デジタルアイデンティティ、生成AIを活用したクリエイティブ制作プラットフォームを開発
これにより、クリエイティブPDCAの高速化、クリエイティブ表現の多様化が可能になり、クライアント企業のマーケティング成果を最大化することに貢献します。またデジタルアイデンティティ内の業務効率化・人材の早期戦力化につなげることで、より一層、クライアント企業の懐に寄り添ったマーケティング支援体制を目指します。
●背景
マーケティング成果の最大化において、クリエイティブPDCAの高速化はもちろん、AIが学習したデータから導かれたクリエイティブの生成が非常に重要になります。
デジタルアイデンティティでは
①成果追求、②業務効率化、③発想の拡散
の観点から、各部門でマーケティングのDX、RPA活用、AI活用に取り組んできました。
一定の成果と知見が得られたことから、マーケティングにおけるさらなるAI活用の推進を目指し、新たに研究開発プロジェクトを立ち上げ、専用プラットフォームの開発にも着手しておりました。
第1弾として生成AIを活用したクリエイティブ制作プラットフォームを開発し、今年の8月よりテスト利用を開始しています。実践でのフィードバックや広告配信結果をもとに精度を高め、年内には正式ローンチを予定しております。これにより、勝てるクリエイティブの提案と高速な検証体制を実現し、マーケティング成果の最大化に貢献します。
●期待効果
生成AIを活用したクリエイティブ制作プラットフォームにより、期待している効果は以下のとおりです。
①成果追求
・広告データ、検証結果データを機械学習することで、見込み効果の高いクリエイティブを提案
・限られた画像素材の中から適した素材を選定するだけではなく、顧客に合わせた画像を生成することで、多様な表現が可能になる
②業務効率化
・AIがアイディア出しを担うことで、提案に要する時間を短縮
・要素選定とクリエイティブ生成により、制作時間を短縮
・クリエイター個人の経験則だけに依存しないクリエイティブ開発が可能になり、増員や育成などの体制強化に繋がる
③発想の拡散
・個人の発想・経験の枠を超えたアイディアを得られる
・異なるバックグラウンドや経験を持つ人々からの新たな視点や発想を取り入れ、学習することで、さらに創造性を高められる
●開発構想
現在の機能をローンチ以降も、実践でのフィードバックを元に機能の拡張も検討しており、順次、追加開発をしていく予定です。現時点の構想のため、優先度や実現可能性から変更される可能性があります。
phase1
リスティング広告文、バナー、動画、LP(ランディングページ)など、広告用クリエイティブの訴求軸・画像案・レイアウト案において過去データの機械学習により、見込み効果の高いアイディアと表現の発想を広げたバラエティに富むアイディアを提案するツールを開発
phase2
コーディングを自動化し、納品物の制作実務を効率化できる機能を開発
phase3
広告配信の結果データを元に改善を加えたクリエイティブを提案・制作できる仕組みを構築
phase4
・既存クリエイティブや制作中クリエイティブの改善ポイントや効果予測を指摘
・AI活用範囲をSEO(サイト改善・コンテンツ制作)に拡張
・広告結果のレポーティング、考察、改善示唆の自動化
●展望
マーケティングにおけるAI活用、AIを利用したマーケティングツールの開発を進め、成果改善、業務効率化、組織増強を推進していきます。AI技術とマーケティングの融合を進め、より強力な支援基盤を整え、さらに高度な支援が提供していけるよう取り組んでまいります。
●株式会社デジタルアイデンティティ
サイト:https://digitalidentity.co.jp/
所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南5F
代表者:代表取締役社長 鈴木 謙司
事業内容:DX支援、WEBサイト構築、MA、CRM、WEB広告、SEOなどデジタルマーケティング事業全般
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