【2026年最新・企業の生成AIの利用実態】AI活用は進む一方、7割超が「使いこなせない層による業務支障」を実感。使いこなせない最多は「課長・リーダー職」。管理職1,008名調査で見えたAI定着の壁

約9割が「今後もAIへの投資を増やしたい」と回答する一方、導入体制は企業ごとに差が見られる結果に。ボトルネックはリーダー層の可能性高。組織的な定着とスキルの底上げが急務。

コーレ

AIコネクティブカンパニーのコーレ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥脇 真人)は、ビジネスリーダー(企業の管理職)約1,008名を対象に、「2026年最新・企業の生成AIの利用実態」に関する調査を実施しました。2025年版はこちら

生成AIは企業活動に急速に取り入れられ、実務レベルでもその活用が進んでいます。

一方で、社内では「使いこなせる人」と「使いこなせない人」の間にスキルや評価の格差が生まれつつあります。

また、業務効率化や生産性向上が期待される中、導入後に運用が定着しない、活用が進まないといった声もあるのではないでしょうか。生成AIを導入している企業の現場では、実際にどのような活用が進み、どのような課題や意識の変化が生じているのでしょうか。

そこで今回、業務に生成AIを導入している企業の管理職・マネージャーを対象に、「2026年最新・企業の生成AIの利用実態」に関する調査を実施しました。

【調査資料】

資料ダウンロードはこちら:https://co-r-e.com/ja/brochure/genai-usage-report-2026

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【調査概要】

調査概要:「2026年最新・企業の生成AIの利用実態」に関する調査

【調査期間】2026年1月28日(水)~2026年1月29日(木)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,008人

【調査対象】調査回答時に業務に生成AIを導入している企業の管理職・マネージャーと回答したモニター

【調査元】コーレ株式会社(https://co-r-e.com/

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

【調査結果サマリー】

・活用ツール:「ChatGPT」が約6割で最多

・活用業務:1位は「文書作成」で、業務効率化を目的にリスクが低く成果が出やすい領域から定着

・人材課題:生成AIを使いこなせない層は「課長・リーダー職」が最多。現場よりも管理職・経営層の習熟遅れが顕著

・組織体制:約7割の企業で生成AI導入を担う体制が存在し、チーム人数には企業ごとのばらつきが見られる

・投資予算:年間「100万~500万円未満」の中規模投資が最多

・今後の展望:約9割が「今後AIへの投資を増やしたい」と意欲的

活用ツール:「ChatGPT」が約6割で最多

今回の調査は、『プライム上場企業(40.0%)』と回答した方が最も多く、『未上場・非上場中小企業(20.5%)』『スタンダード上場企業(15.9%)』と続き、大手企業中心の回答となりました。

「業務で活用している生成AIは何か」について尋ねたところ、『ChatGPT(Codexなども含めたOpenAI系)(57.7%)』が最も多く、『Gemini(NotebookLMなども含めたGoogle系)(39.3%)』『Microsoft Copilot(30.3%)』と続きました。

「ChatGPT」が突出しており、その汎用性の高さや認知度が大きく影響していると考えられます。

ほかにも「Gemini」や「Microsoft Copilot」も高い利用率を示しました。

これらは業務で使用するプラットフォームと一体化しているため、導入のハードルが低く、日常業務の延長線上で利用されている可能性があります。

活用業務:1位は「文書作成」で、業務効率化を目的にリスクが低く成果が出やすい領域から定着

「どのような業務に生成AIを活用しているか」について尋ねたところ、『文書作成(企画書、議事録、報告書など)(63.1%)』が最も多く、『情報収集・要約(51.4%)』『アイデア出し・ブレインストーミング(37.4%)』と続きました。

「文書作成」や「情報収集」は、生成AIの強みが発揮されやすく、導入初期でも効果を実感しやすい領域です。

比較的リスクが低く、成果が可視化しやすい業務に利用が集中していることから、まずは失敗の少ない領域から着手しようとする企業の慎重な姿勢が読み取れます。

他にも、プログラミングや法務といった専門性の高い領域での活用も見られ、汎用的な利用から業務特化型へと、利用範囲の拡大が始まっているようです。

「あなたの職場では、何を実現するために生成AI導入をしたか」について尋ねたところ、『業務の時間短縮・効率化(66.2%)』が最も多く、『コスト削減(29.2%)』『業務品質の標準化(ミスやエラーの低下)(28.8%)』と続きました。

「業務効率化」が突出し、生成AIをまず生産性向上の手段として導入していることがうかがえます。

「業務品質の標準化」も続いており、単なる作業スピードの向上だけでなく、ミス削減による組織的な業務水準の底上げも重要な目的となっているようです。

「人員削減」などの回答は相対的に低く、企業は生成AIを単なるコストカットの道具としてではなく、既存社員のパフォーマンスを最大化するためのツールとして捉えているようです。

人材課題:生成AIを使いこなせない層は「課長・リーダー職」が最多。現場よりも管理職・経営層の習熟遅れが顕著。約7割は生成AI導入専門チームを組成。

「あなたの職場で生成AIを使いこなせない人はどのような人か」について尋ねたところ、『自部門の課長・リーダー職(29.3%)』が最も多く、『経営層(26.8%)』『自部門の一般職(25.6%)』と続きました。

現場の一般職だけでなく、管理職層が上位に挙がりました。

意思決定を担う層は実務での利用機会が少なく、習熟が遅れている可能性があります。

上司の理解不足は、部下の適切な評価や業務フローの刷新を阻害しかねません。

「あなたの職場には、生成AI導入の専門プロジェクトチームはあるか」について尋ねたところ、『ない(29.2%)』と回答した方が最も多く、『5〜10人のチームがある(17.4%)』『3人のチームがある(13.0%)』と続き、約7割の企業では何らかの形で生成AI導入を担う体制が存在していることが分かります。

特に、「5人以上」の比較的規模の大きいチームを組成している企業も一定数見られ、生成AIを一部の担当者任せにするのではなく、組織的な取り組みとして推進しようとする動きがうかがえます。

一方で、チーム人数にはばらつきがあり、企業ごとに生成AIへの向き合い方や投資スタンスが異なっている状況も示されました。

活用を阻むのは「セキュリティ不安」と「アイデア不足」

「業務に生成AIを導入しても、活用が進まない・定着しない場合の要因は何だと思うか」について尋ねたところ、『セキュリティ面に懸念がある(33.5%)』が最も多く、『生成AIの具体的な活用アイデアが出ない(26.0%)』『情報システム部門の理解・協力が得られない(22.4%)』と続きました。

『セキュリティ面に懸念がある』が最多で、情報漏洩リスクへの懸念が活用のブレーキになっている実情が見て取れます。

また、『生成AIの具体的な活用アイデアが出ない』という回答も多く、理解が追いつかないままの「とりあえず導入」が先行している弊害とも言えます。

さらに、『情報システム部門の理解・協力が得られない』点は、現場と管理部門の温度差を浮き彫りにしています。

定着には、単なるツールの導入だけでなく、ルールの明確化・事例共有・部門間連携といった「組織的な環境整備」が不可欠です。

「いきなり巨額投資はしない」企業が多数派?生成AI投資は『100万~500万円未満』が最多に

「あなたの職場では年間の生成AIへの投資予算はどの程度か」について尋ねたところ、『100万~500万円未満(21.5%)』が最も多く、『500万~1,000万円未満(20.0%)』『10万~100万円未満(16.5%)』と続きました。

『100万~500万円未満』という中規模の投資額が最多となったことから、多くの企業がいきなり大規模展開するのではなく、効果を見極めながら進める選択をしていることが示されました。

一方で、『500万~1,000万円未満』の層も僅差で続いており、初期検証で手応えを得て、本格的な投資拡大フェーズに入った企業も一定数あるようです。

生成AI活用は一過性のブームではなく、成果に応じて柔軟に予算を配分する、継続的な経営テーマとして定着しつつあると言えるでしょう。

AIへの投資予算は、新たな予算枠から捻出傾向

「あなたの職場ではAI予算は主にどこから捻出したか」について尋ねたところ、『新規予算枠で捻出(30.1%)』が最も多く、『開発費で捻出(19.0%)』『不明(18.5%)』と続きました。

「新規予算枠」が最多となったことから、生成AIが既存の施策の延長や、費用の流用ではなく、明確な「投資対象」として位置付けられていることがうかがえます。

一方で「不明」が約2割を占めており、このことから導入が一部で進められ、予算の背景や目的が十分に共有されていない状況があるようです。

約9割がAI投資予算の増額に前向き

「今後AIへの投資予算を増やしたいと思うか」について尋ねたところ、約9割の方が『とてもそう思う(29.6%)』『ややそう思う(56.9%)』と回答しました。

全体の約9割が予算増額に前向きであり、企業の投資意欲の高さがうかがえます。

一方で、回答の内訳を見ると『とてもそう思う』よりも『ややそう思う』が約6割を占め、AI活用への期待は高いものの、大幅な増額には至らない、あるいは段階的な投資を検討している企業の多さが示唆されました。

約7割がAI導入に手応えを感じている

続いて、「生成AI導入はうまくいっていると思うか」について尋ねたところ、約7割の方が『とてもそう思う(22.1%)』『ややそう思う(48.0%)』と回答しました。

多くの企業で導入効果が実感され始めていることがうかがえますが、 こちらも『ややそう思う』割合が高く、導入成果を感じつつも、現時点では手放しで「成功」と断言できる段階には至っていない企業が多いようです。

7割以上がAIを使いこなせない人による支障を感じている

最後に、「生成AIを使いこなせない人によって業務に支障が出ていると思うか」について尋ねたところ、7割以上の方が『とてもそう思う(22.2%)』『ややそう思う(49.1%)』と回答しました。

生成AIを活用できない層によって「業務に支障が出ている」と感じる人は7割を超え、個人のスキル差が組織全体の生産性に影響を及ぼし始めている様子がうかがえます。

個人のスキル差がチーム連携の障害となり、組織全体の生産性を下げている可能性が示唆されました。

【まとめ】生成AIは「導入」から「使いこなす」段階へ

今回の調査で、生成AIはもはや一部の先進企業だけのものではなく、規模や上場区分を問わず実務の中に深く浸透しつつある実態が明らかになりました。

ツール面では、ChatGPTに加え、業務プラットフォームと連携するGemini・Microsoft Copilotの利用が進んでいます。

活用領域も文書作成や情報収集といった「失敗の少ない領域」から、専門性の高い領域へと広がりつつあるようです。

導入目的としては「業務効率化」が圧倒的ですが、「業務品質の標準化」への期待も見逃せません。単なる時間短縮だけでなく、組織全体のベーススキルの底上げを狙う意図が見て取れます。

一方で、浮き彫りになったのが「人と組織の課題」です。

生成AIを使いこなせない層として「管理職・経営層」が上位に挙がった点は、組織変革における重大なボトルネックを示す結果と言えるでしょう。

また、専門チームの体制やセキュリティへの懸念、活用アイデアの整理などについては、企業ごとに対応状況にばらつきが見られました。

生成AI活用は一律の正解があるものではなく、組織規模や業務内容に応じて、段階的に取り組みが進められている様子がうかがえます。

今後は、ツールへの投資だけでなく、マネジメント層の意識改革や、部門横断的なルール設計といった「組織OSのアップデート」こそが、生成AI活用の成否を分けると言えるでしょう。

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【特典】調査結果の全データ

二次利用の場合は、ダウンロード資料に付随している集計データをAIで解析して独自の考察を見出すことも推奨しています。その場合も必ず出典の明記をお願いします。

【AIの最前線を発信】

コーレのWebサイトでは、本調査以外にも海外の最新AI技術論文の解読や、技術実装に向けた独自の考察記事など、専門的なナレッジを多数公開しています。 表面的なトレンドだけでなく、技術の最前線を深く知りたい方はぜひご覧ください。

▼ コーレ株式会社 技術・考察ブログ

https://co-r-e.com/ja/method

「Browser Use」から「AIエージェント基盤」まで。コーレが描く2026年のワークスタイル

今回、「2026年最新・企業の生成AIの利用実態」に関する調査を実施したコーレ株式会社は、作業効率が大幅に向上する高速デスクトップAI「IrukaDark」、作業録画から繰り返し作業を自動化するBrowser Use型AI「Copelf」、AIエージェントと複数のリモートPCをつなぐセキュアなゲートウェイCLI「Nefia」を開発しています。

【定型業務をループ自動化】Browser Use型AI「Copelf」

属人的な作業を自動化するブラウザ自動化ツール。「人のWeb業務を、AIが見て覚え、100回でも自動実行。」Web画面を見せるだけで、人の操作をAgenticワークフローへ変えるVideo-to-Agent技術で、API非対応のレガシーツールや各種SaaS上の操作も自動化します。

詳細はこちら:https://copelf.com

【個人の生産性を最大化】高速デスクトップAI「IrukaDark」

現場のスキル差を埋める、高速デスクトップAI。ショートカット一発で起動し、画面解説や議事録作成をオールインワンで実現します。

詳細はこちら:https://irukadark.com/ja/

【AIオペレーションマネージャーインフラを構築】ゲートウェイCLI「Nefia」

大規模なAI活用を支えるセキュアゲートウェイ。1人のAIオペレーションマネージャーが複数のリモートPCを遠隔操作し、組織的なパフォーマンスを最大化します。

詳細はこちら:https://www.nefia.ai/ja

コーレ株式会社

コーレ株式会社は、汎用的なAIプロダクトを開発する企業です。録画からAgenticワークフローを作り、繰り返し自動処理をするBrowser Use型AI 「Copelf」、デスクトップに常駐するオールインワンユーティリティAI「IrukaDark」、AIエージェントでリモートPC群を操作するセキュアゲートウェイ「Nefia」を中心に、日本から世界へAIプロダクトを届けています。開発で培っている技術力を活かし、企業向けAIコンサルティングも展開しています。

会社名:コーレ株式会社

英語表記:CORe Inc.

設立:2017年5月17日

所在地:東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 18階

代表取締役CEO:奥脇 真人

取締役CTO:池田 直人

設立:2017年5月

所在地:東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 18階

URL:https://co-r-e.com/

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会社概要

コーレ株式会社

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URL
https://co-r-e.net
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー18階
電話番号
03-6899-2995
代表者名
奥脇 真人
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2017年05月