連泊滞在のインバウンド需要が顕著、「旅館+バカンス=リョカンス(Ryocance)」で連泊も楽しめるサービスを導入。10周年迎えた箱根の旅館
和の体験アクティビティ提供やジム・プール・サウナなど新設備により付加価値向上で連泊増加を狙い、チェックインやチェックアウト・清掃業務の削減と効率化へ。業界課題の人手不足の解消も目指す。
|「バカンス+旅館=リョカンス(Ryocance)」について
リョカンスとはバカンス(長期の休暇)するように旅館でお過ごしいただけるという意味の造語です。新たに「和」の体験アクティビティの提供やジムやサウナ、プールなど館内設備(2024年3月オープン予定)を用意することで、付加価値の向上を図り連泊需要を創出するものです。これにより施設で過ごす顧客の滞在時間が増え顧客満足度の向上を図ることで新たな収益の創出や、チェックインやチェックアウト・清掃の減少など業務効率化を目的としています。この連泊需要を創出する収益モデルを確立することによって、箱根の観光需要や日本の宿泊業界・観光業界の発展に寄与したいと思っています。
|神奈川県内のインバウンド旅行客 8泊以上が最多と長期滞在傾向
令和4年度の神奈川県観光客実態調査よると、神奈川県内の宿泊数は「1泊」が82.6%と最多で、平均宿泊日数は1.5泊ですが、うちインバウンド旅行客については「8泊以上」が37.0%と最も多く、平均宿泊日数は11.0泊でインバウンド旅行客が神奈川県内でも長期滞在している傾向があるとわかります。※出典:令和4年度神奈川県観光客実態調査調査報告書(令和5年3月発表)
|連泊需要を拡大することで新たな収益化や業務効率化へ
また当グループ全体のインバウンド旅行客の平均宿泊日数は「1,87泊」という結果に対し、最も短い平均宿泊日数は「1,76泊」の金乃竹 塔之澤でした。当グループの施設でもインバウンド旅行客のシェアの低さ・宿泊日数の短さに課題がある「金乃竹 塔ノ澤」で、平均宿泊日数が長いインバウンド旅行客を対象に「リョカンス(Ryocance)」プロジェクトを始動いたします。
和の体験アクティビティの提供で付加価値向上と顧客満足度の向上を図ることで新たな連泊需要を拡大し、旅館施設の設備(2024年3月オープン予定のプールやジム、サウナなど)の利用率向上も目指します。さらには、チェックイン・アウトなどに伴う人的不足による業務負担の軽減や客室清掃の減少に伴い環境への配慮へも繋げて参ります。
今後はインバウンド旅行客の平均滞在を2日以上を目標として他施設でも順次導入、また金乃竹リゾートの異なるエリアにある施設間での分泊などにも対応可能とするなど、インバウンドの高付加価値旅行客の連泊需要を招致し地域経済へ貢献する方針です。
|「リョカンス(RyoCance)」で提供する和の体験アクティビティについて
~和の体験アクティビティの一例~
・甲冑や着物を着て箱根の散策体験 151,000円~
・箱根ネイチャー終日観光(ランチ付) 89,500円~
英語ガイドによる箱根の自然や観光地をご案内いたします
・書道体験 8,000円~
日本の伝統文化である書道を体験。完成品・書道セットはプレゼント
・お茶体験 12,000円~
塔之澤の森を望む和室でお茶体験。茶器はお持ち帰りいただきご自宅でも楽しめます
・日本酒倶楽部 10,000円~
地元神奈川の箱根山など6種の地酒を飲み比べ。日本酒と肴とのマリアージュも体験
・ウイスキー倶楽部 10,000円~
人気の高いジャパニーズウイスキー6種を各ヴィンテージで飲み比べ
※お一人様あたりの料金です。詳しくは下記ウェブサイトでご確認ください。
HP:https://kinnotake-resorts.com/ryocance/tonosawa/
|金乃竹 塔ノ澤について
渓谷の吊り橋を渡り別世界へ。サービス・空間・環境の全てにおいて線を引かないノーラインリゾートをコンセプトとした「大人だけの解放区」は、全てのお部屋で仕切りが少なく森に溶込むテラスと温泉露天風呂付を備え、箱根 塔ノ澤の自然に溶け込む為のこだわりの空間による非日常を提供しています。客室露天風呂は御影石の露天風呂「御影 ( MIKAGE )」と青森ヒバの露天風呂「帝 ( MIKADO )」の設えとなり、天候や気温により金色に見える日もある自家源泉「金乃竹 温泉」となります。料理は立春・春分・立夏・夏至・立秋・秋分・立冬・冬至、季節の八つのかわり目、八節でかわる季節を巡る献立となります。敷地内には日本では唯一の「Sensatia-センセイシャ-」を使用したSPAや、神奈川県では唯一提供するプレミアムビーフを提供する「鉄板焼 禅」があります。
また、新たな高付加価値化を目的に2024年春以降には、プールやジム、サウナ・新しいクラブルームなどを順次展開してゆきます。
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤191
・HP :https://kinnotake-resorts.com/kinnotake-tonosawa/
|金乃竹リゾートについて
創業1947年、二代目の窪澤が1999年に事業を継承いたしました。当時の富士荘(金乃竹の前身)は昔ながらの古い民宿で客室は8部屋、年間わずか2,500万円ほどの売上規模でした。窪澤は自ら竹取物語のコンセプトを具現化した貸切露天風呂や客室露天風呂を新設したり、8年間ほど自ら包丁を握り厨房で料理を創りお客様が残した残飯から傾向を分析して、お客様が喜び食す料理メニューの考案に日々明け暮れました。その結果、貸切露天風呂と料理の評判から「昔ながらの古い民宿」を6年で日々満室になる人気旅館へ成長させました。現在では、箱根で5つの旅館施設と2つの飲食店を運営、コロナ禍を含むこの5年間では+18%の成長を遂げています。
ビジネスで注目をされ日常を送る大人たち。そんな遊び足りない大人たちが、大切な人と人目を気にせずに過ごせる大切な時間を、リュクスな空間・料理・サービスで提供しています。
|会社概要
会社名 :株式会社 金乃竹
本社所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
設 立 :1947年
代表者 :取締役 窪澤 圭
URL :https://kinnotake-resorts.com/
事業内容 :旅館運営事業 / 飲食事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像