【宅配クックワン・ツゥ・スリー】地産外商の新惣菜「高知県産しし唐のそぼろ味噌和え」の提供を開始

高知県との協定に基づいたフードロス削減・地域活性化につながる惣菜　10月31日(火)夕食より　

株式会社シニアライフクリエイト

2023年10月25日 11時00分

高齢者専門宅配弁当サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト（本社：東京都港区、代表取締役：　高橋洋、以下：当社）は、地産外商の取り組みの一環として、『宅配クック　ワン・ツゥ・スリー』にて「高知県産しし唐のそぼろ味噌和え」の提供を10月31日(火)の夕食より開始します。

高知県産しし唐のそぼろ味噌和え

◆高知県産のししとうを使用し、フードロス削減に貢献

当社は、2022年4月に高知県と「高知県の地方創生の推進に向けた連携と協力に関する協定」を締結。本協定の取り組みの一つである「土佐FBC (土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業)※1との連携による農産物の機能性を活かした高知県産農産物の高付加価値化の推進」に寄与すべく、これまでに高知県産農産物を使用したさまざまな商品を献立に取り入れています。

ししとうは一般家庭よりも外食産業での使用が多く、形の不揃いなものは行き先も少ないことから、ししとうを使用した惣菜の開発を積極的に進めています。今回開発した「高知県産しし唐のそぼろ味噌和え」は、高知県産のししとうに大豆ミートのそぼろを合わせました。味噌に、みりん・砂糖・酒・醤油を加え、少し甘めに味付けし、千切り生姜を加えて風味良く仕立てました。『宅配クックワン・ツゥ・スリー』の弁当に1回使用することで、ししとう約400㎏の消費につながります。なお、この惣菜は10月31日(火)の夕食(普通食)より提供を開始し、今後も定期的にメニューに取り入れ、全国の高齢者にお届けしてまいります。

※1　高知大学が地域の食品産業の中核となる人材の育成を目的に、高知県の産学官が連携して、主に県内の社会人向けに食品に関する専門教育プログラムを実施。

【当社・商品開発担当者のコメント】

「ししとう料理は、ししとうをカットせずにそのまま調理する方法が一般的ですが、ご高齢者の方が食べやすいように、カットしてから調味することにしました。形の不揃いなししとうは扱いが難しく、カット工程を決めるまでにかなり苦戦しましたが、この取り組みに賛同頂いた高知県の企業様の協力を得ながら試行錯誤し、カット・種取り工程を調整しました。また、ししとうの『辛味』も課題で、ご高齢者が食べやすいように、カット方法、合わせる食材、味付け等を工夫し、何度も試作を繰り返し、辛味を抑えた惣菜に調整しました。」

◆お客様のニーズと地域貢献の両立を目指して

当社は、各地域で行き場を失う食材に着目し、その地域で採れた食材を全国で消費する『地産外商』によって、地域経済の振興と宅配弁当メニューの多様化の実現を目指しています。地域で採れる農産物や魚介類を『宅配クックワン・ツゥ・スリー』の献立メニューに取り入れて全国にお届けすることは、当社にとって安定した食材の確保だけでなく、安定的な流通に伴う地域の農業・漁業の活性化やフードロス削減、農業と福祉を融合した農福連携や過疎地域の応援、震災被害に遭った地域の復興支援など、食事を通じた地域貢献に繋がるものと考えています。今後も、単なるお弁当の配達に留まらない、さまざまな取り組みを推進することで、高齢者の健康寿命伸長に努めてまいります。