【処理速度最大275%向上】パナソニックのOCRソフト用開発キット「免許証認識ライブラリー」がバージョンアップ
処理速度が最大275%向上し、クラウド基盤の運用コスト40%減。eKYCやDXの加速を支援
AI-OCR処理速度が最大275%向上※し、高価なGPU環境を使わなくてもCPU環境で高精度かつ高速なOCR処理が可能になりました。
▼「免許証認識ライブラリー」の詳細はこちら
https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/licenseocr.html
バージョンアップの背景
本人確認、特にオンライン本人確認(eKYC)では、申込者自身が撮影した低品質な免許証画像でOCR処理を行う必要があるため、高精度な文字認識を行うにはAIによるOCR処理が推奨されています。
しかしAI-OCRを高速で稼働させるには、CPU環境よりスペックの高いGPU環境が必要でした。
一方でGPU環境は初期費用やクラウド基盤の運用コストが高額になるというデメリットがあります。
そのためコスト面に課題を感じながらもGPU環境を用意してAI-OCRを実行されている、またコスト面から最新ではない従来型のOCRをCPU環境で稼働させている、そもそもAI-OCRの導入をあきらめている、などの声をお聞きしておりました。
このような状況を改善するため、CPU環境であってもAI-OCRを高速稼働させられるようにバージョンアップいたしました。
バージョンアップの概要
今回のバージョンアップで、CPU環境でのAI-OCR処理速度が最大275%向上※しました。
これにより高価なGPU環境を用意せずとも、高精度かつ高速なOCR機能をシステムに搭載できるようになります。
またCPU環境でAI-OCRを稼働させると、GPU環境に比べクラウド基盤の運用コストを約40%削減※できるようになります。
金融業、BPO(コールセンター)、通信業、レンタル業(レンタカーなど)、中古品売買/リユース業などさまざまな業界でご活用いただけるようになります。
OCRソフト用開発キット「免許証認識ライブラリー」について
運転免許証画像の情報をOCR処理し、文字コードに変換する開発ツールキット(SDK)です。
画像補正や文字認識にAI技術を活用することで、認識率98%以上※を実現しています。
本人確認システムに組み込むことで、オンライン本人確認(eKYC)や対面での本人確認(KYC)で課題となっていた本人情報の手入力作業の効率化や、申し込み途中の離脱率減少、さらには免許証画像のマスキング作業の効率化に貢献します。
▼「免許証認識ライブラリー」の詳細はこちら
https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/licenseocr.html
※当社調べ(2023年6月、「免許証認識ライブラリー」における調査)
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電話番号:0570-087870
受付時間:9時~12時、13時~17時30分(土・日・祝・当社指定休業日を除く)
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