースとTV話題時間を調査
ウェブニュースでは不参加の鈴木誠也選手に存在感、村上宗隆選手には「手のひら返し」が発生。
テレビの放送内容をテキスト化した「TVメタデータ」を提供する株式会社エム・データ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:薄井司)と、3,000以上のWEBメディアをモニタリングするPR効果測定サービス「Qlipper」(https://qlipper.jp/)を運営する株式会社トドオナダ(本社:東京都港区、代表取締役社長:松本泰行)は、共同で「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」日本選手のTV話題時間とウェブニュースの調査を行いました。
エム・データ調べの調査結果はこちら(https://mdata.tv/info/20230403_01/)
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TV話題時間・ウェブニュース総合ランキング
※仮想PV:Qlipperが取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出した数字
※記事ツイート数:記事のURLを含むツイートの数
ウェブニュースランキング
TV話題時間ランキング
■TV話題時間・ウェブニュース 比較サマリー■
- TV話題時間もウェブニュースも、トップ10は同じ顔ぶれ。
- トップ10の中で村上宗隆選手は、TVで2位だがウェブでは4位(記事数・記事ツイート数)または5位(仮想PV)。
- TVで6位の佐々木朗希選手は、ウェブでは4位(仮想PV)または5位(記事数・記事ツイート数)。
- ケガで不参加・離脱の鈴木誠也選手・栗林良吏選手はTVで下位だがウェブでは中位以上。とくに鈴木誠也選手は記事数・記事ツイート数11位。
■ウェブニュース サマリー■
- 全期間で大谷選手が桁違いの数字。ほか大活躍の吉田正尚選手、不出場でも存在感のあった鈴木誠也選手に特徴
- 記事数の変動は、プレー以外にもケガや家族の話題が影響
- 最多ページビューはチェコ代表、最多ツイートは韓国代表との関係のニュース
- 「手のひら返し」が起きた村上宗隆選手のニュース
好調だった吉田正尚選手は、大会中の活躍とアメリカでの評価上昇によりいくつかのカテゴリーでトップ5入りしています。
他の選手のランキングはパフォーマンスによって変化しましたが、不参加の鈴木誠也選手が中位以上に現れ続けています。ベンチに飾られたユニフォームや、不調の村上選手に送った激励の動画など、話題が尽きなかったことが要因です。
- 増加率で見た場合
■ケガの選手に増加傾向
腰の張りのために1次ラウンドで離脱した栗林良吏選手、骨折したもののチームへの帯同を続けた源田壮亮選手のニュースが大きく増加しました。
【準々決勝〜決勝ラウンド増加率(対予選ラウンド)】
■岡本選手が記事数で5倍、PVで9倍を超える増加
準々決勝と決勝でホームランを放った岡本和真選手が大きく増加しました。実数の順位で見ても、全数値で10位以内にジャンプアップしています。
また今永昇太選手と周東佑京選手も増加率が高く、予選ラウンドで記事数と仮想PVが下から2番めだった周東選手はいずれも17位まで順位を上げました。
【大会後増加率(対準々決勝〜決勝ラウンド)】
■高橋奎二選手が妻・板野友美さんとともに上昇
大会後の傾向として、大会期間中はニュースが多くなかった国内所属の選手が、自チームに帰って記事を増やしています。
その中で異質なのが高橋奎二選手です。妻でタレントの板野友美さんの記事が、ゴシップ的なものも含めてスポーツ紙やネットニュースで多く出ました。また、母校の龍谷大平安高校がセンバツ高校野球に出場中であることも影響しました。
- 最多ページビュー、記事ツイート数は他国チームとの関わりのニュース
記事ツイート数が最も多かった記事は、3月10日の『東京スポーツ』のニュースでした。韓国戦で背中に死球を受けたヌートバー選手が相手投手をにらみつけた場面について、韓国国内で批判の声が上がっていると報じた記事です。
- 村上宗隆選手のニュースに起きた「手のひら返し」
【村上選手を見出しに含む記事の論調推移】
■トレンドにも反映されるネガティブさ
Qlipperが抽出した村上選手のトレンドワードに、大会前は「目覚め」というワードが入りました。大会前最後の強化試合での3ランを表現したものです。見出しに村上選手の名前があって「目覚め」の語を含む記事の、約25%が暗めの論調です。本調子とは程遠く打順を下げたそれまでの経緯が影響しました。
予選ラウンド中はトレンドに「打席」「不調」「スタメン」のワードがあります。
見出しに村上選手の名前があって「打席」の語を含む記事の、約34%が暗い論調です。スタメンや4番で使い続けることに疑問を呈するスポーツ専門誌や、打率が0割台に落ちたことを報じるスポーツ紙の記事もありました。村上選手は絶不調で不貞腐れていると書くゴシップ紙もありました。
■準決勝で手のひら返し
準々決勝〜決勝ラウンドでは、「やや暗い」および「暗い」論調の割合は17.14%まで下がります。準々決勝以降をさらに区切ると、
【村上選手記事 準々決勝以降の論調推移】
「やや暗い」および「暗い」記事の割合は3/16〜3/20で20.08%、3/21〜3/22だと9.29%まで下がります。21日準決勝のサヨナラ打が論調を変えたことが見て取れます。
調査概要
〈TV話題時間調査 株式会社エム・データ〉
調査期間:2023/3/2(木)4:00~2023/3/29(水)28:00
調査機関:自社調査
調査対象:NHK総合、Eテレ(「手話ニュース」のみ)、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、
フジテレビ(東京地区地上波)
調査方法:調査対象で放送されたテレビ番組内にて下記のWBC日本選手(※1)が紹介されたニュースや話題・コーナーの放送時間を選手単位で集計。
〈ウェブニュース調査 株式会社トドオナダ〉
調査期間:2023年3月2日(木)〜2023年3月29日(水)
(Qlipperの記事確認日時)
調査機関:自社調査
調査対象:WBC日本選手(※1)を含むウェブニュース記事
調査方法:Qlipperが調査期間中に収集した国内主要ニュースサイトのウェブニュースの内、調査対象の記事数、仮想PV数、記事がツイートされた数を集計。
※仮想PV:国内3,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。(特許第7098122号)
(※1)ダルビッシュ有、佐々木朗希、大谷翔平、山本由伸、今永昇太、宮城大弥、高橋奎二、戸郷翔征、伊藤大海、湯浅京己、宇田川優希、髙橋宏斗、大勢、栗林良吏、松井裕樹、甲斐拓也、大城卓三、中村悠平、山田哲人、源田壮亮、牧秀悟、中野拓夢、岡本和真、山川穂高、村上宗隆、牧原大成、近藤健介、周東佑京、ラーズ・ヌートバー、吉田正尚、鈴木誠也、栗山英樹監督(敬称略)
調査実施主体 概要
【株式会社エム・データ】
https://mdata.tv
代表取締役会長:関根俊哉
代表取締役社長:薄井司
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング9階 CROSS OFFICE日比谷内
設立:2006年1月23日
資本金:2億6,159万円
■株式会社エム・データについて
株式会社エム・データは、テレビ放送(番組およびCM)の放送実績を独自にテキスト化したデータベース「TVメタデータ」を生成して、調査・分析・配信を行なっている、2006年に設立されたデータプロバイダ・リサーチカンパニーです。2014年1月に、民放キー局(在京5局)等と資本提携し、デファクトスタンダードなデータベースを構築しており、主なサービスには、番組やTV-CMの放送内容を詳細に記録した「TVメタデータ」を提供する「①データ配信サービス」、お客様のご要望に応じて調査・分析を行なう「②放送実績調査サービス」、放送された話題を露出・報道量等で集計したランキング形式で配信する「③ランキングサービス」、「TVメタデータ」を基点としたビッグデータ解析ツール「④TV Rank」の提供や企業のマーケティング支援、メディアコンサルティング業務等があります。
【株式会社トドオナダ】
https://todo-o-nada.com/
代表取締役社長:松本泰行
〒108-0073 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル2F
設立:2020年1月20日
資本金:580万円
■Qlipperについて
Qlipper(URL: https://qlipper.jp/)は、広報業務を支援するPR効果測定ツールです。
WebニュースとSNSのモニタリング、PR分析、ChatGPTを活用したプレスリリースの自動作成などの機能を備え、効率的かつリアルタイムなPR戦略の立案・改善が可能になり、効果的なPR活動が行えます。
無料トライアルを用意しており、弊社コンサルタントが専任でサービス初期設定と最適化を支援します。
【プレスリリースに関するお問い合わせ】
Qlipper運営事務局
担当:遠藤
Email:qlipper@todo-o-nada.com
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