ソニーの「Seed Acceleration Program(SAP)」が、幼児向けデジタル絵本を開発するMITSUGO Projectに事業化支援サービスを提供
ソニーは、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program(シード・アクセラレーション・プログラム)」(以下、SAP)の事業化支援サービスを、幼児の言語獲得支援を目的としたデジタル絵本を開発するスタートアップ「MITSUGO Project(ミツゴ プロジェクト)」に提供します。
本サービスのもと、MITSUGO Projectは約3カ月間、当社の本社ビル(東京都港区)オフィス内に設置された、社外スタートアッププロジェクト向け専用スペース「Incubation Booth(インキュベーション ブース)」に入居します。プロジェクトメンバーは、本スペースを自由に使いながら、ソニーのアクセラレーター(事業化支援者)とともに、幼児の言語獲得支援を目的としたデジタル絵本のプロトタイプ開発や、製品のブラッシュアップを目的とした親と幼児へのユーザーヒアリングの実施など、事業化に向けた各種検討を進めます。
MITSUGO Projectが開発するデジタル絵本は、「音声認識技術」を活用しており、幼児とその親が発する言葉に合わせて、絵本のストーリーが変化するアプリケーションです。親子が一緒に言葉に反応する絵本を読み進め、コミュニケーションをとることで、子供の言語獲得を促進する製品・サービスづくりを進めています。
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写真:ジャパン・グローバル・インパクト・チャレンジ(GIC)2018 winners ceremonyの様子
MITSUGO Project代表 渡邉峰生氏のコメント
私たちのアイデアを具現化させるために、拠点や事業化に向けて伴走していただけるSAPの支援は、まさに私たちの求めるものに合致しておりました。
ソニーは、ものづくりはもちろん、教育分野にも力を入れていることから、私たちの事業の可能性を将来さらに広げることにつなげるため、この機会を最大限に活用したいと思います。
MITSUGO Projectについて
2016年に活動開始。現在のメンバーは5名。親と子が発した言葉に反応する絵本で遊びながらコミュニケーションし、言語の獲得を支援していくためのデジタル絵本の研究開発に取り組む。2019年内の事業化に向けて、SAPの事業化支援サービスを受けながらデジタル絵本のプロトタイプ開発を進める。
受賞歴
ジャパン・グローバル・インパクト・チャレンジ(GIC)2018 Winner
Top Idea, OpenIDEO Early Childhood Innovation Prize
Seed Acceleration Program(SAP)について
2014年、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program(シード・アクセラレーション・プログラム/SAP)」として開始。アイデア出しから事業運営、販売、アライアンスに至るまで総合的に支援する仕組みを整備。これまでに国内外で700件の新規事業案件を審査し34件を育成、13の事業立ち上げを行っており、これらを通じて培ってきた経験やノウハウを、スタートアップの事業化支援サービスとして社外にも提供。2018年12月より、当社の本社ビル、オフィス内に、社外のスタートアッププロジェクトが入居できる専用スペースを設置するなど、社外との連携を強化している。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr_report/innovation/index3.html
ソニー株式会社 新規事業創出プログラムSeed Acceleration Program(SAP)による新規事業支援サービスお申込みページ
https://first-flight.sony.com/departures-gate
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