パパがふたり!? 同性婚と多様な家族の形がテーマの絵本『マチルダとふたりのパパ』発売!
株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、LGBT理解と多様な家族のあり方を描いた絵本『マチルダとふたりのパパ』を、2019年3月14日に発売しました。
◆ストーリー
パールの学校に、新しいお友達が転校してきた。
名前はマチルダ。
足が速くて、高い木に登れて、どろんこ遊びが大好きで。
いろんなところがそっくりな二人は、すぐになかよしに。
だけど、あれ? マチルダ、昨日とお父さんが違う?
ふしぎに思ったパールが、マチルダに聞くと
「うちは おとうさんが ふたりなの。
ふたりは、とっても なかよしなんだ。
おとうさんが ひとりに おかあさんが
ひとりじゃない かぞくも あるんだよ」
ある日、パールはマチルダのふたりのパパから、夕ごはんに招待されました。
どんなすてきなくらしをしているのかな?
パパが二人なら、楽しさも2倍かな? 夕ごはんはおかしかも!? パールは思いをめぐらせます。
ところが、マチルダのおうちに行ってみると…?
◆マチルダにはパパがふたり。うちとはちょっと違うけど、それがマチルダの家族
同性婚のおうちはクールかも、というパールの予想は外れ、マチルダの家族が自分のうちと変わらないことを知ります。
同性の両親を持つマチルダとの出会いで、「家族の形は様々で、違いはあるけれど、大切なことは同じ」ということに気づくパール。
◆家族の多様なあり方、同性婚、LGBT理解をわかりやすく伝える絵本
この絵本が伝えているのは、異性でも同性でも、結婚や家庭のあり方はもちろん、生活全般、なにも変わらないということ。LGBTを特別視せず、フツウのこととして知って欲しいというメッセージが込められています。
日本では、同性婚が認められないのは、憲法が定める結婚の自由や法の下の平等に反するとして、今年2月14日、全国13組の同性カップルが一斉提訴しました。同性婚の可否はもとより、多くの人が自由に生きられる社会になるかどうか、大きな注目が集まっています。
多様な家族の形を自然に認め合える。この絵本は、そのきっかけづくりになることでしょう。
今こそ、日本の子どもたちに読んで欲しい一冊です。
◆絵本プレゼント
『マチルダとふたりのパパ』の刊行を記念して、本書を抽選で3名様にプレゼントいたします!
ご応募はこちらから→ https://bit.ly/2JclDgu
◆書籍情報
書名:『マチルダとふたりのパパ』
メル・エリオット さく/三辺律子 やく
定価:本体1500円+税
判型:B4変型判/24頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-85141-6
対象年齢:5、6歳~小学校中学年
発売日:2019年3月14日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2JanDFT
◎Amazon https://amzn.to/2W4cqIP
◆作者紹介
メル・エリオット 作・絵
Mel Elliott(メル・エリオット)英国在住。2007年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒業。広告制作を経て、大人向けのぬりえなど、大好きなポップ・カルチャーとイラストの才能を活かし、自分の心に響く欲しいものを作り続けている。子ども向け絵本はPearl Power(『パールのちから』仮題、未訳)、Pearl Power and the Toy Problem(『パールのちからとおもちゃのトラブル』仮題、未訳)に続き、本作が3作目。
三辺律子(さんべ・りつこ) 訳
東京在住。英米文学翻訳家。主な訳書に『おじゃまなクマのおいだしかた』(岩崎書店)、『龍のすむ家』シリーズ(竹書房)、『だれも知らないサンタのひみつ』(あすなろ書房)、『パディントン、映画に出る』(WAVE出版)、『ルイスと不思議の時計』(静山社)など。共著に『13歳からの絵本ガイド』(西村書店)など。
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