『弱さ考』著者の井上慎平さんと元「ハーバード・ビジネス・レビュー」編集長の岩佐文夫さんが「問い読」ゼミ受講生向けのオンラインコミュニティ「授業のない学校」をOSIROで開始
“ 知的活動が自由に生まれるプレイグランド ”をつくり、「教わる」から「気づく」へと学びのスタイルを更新。参加者が相互に知的な刺激を与え合える環境を提供します。
コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を提供するオシロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:杉山 博一、以下 オシロ)は、『弱さ考』著者の井上慎平さん(以下 井上さん)と元「ハーバード・ビジネス・レビュー」編集長の岩佐文夫さん(以下 岩佐さん)に「OSIRO」の提供を開始。オンラインコミュニティ「授業のない学校」のオープンに先立ち、2025年4月8日より「問いからはじまるアウトプット読書ゼミ(略称:問い読)」受講メンバーの募集を開始しました。

◼︎参加者同士が知的な刺激を与え合う「大人の学び」を継続的に提供したい
井上さん、岩佐さんはNewsPicks NewSchoolで「アウトプット読書ゼミ」として対話型読書プロジェクトを実施。受講者からの評判の声や高い評価も多く、2024年10月には「問いと対話の読書ゼミ」として専門家(=ブックキュレーター)が「テーマ」に沿って選書した2冊を読み、関連する「問い」を起点に対話を交わす、オンライン読書プログラムを開催されていました。
これまで行ってきた「アウトプット読書ゼミ」や「問いと対話の読書ゼミ」の講座では受講期間中はZoomやSlackなどのツールを活用し、対話を中心としたコミュニケーションが生まれていましたが、次第に講座を受け終わった後も継続した学びの機会や交流の創出までワンストップで活動できる場を提供したい、という思いを抱くようになりました。
これらの思いを叶えるため、この度オシロ社が提供するコミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を導入いただきました。これにより、「OSIRO」の習慣化や継続をしやすいというサービスの特徴を活かしてご利用いただく全ての方に学びと成長の場を提供します。
◼︎OSIROの導入理由
コミュニティ主宰者の井上さん、岩佐さんは以下の点に価値を感じていただき、OSIROを導入いただきました。
・機能がオールインワンで揃っていることから、講座の開催とコミュニティ運営まで、ワンストップで活動することが可能となり、井上さん、岩佐さんが目指す「大人の学び」を表現できると感じたため。
・有機的な対話の場として効率的な情報交換に優れたツールではなく、それぞれの「人」が感じられる余白のあるOSIROのプラットフォームがふさわしいと感じたため。
・オシロ代表杉山の「コミュニティは参加者同士のつながりから価値が生まれる」という言葉に共感し、参加者が主体的に行動することで想像以上の価値が生成されていくプラットフォームだと感じたため。
◼︎オンラインコミュニティ「授業のない学校」について
専門家(=ブックキュレーター)が「テーマ」に沿って選書した本を参加者がそれぞれ読み進め、みずから「正解のない問い」を立て、対話を交わす、全6回のオンライン読書プログラム「問い読」を中心としたコミュニティ。
本の内容の理解にとどまらず自分の思考の枠組みが大きく広がり、「教わる」から「気づく」へと学びのスタイルが更新される。独学を超えた、ワンランク上の学びの体験が可能です。
【「問いからはじまるアウトプット読書ゼミ(略称:問い読)」講座内容】
課題図書となるのは、ちょっと難しめの本、いわゆる「ちょいムズ本」。今回は、為末大さんがブックキュレーターとして推奨された『神々の沈黙――意識の誕生と文明の興亡』(ジュリアン・ジェインズ著、紀伊國屋書店)が課題図書となります。この骨太な本を格闘しながら読み、他者と対話するなかで、既存のものの見方が揺さぶられます。楽ではないかもしれませんが、だからこその楽しさがある。元書籍編集者2人が「最高の読書体験とは何か?」を追い求め、数年間の試行錯誤の末にたどりついた、まったく新しい読書ワークショップをお届けします。
<「問い読」の3つのステップ>
ステップ1
「問い読」では、1冊の本をじっくり完読することを目指します。今回の課題図書『神々の沈黙』は600頁ありますが、最初から順番に毎週読む章が決められます。各自でゼミ当日までにじっくり読んできてもらいます。
ステップ2
ゼミ当日に向けて、該当章を元にゼミ生自身が「問い」を作成してもらいます(当番制なので、毎週全員に問いを立ててもらうわけではありません)。当番チームの人には、ゼミ当日までに対話にふさわしい「問い」をつくってきてもらいます。
ステップ3
ゼミ当日は4〜5人のグループに分かれて「問い」をもとに対話をします。対話では、問いに対し多様な意見が交わされますが、最後にはそれらをまとめ、収束させるプロセスも体験してもらいます。
<開催要項>
日 時:5月14日(水)より(隔週・水曜日19:30〜全6回)
課題図書:『神々の沈黙ーー意識の誕生と文明の興亡』(ジュリアン・ジェインズ著、紀伊國屋書店)
金 額:63,800円(税込)
定 員:25名(先着順)
スケジュール
第1回:5月14日(水)19:30〜21:30 オリエンテーション+第1回分
第2回:5月28日(水)19:30〜21:00 第2回分
第3回:6月11日(水)19:30〜21:00 第3回分
第4回:6月25日(水)19:30〜21:00 第4回分
第5回:7月9日(水)19:30〜21:00 第5回分
第6回:7月23日(水)19:30〜21:30 第6回分
5月開始受講生応募期間:2025年4月8日(火)〜2025年4月30日(水)
ゼミ開講(登録開始):2025年5月8日(木)
第1回読書会:2025年5月14日(水)
「問い読」公式X:https://x.com/toidoku

◼︎「授業のない学校」主宰者 井上慎平さん、岩佐文夫さんのコメント
井上慎平さん
編集者として本をつくりながらずっと、「今求められているのは『いい本』よりもむしろ『本を読みたい気持ち』を増やすことじゃないか?」と思ってきました。そんな思いから共同創業者の岩佐文夫さんと3,4年の試行錯誤を経て完成したのが、問いと対話を中心にした「問い読」のプログラムです。自分で問いを立てたり、正解のない問いに考えをまとめたり、他者の言葉に触発されたり。楽ではない、けれど楽しい。問い読は、僕にとって最高の大人の遊び場でもあります。
岩佐文夫さん
「知識があることを誇る」より、「知らないことを探求する」を増やしたい。こんな思いで問い読をつくりました。本を読むと新しい知識が得られる。それはゴールではなく、自分が問うべきものが見つかることが読書の醍醐味だと思います。問い読は、読書と対話を通し、知識が増えるのではなく自分に問いが生まれる場です。誰もが謙虚にフラットに学ぼうとする場に、どんな方が来てくれるのか、とても楽しみにしております。
お二人の想いはnoteにも詳細に綴られています。
ぜひ併せてご覧ください。
井上さんのnoteはこちら
岩佐さんのnoteはこちら
◼︎主宰者 について
井上慎平さん
株式会社問い読共同創業者。『弱さ考』著者。ディスカヴァー・トゥエンティワン、ダイヤモンド社を経て2019年、ソーシャル経済メディアNewsPicksにて書籍レーベル「NewsPicksパブリッシング」を立ち上げ創刊編集長を務めた。代表的な担当書に中室牧子『学力の経済学』、マシュー・サイド『失敗の科学』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、北野唯我『転職の思考法』(ダイヤモンド社)、安宅和人『シン・ニホン』(NewsPicksパブリッシング)などがある。
岩佐文夫さん
株式会社問い読共同創業者。編集者/プロデューサー。ダイヤモンド社にて書籍編集者、雑誌『ハーバード・ビジネス・レビュー』編集長を歴任後2017年に独立。メディア開発、コンテンツ制作に携わる。近年の担当書籍は『シン・ニホン』(安宅和人著)『妄想する頭、思考する手』(暦本純一著)『熟達論』(為末大著)など。音声メディア「VOOX」の編集長も歴任。編集の傍ら、本を通した対話型ワークショップの設計を手がけ、NewsPicksや京都大学、また企業内研修などで実践している。
◼︎オシロ株式会社について
オシロ株式会社は「日本を芸術文化大国にする」というミッションを掲げ、コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を開発・提供しています。
OSIROの強みは「世界観の表現」「サブスクリプション」、そしてコミュニティの活性化を自動化するための「コミュニティマネージャーAI化」です。現在はクリエイターのみならずブランド・企業、メディア向けにサービス提供の幅が広がっています。OSIROをご利用いただく全てのコミュニティが活性化により継続することを目指し、そのための機能とデザインを備えたオールインワンシステムとして進化し続けています。
▼本件のお問い合わせ先
オシロ株式会社 広報担当:藤島
電話:050-3555-1146
メールアドレス:pr@osiro.it
メディアキットはこちら からご覧いただけます。
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