時代を超えて注目されている12世紀ドイツの修道女・ヒルデガルトのハーブレシピを 日本のドイツ料理のトップシェフ野田浩資が再現

株式会社誠文堂新光社

株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2016年1月12日(火)に、『ドイツ修道院のハーブ料理』を刊行いたしました。


中世ドイツを生きたヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)は、時代を超えて注目をされている修道女です。ヒルデガルトは医学者、薬草学者、そして音楽家でもありました。多くの著書を残していますが、生誕900年を祝した1998年あたりから、ドイツだけではなくヨーロッパ各地で、再びヒルデガルトがクローズアップされています。中世の修道院での自然学に基づいた料理が、ストレスや過食、アレルギーなど現代病ともいえる症状を緩和するための健康料理として見直されつつあるのです。
修道院の食生活は、自給自足を基本とし、野菜を育て、家畜を飼い、パンを焼き、ジャム、チーズ、ソーセージなども自分たちで作る生活。ストイックとイメージしがちですが、実はとても豊かです。たっぷりの季節の野菜や果物を中心に、ハーブやスパイスの健康効果を加味したヒルデガルトのレシピは、まさに健康食、ダイエット食として理想的です。
手に入り難い食材と思われがちですが、本書では、ヒルデガルトのレシピの研究を長年続けている、日本におけるドイツ料理の第一人者、野田浩資シェフが、日本でも手に入りやすい素材で、家庭でもつくりやすいように、できるだけ忠実にヒルデガルトの料理を再現いたしました。
現代の健康医学につながる興味深いエピソードや、現地取材も満載の一冊です。
食事によって体力をつけ、元気な体を保ち、健康のバランスも持つという、当たり前のようで、現代の食生活に失われてしまっている基本を、ヒルデガルトから学びませんか?
 


【目次】
序 章 ヒルデガルトの料理と食文化
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの言葉
 修道士女により研究され、現在に伝わる食文化
 ヒルデガルトが推奨する食材紹介(ハーブ&スパイス/野菜/果物/その他調味料など)
 本書について
第一章 サラダ
 根セロリのサラダ
 フェンネルとフルーツのサラダ
 スペルト小麦とビーツとりんごのサラダ
 チキンと栗とりんごのサラダ
 スペルト小麦のパスタとチキンのサラダ チーズ風味
 ズッキーニのサラダ 木いちご風味
第二章 スープ
 野菜のスープ
 かぼちゃのスープ
 玉ねぎのスープ
 クレソンのスープ
 フェンネルのクリームスープ
 チキンスープ レバー団子入り
 根セロリのスープ
 ズッキーニのクリームスープ
 野菜のスープ 根セロリとフェンネル風味
 栗のクリームスープ
 グリンピースとにんじんのスープミント風味
 コラム ドイツの冬の風物詩、グリューワイン
第三章 野菜料理
 スペルト小麦のパスタ 香草風味
 スペルト小麦パスタのグラタン
 スペルト小麦と野菜のハンバーグ
 スペルト小麦のパンケーキ 野菜添え
 野菜のタルト
 野菜のピザ
 かぼちゃのクレープ
 玉ねぎのきのことスペルト小麦詰め
 庭園の野菜とブルーチーズのソース
 根セロリのナツメグ風味
第四章 魚料理
 ヒルデガルトが推奨する食材紹介*魚
 メバルのバター焼き バジルクリーム風味
 サーモンのワイン蒸し 香草風味ソース
 ニジマスのムニエル ベネディクト会風
 サーモンと細切り野菜のワイン蒸し
 ヒラメの香味ゆで ホースラディッシュソース
 コイのひまわりオイル揚げ 香草風味
コラム 修道士が生み出したドイツのパスタ、マウルタッシェン
第五章 肉料理
 ヒルデガルトが推奨する食材紹介*肉
 鹿肉のステーキ オレンジ風味 栗のペースト添え
 鹿肉の煮込み 洋梨添え
 仔羊もも肉とレンズ豆の煮込み
 骨付き仔羊のコートレット
 にんじんの甘煮添え
 豚ロース肉のマリネ りんごソース
 豚もも肉のロール巻き 栗と野菜詰め
 チキン胸肉のロースト りんごと栗詰め
 チキンのワイン煮 リースリング風味
 チキンレバーとりんご炒め サワークリーム風味
第六章 スイーツ
 栗のケーキ仕立て 赤ワインソース
 かぼちゃのタルト
 りんごのサバイヨン仕立て
 スペルト小麦粉の粗挽きスフレ
 ベリー類のコンポート
 ワインゼリー
 木いちごのトルテ リンツ風
 洋梨のはちみつ風味煮 木いちごソース
資料
 聖女ヒルデガルトの生涯
 スパイスの歴史
 ワインとビールの歴史
あとがき
参考文献

【著者プロフィール】
野田 浩資(のだ・ひろし)
東京・六本木一丁目にあるレストラン「ツム・アインホルン zum Einhorn」オーナーシェフ。ドイツをはじめ、ヨーロッパ各国で修行を重ね、帰国後、1994年にレストランをオープン。アラカルトからコースメニューまで、本場の味を楽しむことができる、日本を代表するドイツ料理店である。伝統料理や季節の味を求めて、在日のドイツ人も足繁く通い、「日本でドイツ文化をもっとも感じさせる店」と高く評価されている。アートに造詣も深く、店内に国内外のアーティストの作品を展示したり、音楽会を催したりと、文化活動にも力を入れている。カメラも趣味で、本書の現地写真撮影も手がけている。著書に『ドイツの森の料理人』、『ワイン街道美食の旅』(グローバルメディア)、『ビールの国の贈りもの~ドイツビールと料理の楽しみ』、『新・ドイツの森の料理人』、『野田シェフのドイツ料理』(以上、里文出版)などがある。

【書籍概要】
書 名:『ドイツ修道院のハーブ料理』
著 者:野田 浩資
仕 様:B5変形判、144ページ
定 価:1,800円+税
配本日:2016年1月12日(火)
ISBN:978-4-416-71527-7

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【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ:http://www.seibundo-shinkosha.net/
フェイスブック:https://www.facebook.com/seibundoshinkosha
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業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷3-3-11
電話番号
03-5800-5775
代表者名
小川雄一
上場
未上場
資本金
4億1950万円
設立
1912年06月