アンドドット、ウチダスペクトラムと日本マイクロソフトの協力のもとCopilot特化のコミュニティを設立

社内展開の課題や実践知を共有、今後のコミュニティ化に向けたCopilot推進担当者イベント

アンドドット株式会社

2025年12月18日 07時00分

アンドドット株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：茨木雄太、以下：アンドドット）は、ウチダスペクトラム株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：實本雅一）、日本マイクロソフト株式会社（以下：日本マイクロソフト）の協力のもと、Microsoft 365 Copilot（以下：Copilot）の社内活用推進を担う担当者を対象とした交流会を開催しました。

本イベントは、今後のコミュニティ化を見据えたトライアルとして実施し、各社の推進担当者が社内展開の課題や実践知を共有する場となりました。

企業の壁を越えて、Copilot推進の“現場知”を共有

本交流会は、Copilot導入や活用を担当する企業の推進リーダーが集い、

「社内展開の課題」「つまずき」「定着化に向けた工夫」など、現場での経験や学びを共有することを目的に開催されました。

参加者同士がフラットに意見を交換することで、Copilot活用の定着に向けた具体的なヒントや成功要因を持ち帰る機会となりました。

開催の背景：広がるCopilot導入と、現場で見える課題

活用が一部部署に留まり、全社展開が進まない
成功事例やノウハウの社内共有が難しい
推進担当者が孤立しやすく、他社との比較がしづらい

こうした課題に対して、アンドドットは、ウチダスペクトラムと日本マイクロソフトの協力のもと、企業間での実践知識の共有と、担当者同士のネットワーク構築を目的に本イベントを開催しました。

参加企業の“進捗の濃淡”と、それでも生まれた価値

本交流会には、エンタープライズ企業を中心に9社が参加し、Copilotの社内活用状況には企業ごとに濃淡が見られました。

あるグループでは慎重に検討を進めている企業が多く集まり、「これからどのように展開していくか」といったテーマで盛り上がる場面がありました。

一方、他のグループでは、すでに幅広いユーザーへの展開や高度なユースケース開発が進む企業と、導入初期段階の企業が混在し、成熟度の異なる組織同士での意見交換が行われました。

興味深い点として、活用が進んでいる企業からも以下のような声が寄せられました。

- 「成熟度に関係なく、同じ立場の“推進担当者”同士で話せるだけで価値がある」

- 「これからの企業の課題や視点を知ることで、自社の改善点も見えた」

成熟度が異なる企業同士の交流が、双方にとって学びの多い場となったことが特徴的でした。

イベント概要

名称	Microsoft 365 Copilot 活用推進交流会
共催	アンドドット株式会社、ウチダスペクトラム株式会社、日本マイクロソフト株式会社
会場	日本マイクロソフト本社（対面開催）

当日は、エンタープライズ企業を中心に9社のCopilot推進担当者が参加。

グループに分かれてディスカッションを行い、社内展開時の課題、推進の工夫、成果や手応えなどを具体的に共有しました。

日本マイクロソフトからはCopilotおよびGPT-5の最新アップデート情報も紹介され、最新の技術動向と現場実践の両面から活発な意見交換が行われました。

参加者の声

「他社のリアルな取り組みを聞けて、社内展開の参考になった」
「自社の課題が明確になり、次のアクションが見えた」
「同じ立場の人と話せる機会が貴重だった」

アンケートでは平均満足度4.3／5と高い評価を得ており、今後も継続開催を希望する声が多数寄せられました。

今後の展望：Copilot活用コミュニティ「コパラボ」設立に向けて

今回の交流会は、今後のCopilot活用コミュニティ「コパラボ（Coplab）」（仮称）設立に向けた試行的な取り組みとして位置づけられています。

今後は、プロンプト設計や利活用ルール、ガバナンス整備、定着支援など、より実践的なテーマを中心とした勉強会や交流会を継続的に開催し、Copilotを軸とした“実践知の共有プラットフォーム”としての発展を目指します。

アンドドットのCopilot活用支援について

アンドドットは、企業のCopilot導入後の利活用・定着支援に特化したソリューションを提供しています。
特に「Copilot Studio」を活用した業務エージェント構築支援や、ワークショップ／アイデアソン形式の研修を通じて、お客様の現場業務に即したAI活用を推進。

大手企業や自治体、教育機関をはじめとする多数の組織で、Copilot活用の実装・定着・教育支援を実施しており、実務に根ざした伴走支援を強みとしています。

共催企業からのエンドースメント

日本マイクロソフト社からのエンドースメント

⽇本マイクロソフト株式会社
執行役員チャネルパートナー統括本部長兼 SMB統括本部長
三野達也

生成AIは、業務プロセスの効率化にとどまらず、創造的な業務変革や新たなビジネス価値の創出を可能にするテクノロジーとして、今まさに多くの企業で本格活用が進みつつあります。しかし実際の導入・展開においては、モデル選定、データガバナンス、セキュリティ、社内教育など、現場ならではの具体的な課題にも継続的に対応していくことが求められます。今回立ち上がる『コパラボ』は、こうした実践知識を共有し、現場の推進力を高める貴重なコミュニティになると期待しています。日本マイクロソフトは、アンドドット株式会社様、ウチダスペクトラム株式会社様が生成AI活用を通じてさらなる成長を遂げることを力強く支援してまいります。

アンドドット株式会社からのエンドースメント