サステナブル・ラボ、株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの統合報告書2024で機械学習を用いた非財務・財務指標の相関分析を担当

サステナビリティ経営を定量的に明らかにすることで、企業価値向上に寄与

サステナブル・ラボ株式会社

国内最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST(テラスト)」や財務・非財務データ分析支援を提供するサステナブル・ラボ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:平瀬錬司、以下「当社」)は、株式会社マツキヨココカラ&カンパニー(本社:東京都文京区、代表取締役社長:松本清雄、以下「マツキヨココカラ&カンパニー」)が発表した統合報告書2024において、AI・機械学習によるモデル分析を用いた非財務指標と財務指標の相関分析を担当いたしました。

当社は、非財務データサイエンスの専門家として、今後もサステナビリティに資する先進的な取り組みをデータから照らし出すべく、開示関連業務を支援してまいります。

非財務指標と財務指標の相関分析にご興味のある企業は、お問い合わせページよりご連絡ください。

https://www.terrast.biz/contact

背景と分析結果

マツキヨココカラ&カンパニーは、同社の非財務指標に係る取り組みが財務指標にどのような影響を与え、企業価値に転換されていくのかを把握するため、同社が掲げるマテリアリティ及びそれに紐づく非財務KPIの妥当性と財務指標との相関分析を実施。当社はパートナーとして、国内最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST(テラスト)」を活用し、非財務指標と財務指標とのコネクティビティを仮説検証する相関分析を試みました。

【分析のポイント】

非財務指標と財務指標の相関性

一部の非財務KPIと、持続可能な経営を推進するうえで重要な指標であるROICとの相関性が確認されました。特に、「従業員意識調査」、「平均勤続年数」、および「顧客満足度」がROICの向上に強い影響を与えている可能性が示唆されました。

非財務データの改善シミュレーションによる財務への影響

人的資本の最大化や、多様な取締役会の構成、顧客満足度の向上が、ROIC、PBR等、財務パフォーマンスにポジティブな影響をもたらす可能性が高いというシミュレーション結果が得られました。

詳細はマツキヨココカラ&カンパニー「統合報告書2024」をご覧ください。(該当ページ:P51、52)

https://www.matsukiyococokara.com/sustainability/integrated_report/pdf/MC&C_integrated_report_2024.pdf

今回の分析より、マツキヨココカラ&カンパニーが設定している非財務KPIの中でも、財務指標の結びつきに強弱があることが確認され、同社が推進するサステナビリティ経営を定量的な視点で明らかにすることができました。これによって、今後は定性面である非財務KPIの見直しや分析対象の拡大や追加分析等の分析の深化を通じて、企業価値向上に資されることを期待いたします。

担当者よりコメント

関 政紀氏(マツキヨココカラ&カンパニー グループ管理統括 総務企画室 サステナビリティ専任部長)

弊社は、企業価値の向上に結びつく「収益力向上」「資本コスト低減」「成長力向上」の3つの観点で、定性(社会課題の解決への貢献)・定量(資本市場の期待への応え)の側面からKGI・あるべき姿を設定しその達成に向け、サステナブル経営を推進しております。

今回の取組みを通じて可視化された財務指標への直接的・間接的なつながりを考慮しながら、非財務KPIの一部見直しの検討や非財務を含む取組みの推進により、企業価値の更なる向上を目指してまいります。

前田 大地(当社/ESGコンサルタント)

今回のデータ分析を通じて、マツキヨココカラ&カンパニーが掲げるマテリアリティ、それに紐づく非財務KPIの妥当性と財務指標との相関性を一定程度示すことができたと考えております。

今後もデータ分析を深化させることで、データドリブンなサステナブル経営の推進に貢献して参ります。

サステナブル・ラボ株式会社 

定性的に語られやすい企業の環境・社会貢献度をビッグデータとAIを用いて定量化する、国内最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST(テラスト)」や非財務・サステナビリティデータの開示・分析支援ツール「TERRAST for Enterprise」を開発・提供、サステナブル企業名鑑「テラスTV」を運営。非財務指標と財務指標の因果分析、相関分析も行い、データサイエンス × サステナビリティ × 金融工学領域の出身者による、ESG/SDGsに特化した非財務ビッグデータ集団として、社会・環境貢献と経済をシームレスに接続することを目指しています。

ESG経営業務を高度化するDXツール「TERRAST for Enterprise」

【特長】

ESG知見がなくても利用可能なインターフェース

ESG関連情報を約40項目入力するだけで診断結果を自動生成

ESGスコアレポートにより、定量的な現状把握や目標管理が可能

SDSC(サステナビリティデータ標準化機構)のガイドラインに準拠


  • 会社名:サステナブル・ラボ株式会社

  • 代表取締役:平瀬錬司

  • 所在地:東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビル 4 階 FINOLAB内

  • 事業内容:ESG/SDGsに特化した非財務データプラットフォームの提供および非財務情報を含めた企業価値に係る研究開発

  • 設立年月:2019年1月

  • 公式HP:https://suslab.net

【提供サービス】

  • 金融機関・コンサルティングファーム・経営企画向け、日本最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST」

  • 事業会社向け、ESG/SDGs経営業務を高度化するDXツール「TERRAST for Enterprise」

  • バイヤー向け、ESG情報の連結開示のためのデータ集計・可視化・モニタリングツール「TERRAST for Management」

  • サステナブル企業名鑑「テラスTV」

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会社概要

サステナブル・ラボ株式会社

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URL
https://suslab.net/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1丁目6-1  大手町ビル 4 階 FINOLAB
電話番号
03-6869-3615
代表者名
平瀬錬司
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年01月