奄美市と青山商事が包括連携協定を10月20日に締結
~防災・災害支援や地域の産業振興などに寄与~
2022年10月21日 2回目の防災毛布贈呈の様子
(左から:洋服の青山 平良副店長、取締役 山根、安田市長、広報部長 長谷部)
奄美市と当社は、相互の連携強化を図ることで地域活性化の推進・魅力の向上に寄与するため、この度「包括連携に関する協定」の締結に至りました。奄美市とはこれまで、当社の「下取りサービス」にてお客様から回収したスーツの一部をリサイクルした防災毛布を、2020年・2022年にそれぞれ100枚ずつ(計200枚)寄贈し、災害対策の備えにお役立ていただいています。また、市内には洋服の青山 奄美店を1992年から営業をしており、地域に根差したサステナブルな取り組みを進めていきたいとの思いから今回の包括連携を機に、災害対策支援の他にも本場奄美大島紬を始めとした地場産品の振興やSDGs の推進に向けた協力、連携を図っていきます。
奄美市は「2023年度SDGs未来都市」に内閣府より選定され、「環境文化や結いを継承し、心身豊かに持続可能な島実現」を掲げ「あまみSDGsアクションプラン」を策定されるなど、SDGsに積極的に取り組まれています。当社においても、環境・社会課題の認識と解決のためにSDGsを重視し、持続可能な社会の実現への貢献を目指しています。
<協定概要>
日時:2023年10月20日(金)9:00~
場所:奄美市役所 4階 市長応接室
主な出席者:奄美市 市長 安田 壮平(そうへい)様
青山商事株式会社 取締役 兼 専務執行役員 山根 康一(こういち)、洋服の青山 奄美店 店長 國仲 理央(みちお)
寄贈品:防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)100枚/マスク計5,000枚
協定における連携項目
(1)防災・災害支援に関すること
(2)地域の安全・安心の確保や支援に関すること
(3)地域の産業振興に関すること
(4)就職・進学及び教育支援に関すること
(5)SDGsの普及啓発及び達成に向けた取り組みに関すること
(6)その他、本協定締結後に両者が協議し合意した事項に関すること
防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)について
防災毛布は、「洋服の青山」「スーツスクエア」などの店頭で回収したスーツの一部をリサイクルして作られています。当社では、お客様と取り組むエコ活動の一環として、年間を通して衣料品を商品割引券と引き換える『下取りサービス』を実施しています。回収した衣料品は、主に海外へのリユースや、車の断熱材・荷物の緩衝材などにリサイクルされており、2018年からは近年の全国的な自然災害の激甚化・頻発化を鑑みて防災毛布へのリサイクルも開始しました。防災毛布は、①過去に大規模な自然災害を経験した地域であること ②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地であること ③当社店舗を営業している地域であること の3つを基準に2019年より自治体へ寄贈しております
◇下取り品の資源循環:https://bit.ly/432zv12
下取りの回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付
2021年度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・ トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を新たにスタートしました。これまでにも「more trees」へは、2015年からスーツ売上金の一部を寄付しています。
<衣料品回収量に応じた寄付の実績>
2021年度(2021年4月~2022年3月):回収量 約340トン/寄付額 850,322円
2022年度(2022年4月~2023年3月):回収量 約350トン/寄付額 874,930円
リサイクリングBOX「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」について
当社は2024年5月に創業60周年を迎えるにあたり、もっと気軽にお客様と一緒に取り組むエコ活動として、不要になった衣類を回収するリサイクリングBOX「ウエアシフト」を、10月2日(月)から全国の「洋服の青山」「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」店内に設置しました。
サイズ:縦45㎝×横45㎝×高さ×80㎝
容 量:スーツ約15着分程度
素 材:廃繊維(リフモボード)100%
※リフモボード…繊維廃棄物を加熱・加圧形成した素材で、繊維が絡み合った構造のため割れにくく、破片が飛散しにくいのが特徴です。古着や古布などから作られているため、環境配慮型素材として注目されています。)
▷ 終わらない服を作るWEAR SHiFTとは?
洋服の青山 YouTube公式チャンネル:https://youtu.be/Zxe2UhipLwE
奄美市(鹿児島県)について
鹿児島県奄美市は、平成18年3月20日の市町村合併により誕生しました。
奄美市の面積は島全体の約4割を占め、中核都市としての機能を持つ名瀬地区(旧名瀬市)、緑豊かな森林と清流を持つ住用地区(旧住用村)、広い農地と美しい海岸線を持つ笠利地区(旧笠利町)で構成されています。
日本で2番目に大きいマングローブの森、国の特別天然記念物アマミノクロウサギなど太古の生命が息づく金作原、夕陽の美しい大浜海浜公園、美しい水平線と亜熱帯の風景を思い起こさせるあやまる岬など、多くの自然と景勝地を有しております。
また、奄美には多くの希少な野生動植物が生息・生育していることから、その価値が世界的に認められ、令和3年7月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として国内5件目の「世界自然遺産」に登録されています。
さらに、シマ唄や八月踊りといった島ならではの伝統文化や、各地域で保存されている史跡・建造物などの文化財も数多く遺されており、こうした歴史とロマン漂う空間も、本市の見どころのひとつとなっています。
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