一冨士フードサービス株式会社の食事メニューにカーボンフットプリントを表示するための算定支援を実施
~「SuMPO/レシピ de カーボンフットプリント」による生活者の環境意識向上を推進~
一般社団法人サステナブル経営推進機構(所在地:東京都千代田区、代表理事:壁谷武久、以下「SuMPO(さんぽ)」)は、「SuMPO/レシピ de カーボンフットプリント」を用いて、総合フードサービス会社の一冨士フードサービス株式会社が10月1日から実施するイベントにおいて、提供される食事メニューにカーボンフットプリント*(以下、CFP)を表示するための算定を行いました。
■「SuMPO/レシピ de カーボンフットプリント」について
SuMPOは、2030年までに「カーボン価値(良好なる炭素循環)を実感できる社会の実現」を目指すカーボンニュートラルイニシアティブ(SuMPO/CN戦略:2021年6月10日公表)を推進しており、その一環として「SuMPO/レシピ de カーボンフットプリント」を開発しました。本ツールは、食物カロリーが人間の健康指標であるのと同様に、地球の健康を測るための「炭素(CO2)」を生活者が日常的に意識できる指標として活用しています。
SuMPOは、ISO国際規格に基づくLCA(ライフサイクルアセスメント)やCFPの長年にわたる実績をもとに、中立的かつ公正な立場から様々なステークホルダーと協力しながら「SuMPO/レシピ de カーボンフットプリント」を通じた社会実験や実証プロジェクトを実施しています。
■今回の取り組みについて
今回、SuMPOは一冨士フードサービス株式会社が実施するイベントの食事メニューのCFP算定を担当しました。イベントでは、肉類からソイミートなどの環境に配慮した食材に変更することで、原材料の調達から調理に至るまでに排出されるCFPの削減率を「見える化」しています。これにより、生活者が普段の生活の中で地球環境問題を実感し、環境意識を高めることを期待しています。
今後もSuMPOは、様々な企業や団体の皆様と共に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
■注釈
カーボンフットプリント(CFP)*:製品やサービスが原材料の調達から廃棄に至るまでに排出する温室効果ガスの量を数値化した指標。
【お問い合わせ先】
一般社団法人サステナブル経営推進機構
LCA社会実装事業部
Mail: info@sumpo.or.jp
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