築51年の民家を断熱等級6へ。『安曇川高断熱リノベーションモデルハウス』を滋賀県にオープン。

リフォームは「健康の予防」へ。住まいの温熱環境を整え、家族の健康を守る

株式会社澤村

滋賀・福井を中心に建築・リノベーションを手がける株式会社澤村(本社:滋賀県高島市、代表取締役社長:澤村 幸一郎、以下、SAWAMURA)は、住環境がもたらす健康課題の解決を目指し、『安曇川高断熱リノベーションモデルハウス』をオープンいたしました。

本モデルハウスは単なるリノベーションの展示場ではなく、「一般社団法人 日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会(以下、健断リフォーム推進協議会)」が目指す「断熱性能と健康」というコンセプトを体現した滋賀県初の事例です。

リノベーションでは困難とされる高い断熱性(UA値0.34 / 断熱等級6相当)と全館空調を実現し、今ある住まいを長く豊かに暮らせる「健康資産」へと変える、未来のスタンダードを提案します。

断熱は「省エネ」だけでなく、健康寿命を支える社会インフラへ

日本では、住宅の寒さによる健康リスクが深刻な社会課題となっています。特に既存住宅の多くは断熱性能が不十分で、冬場には室内でも10℃前後まで室温が下がるケースが少なくありません。

こうした寒い住まいは、高血圧や循環器疾患といった「生活環境病」を引き起こすリスクがあります。これらの疾患は生活習慣だけでなく、生活環境の悪化によっても招かれます。具体的な要因としては、住宅の断熱性能不足や不適切な暖房の使用、結露によるカビ・ダニの発生などが挙げられます。

出典:高血圧研究 46(1),9-18,2023年1月掲載 高血圧管理における住宅の役割 日本のスマートウェルネス住宅調査のエビデンスレビュー

健断リフォーム推進協議会 代表理事である岩前篤氏(ウムヴェルト建築総合研究所 株式会社 主宰、元近畿大学副学長・建築学部教授)の研究では、約2万4千人の居住者を対象とした大規模調査などを実施。高断熱住宅へ引っ越したことで、高血圧や手足の冷え、アトピー、気管支喘息などの諸症状が改善されたという研究が報告されています。

出典:「これからのリノベーション断熱・気密編」P27 近畿大学 岩前研究室

また、慶應大学名誉教授である伊香賀俊治先生の研究では、冬の平均室温が2℃高いだけで、健康寿命が約3年延びることが明らかになっています。

住宅の断熱性能は健康寿命の延伸にも深く関わることが示されています。

出典:中島侑江, 伊香賀俊治 ほか 地域在住高齢者の要介護認定年齢と冬季住宅内温熱環境の多変量解析,冬季の住宅内温熱環境が要介護状態に及ぼす影響の実態調査その2,日本建築学会環境系論文集, 84(763), p.795-803, 2019. グラフデータ引用:2025年4月発行(一社)日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会 パンフレット

一方、日本の既存住宅の約7割は十分な断熱性能を備えておらず、部分的に暖房する「採暖」の暮らしが依然として一般的です。

こうした背景を踏まえ、SAWAMURAは、健断リフォーム推進協議会の「高度な断熱性能を有する住宅を日本国内に広く普及させることで、日本人の健康増進に寄与する」という取り組みに賛同し、「住まいを健康のソリューションへ」という考えを滋賀県から発信します。

安曇川高断熱リノベーションモデルハウスの特長

1.築51年の住宅を断熱等級6相当へ性能向上

築51年の日本家屋の構造を活かしながら、徹底した断熱改修を実施。UA値(外皮平均熱貫流率)0.34W/㎡K(断熱等級6相当)の高い断熱性能を実現しました。住宅内の温度差を抑えることで、廊下や脱衣所などで生じる寒暖差を軽減し、住まい全体を快適な温熱環境へと整える「温度のバリアフリー」を実現しています。

2.高い施工技術が支える「高気密×全館空調」

全館空調システムの性能を最大限に発揮するためには、高い断熱性能に加え、隙間風を抑える気密性能が不可欠です。一方、既存住宅のリフォームで高い気密性を確保するには、新築以上に高度な施工技術が求められます。本モデルハウスでは、SAWAMURAが培ってきた技術力を生かし、見えない壁内まで徹底した気密施工を実施。高い気密性能と全館空調により、エアコン1台で家全体をムラなく快適な温度に保つ住環境を実現しました。

3.断熱性能の違いを体感できる「未断熱室」

モデルハウス内には、あえて断熱改修を施さず、昭和当時の状態を残した「未断熱室(展示スペース)」を設置しています。高断熱化したLDKとの温熱環境の違いを実際に体感することで、従来住宅との違いや、断熱性能が暮らしの快適性・健康に与える影響を、数値だけでなく体感を通じて理解できる展示となっています。

岩前篤氏の展示スペース視察の様子

4.性能とデザインを両立した和モダンの住空間

高い断熱性能を活かした開放的なLDKには、無垢材をふんだんに使用。洗面には一枚板カウンター、寝室には酒樽の蓋の古材を取り入れるなど、日本の伝統素材と現代的なデザインが調和した和モダンの空間を実現しました。また、寝室や水回りを1階に集約した「平屋風」の生活動線を採用し、将来まで安心して住み続けられる住まいを提案しています。

SAWAMURAは、今後も高断熱リノベーションを通じて、住まいを「健康資産」へと変え、健康で快適な暮らしの実現と持続可能な社会づくりに貢献してまいります。


安曇川 高断熱リノベーションモデルハウス 物件概要

所在地:滋賀県高島市安曇川町田中947-3

築年数:51年(1973年9月新築)

構造:木造瓦葺2階建て

性能値:UA値0.34 W/㎡K(断熱等級6相当)、C値0.88 ㎠/㎡

一般社団法人 日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会

住宅の「断熱性能」と「健康」に関する研究の第一人者である岩前篤が代表理事を務める「住宅の断熱リフォームを通じて日本人の健康づくりに貢献する」ことを目的として2023年に設立。適切な断熱リフォームが健康増進につながることの啓発をはじめ、断熱リフォームに関する調査・研究・技術開発、施工技術や知識の提供、断熱素材の品質向上・開発、資格制度の運営などを行う。

公式サイト http://kendan-reform.or.jp/


■会社概要:株式会社澤村

滋賀・京都・福井エリアを中心に、注文住宅・リフォームからオフィス・工場・店舗・公共施設の建築、土木にいたるまで、ワンストップで課題を解決する総合建設会社。年間約60万人が訪れる観光名所「びわ湖テラス」の施工も手がけた。地域マルシェの開催など地方活性化のきっかけづくりにも取り組む。本社所在地が人口4万6千人足らず、労働人口の流出が課題となる高島市で、ブランディングを機に6年で社員数・売上を約2倍、27卒採用エントリー数708名(2026年6月時点)へと成長させた。「ゆたかな働き方・暮らし方ができる社会をつくる」ことをパーパスに掲げている。

会社名:株式会社澤村

代表者:澤村 幸一郎

本社 :滋賀県高島市勝野1108番地3

業種 :総合建設業

創業 :1950年

資本金(グループ全体):50,000,000円

従業員(グループ全体):202名 ※2026年7月時点

HP  : https://www.sawamura-shiga.co.jp/

主要なサービス:住環境事業(注文住宅、リフォーム・リノベーション、外構、不動産)、ソリューション事業(オフィス・工場・店舗・倉庫・介護施設・医院などの新築・改修、資産活用、土木)

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会社概要

株式会社澤村

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URL
https://www.sawamura-shiga.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
滋賀県高島市勝野1108番地3
電話番号
077-573-0850
代表者名
澤村 幸一郎
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1950年12月