【AIによる即応体制で解決!】【英文義務化における課題と展望】東証プライム市場、IR担当者100名に聞いた翻訳ツールの三大課題「正確性」「専門性」「安全性」

6割の上場企業が外部翻訳に依存、AI翻訳への期待が急増中!〈メタリアル AI白書〉

株式会社メタリアル

株式会社メタリアル(本社:東京都千代田区、代表取締役:五石順一)は、2025年3月に事業会社のIR担当者(20代〜60代、男女)を対象に、英文開示義務化への対応に関する調査を実施しました。その結果、半数以上の企業が外部翻訳会社や翻訳ツール、社内外のリソースを活用していることが判明しました。翻訳ツールについて、「コスト」よりも、日本語との同時開示における翻訳の「正確性」や「専門性」、機密情報の取り扱いに関する「情報の安全性」への懸念が高いことが明らかとなりました。

◾️調査背景

株式会社東京証券取引所は、プライム市場を「グローバルな投資家との建設的な対話を中心にした企業向け市場」と位置付けています。そのため、海外投資家からは、日本語と英語の情報量や開示タイミングに差があることが投資判断に影響を与え、情報の非対称性が投資制約となっているとの指摘がなされており、改善が求められていました。このような背景を受け、2025年4月1日より、特に速報性が求められる決算情報や適時開示情報について、日本語と同時の英文開示を義務化することが決定されました。この決定は、企業行動規範における遵守事項として位置づけられています。また、当社は翻訳AI事業を展開しており、英文開示義務化への企業対応状況を調査した結果、企業の実情に即した課題やニーズが明らかになりました。

◾️プライム市場に上場しており、すでに対応済の企業は約21%
当社が実施した調査によると、調査対象企業のうち、プライム市場に上場している企業は24%を占め、そのうち約半数(50%以上)がすでに英文化対応を進めていることが判明しました。一方で、プライム市場に上場しているものの、準備に時間がかかっている企業は約3%に上り、英文化への対応が遅れている現状が浮き彫りになりました。

さらに、プライム市場に上場していない企業の未対応率は8%と、対応が進んでいない企業の割合が高いことが分かりました。今後の対応方針に関しては、すでに対応済みと回答した企業が67%、今後対応を予定している企業が29%となり、高い割合で企業が今後の対応に意欲を示していることが明らかとなりましました。


◾️英文化の方法については、外部の翻訳会社への依頼が62%と第1位

英文開示の翻訳方法について、外部発注を行う企業は6割以上を占める一方で、社内外の人的リソースを活用する企業は59%、翻訳ツールを使用する企業は53%となり、いずれも半数以上の企業がこれらの手段を利用していることが明らかとなりました。この結果から、企業の多くが複数の翻訳手段を組み合わせて対応しており、翻訳業務に対する柔軟で効率的なアプローチが求められています。

◾️英字義務化の課題は「迅速性」「正確性」

決算情報および適時開示情報の英訳タスクにおいて、最も大きな課題は「迅速性」が88%を占めました。日本語の開示と同時に英訳を行う必要があるため、速報性の確保が企業にとっての最優先事項となっています。さらに、翻訳の「正確性」、外部への翻訳発注や翻訳ツール導入による「コスト」の増加英文化対応に必要な「マンパワー」、そして機密情報の取り扱いに関する「安全性」への不安も、多くの企業から指摘されました。

◼️翻訳ツールについて課題・ネックとなっていること「翻訳の正確さ」
調査結果によると、翻訳ツールを利用する企業は全体の半数を占める一方で、専門的な用語や日本独自のビジネス文化が翻訳の「正確さ」に与える影響を懸念する企業が最も多く、回答率は65%に上りました。さらに、専門的な翻訳がきちんとできているか分からないという回答も約半数に達し、翻訳の品質や正確性への不安が広がっていることが分かりました。また、情報のセキュリティ面に関する懸念も同様の回答率となり、企業にとっての課題として重要視されています。

以上の結果から、英文義務化による企業への負担が大きいことが明らかで、今後は、AI翻訳による対応も急がれると見込まれます。翻訳AIを提供する当社では、今後も業界のニーズに応え、専門領域に特化し翻訳業務の革新に貢献してまいります。ぜひT-4OOをご活用ください。

◾️翻訳AI「T-4OO」について

カスタマイズ用の専用エンジン開発や参照データの収集、提供が不要となったことにより、ユーザーの業務負担が軽減されることが期待できます。生成AIは、従来のAIと比較して自然で流暢な翻訳が特徴である一方、ユーザーの求める品質に合わせた表現にするために必要な訳し分けの詳細な指定が難しいという課題がありました。生成AIの産業翻訳に必要不可欠な訳し分けの機能により、ユーザーの求める品質に合わせた翻訳結果を出力することが可能となっています。

今後ユーザーの方々がT-4OOを使用することにより、業務負担が軽減し、より創造性の高い業務をしていただけるよう取り組んでまいります。

専門用語に強い高精度AI翻訳「T-4OO」:https://www.rozetta.jp/t4oo/

無料トライアルのお問い合わせはこちら:https://www.rozetta.jp/form/form_trial.html

■メタリアル・グループT-4OO事業部責任者 新河戸 健人 (しんかど けんと)コメント:
いよいよ本年4月から東証プライム市場での英文開示義務化が開始となる一方、
今回の調査からはIR担当部署の現場が今なお翻訳作業の対応に苦慮されていることが伺えます。
メタリアル・グループでは以前から独自のIR専門エンジンを用いた決算情報の英文同時開示を実施しており、今回の義務化をきっかけに、一般にもより広くAIを活用いただけるようになればと期待しています。

■調査概要について

・対象:事業会社にてIRを担当している 20〜69歳の男女

・実施期間:2025年3月4日〜7日

・実施人数:合計100名

・調査方法:インターネット調査

■メタリアル・グループについて

「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」を企業ミッションとし、「対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2023」(出典:ITR)の「翻訳市場」において国内市場No.1に位置している。

法務・医薬・金融・化学・IT・機械・電気電子など、2,000分野に対応。顧客ごとの課題解決・未来創造を目的とした完全カスタマイズAI開発サービスを提供している。

AI開発実績:翻訳AI、四季報AI、製薬会社向けAI、ゲームローカライズAI等

社名:株式会社メタリアル

URL :https://www.metareal.jp/

所在地:東京都千代田区神田神保町 3-7-1 ニュー九段ビル

代表者:代表取締役 五石 順一

創立 :2004年2月[l1]

事業内容:業種特化の専門文書AIの企画・開発・運営

お問合せ先:pr@metareal.jp

■株式会社ロゼッタについて

国内最大のAI翻訳リーディングカンパニーとして培った6,000社以上の顧客基盤と技術力を基に、製薬・製造・法務・特許・金融等の各業界に特化した専門文書作成に貢献するAIサービスを提供している。

主力サービス:専門用語に強い高精度AI翻訳「T-4OO」

(特徴)

1.生成AI × 専門翻訳を実現。常に進化する翻訳プラットフォーム

2.精度95%を誇る超高精度の自動翻訳

3.専門2,000分野・100言語をカバー

4.国内サーバーによる最高水準のセキュリティ

5.スキャン画像PDFも丸ごと翻訳

6.個社の社内用語を自動で翻訳結果に反映

その他に、製薬業向け生成AIソリューション「ラクヤクAI」、議事録&翻訳AIツール「オンヤク」などのサービスを提供。

社名:株式会社ロゼッタ

URL:https://www.rozetta.jp/

代表者:代表取締役 渡邊 麻呂

事業内容:AI翻訳および専門文書AIの開発・運営

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会社概要

株式会社メタリアル

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URL
https://www.metareal.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田神保町3丁目7番1号 ニュー九段ビル
電話番号
03-6685-9570
代表者名
五石 順一
上場
東証グロース
資本金
8億228万円
設立
2004年02月