タカミヤ、積水ハウスの「IKUKYU.PJT」に賛同し男性育休を推進
〜柔軟な働き方で、キャリアと育児の両立を支援〜
足場をはじめとする建設業界のプラットフォーマーとして、業界課題に革新的なソリューションを創造しつづける株式会社タカミヤ(以下タカミヤ、大阪本社:大阪市北区、東京本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:髙宮一雅)は、積水ハウス株式会社が実施する、男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU.PJT」に賛同し、男性の育児休業取得を推進します。

■賛同の背景
厚生労働省の最新調査によると、2024年度の男性育児休業取得率は 40.5% と、前年の 30.1% から大幅に上昇し過去最高を記録しました(*1)。政府が掲げる「2025年までに民間企業50%」(*2)という男性の育児休業取得率の目標に向け、大きな前進といえます。
一方で、依然として、取得期間の短さ、キャリアへの懸念、職場文化の遅れなどが課題として残っており、単に取得者数を増やすだけでなく、育児とキャリアを両立できる環境が求められています。
タカミヤはこの社会的課題に対し、積極的に男性育休を推進し、社員が育児を理由にキャリアを諦めることなく、長期的に活躍できる環境を築くため「IKUKYU.PJT」に賛同しました。
1:令和6年度雇用均等基本調査(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-r06.html
2:こども未来戦略方針(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/001155666.pdf
■「IKUKYU.PJT」とは
「IKUKYU.PJT」は、積水ハウス株式会社が2019年より実施している、 男性育休を考える プロジェクトです。9月19日を「育休を考える日」と定め、男性が育児休業を取りやすくするための活動を展開してきました。2025年は、過去最多の174社・団体が賛同し、育休取得の実体験を元に制作したWeb動画やSNSキャンペーンを通じて、男性育休の重要性を広める取り組みを行っています。
※公式サイト: https://www.sekisuihouse.co.jp/ikukyu/
■タカミヤの育児と仕事の両立支援
タカミヤは「人材が企業力の本質である」という人本主義を掲げ、社員一人ひとりが安心して働き続けられる環境づくりに注力しています。人材への投資こそが、持続的な成長と企業価値向上につながると考えているためです。
その一環として、産休・育休の制度の拡充、取得しやすい環境づくりを進めています。2023年3月期に当社で初めて男性社員が育休を取得して以来、利用者は着実に増え、2024年3月期は5名、2025年3月期は11名が取得しました。産休・育休からの復職率も過去5年間で80%を維持し、短時間勤務制度などにより、育児とキャリアを両立できる仕組みを整えています。
タカミヤは、男性育休の推進に加え、法律基準を上回る独自の制度を整備し、柔軟な働き方を実現しています。業務特性に応じてリモートワークやフレックスタイム制の導入を推奨、「子供の看護等休暇」取得時の給与支給、時短勤務の対象者拡大(小学校3年生修了まで)や勤務時間のさらなる短縮(最短5時間)、養育両立支援休暇の付与(年10日以上)など、多様なライフスタイルを支えるための施策を導入しています。
さらに、社員同士で支え合える仕組みも整えています。
・社内派遣制度 人手不足の業務をオープンに共有し、社内から支援を募ることができる制度です。必要に応じて、一時的に該当部署へ異動し、業務を支援する仕組み。社内で人員を柔軟に確保できるため業務の効率化が図れるだけでなく、社員のスキルアップにもつながります。
・コイン制度 部門や拠点間で労働力を柔軟に調達・提供し、損益改善に寄与するとともに、相互協力を「感謝」として可視化。 サポートの対価としてコイン(賞与)を付与する仕組みです。
これらの取組により、子育て中の社員を含むすべての社員が「自分らしい働き方」を選び、仕事と家庭を無理なく両立できる環境を整えています。タカミヤは今後も、育児休業の取得推進はもちろん、育児と仕事を両立する社員のキャリア形成を長期的に支援してまいります。
■男性育休取得者からのコメント
実際に取得した営業部門の管理職社員からは、次のような声が寄せられています。
「育児の大変さや厳しさ、そして子どもへの愛情の深さを実感できる、貴重な機会になりました。一般的に、生涯のうち、子どもと過ごせる時間の大半は幼少期に集中しており、90%以上を占めるとも言われています。仕事も大切ですが、子どもと過ごす時間や思い出は何ものにも代えがたい価値があります。 ぜひ前向きに育休取得を検討してみてください」
■「タカミヤプラットフォーム」について
タカミヤは建設業の深刻な人手不足・コスト高などの問題に対応するため、建設ソリューション群「タカミヤプラットフォーム」を提供しています。足場等の仮設機材の調達・運用マーケットプレイス提供やデジタル設計支援等のデジタル化にはじまり、鳶職人に特化した無料の求人サイトまで、多岐にわたるソリューションを統合しています。

これにより、タカミヤは建設業界のコスト削減、人材不足の解消、安全性向上、業務効率化を推進し、業界全体の生産性向上に貢献します。
■株式会社タカミヤについて
建設現場で使われる仮設機材をはじめとする、住宅用機材、構造機材、農業用ハウス、防災用ダムなど多彩な製品について、開発・製造から、販売、レンタル、設計、施工までトータルにサービスを提供しています。
技術革新を通じて付加価値の高い製品やサービスを生み出し、地下工事から超高層建物、高速道路、橋、農業、自然災害対策分野など、さまざまな「現場」の安全性・施工性を向上させ、業界の発展に貢献しています。
社名 :株式会社タカミヤ
代表 :髙宮 一雅
本社所在地:大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB 27階
:東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング12階
URL :https://corp.takamiya.co/
設立 :1969年6月21日
資本金 :10億 5,214万円
従業員数 :794名(連結従業員数 1,415名)
事業内容 :仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工
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