仕事が終わって安心したら肌が荒れた…年末特有の"生活リズム崩壊肌"とは?
仕事納め後に約7割が肌トラブルを実感 睡眠不規則・食事の乱れ・スキンケア放置が"解放後"の肌を直撃
医療法人社団鉄結会(所在地:東京都渋谷区、理事長:高桑康太)は、美容皮膚科・形成外科であるアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)を運営し、皆様の肌の健康と美容をサポートしております。今回は「仕事納め後の肌トラブル」をテーマに、年末特有の生活リズムの乱れが肌に与える影響について調査を実施したので、その結果を紹介します。
年末の"解放感"が肌の大敵に?
仕事中のストレスや忙しさが肌荒れの原因になることはよく知られています。しかし、意外にも「仕事が終わった後」に肌トラブルが起きるケースが少なくありません。年末年始は、仕事納めの解放感から生活リズムが乱れやすく、これが肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
医療法人社団鉄結会は、全国の社会人を対象に「仕事納め後の肌トラブル」に関するアンケート調査を実施しました。
調査概要
・調査対象:全国の20〜50代の社会人男女300名
・調査期間:2025年12月1日〜12月10日
・調査方法:インターネット調査
・調査実施:医療法人社団鉄結会(自社調査)
約7割が仕事納め後に肌荒れを経験「仕事中より肌の調子が悪くなる」
仕事納め後(年末年始の休暇中)に肌荒れや肌トラブルを経験したことがあるか調査しました。
その結果、「毎年のように経験する」が28.7%、「時々経験する」が39.3%となり、合わせて68.0%の方が仕事納め後の肌荒れを経験していることが分かりました。
調査結果:
毎年のように経験する:28.7%
時々経験する:39.3%
ほとんど経験しない:21.3%
全く経験しない:10.7%

仕事納め後の生活変化1位は「睡眠時間の不規則化」73%
仕事納め後に肌荒れを経験した方に、その期間の生活リズムの変化について調査しました(複数回答可)。
その結果、「睡眠時間が不規則になる」が73.2%で最も多く、次いで「食事の時間が乱れる」(67.4%)、「スキンケアをサボりがちになる」(54.8%)という結果になりました。
生活リズムの変化(複数回答可):
睡眠時間が不規則になる:73.2%
食事の時間が乱れる:67.4%
スキンケアをサボりがちになる:54.8%
お酒を飲む機会が増える:48.3%
外出が減り運動不足になる:42.6%
甘いものや油っこいものを多く食べる:38.9%
水分摂取が減る:31.4%

年末の肌トラブル1位は「乾燥・カサつき」78%
仕事納め後に経験した肌トラブルの症状について調査しました(複数回答可)。
その結果、「乾燥・カサつき」が78.4%で最も多く、次いで「ニキビ・吹き出物」(61.3%)、「くすみ・肌のトーンダウン」(52.7%)という結果になりました。
経験した肌トラブル(複数回答可):
乾燥・カサつき:78.4%
ニキビ・吹き出物:61.3%
くすみ・肌のトーンダウン:52.7%
毛穴の開き・目立ち:46.1%
肌荒れ・赤み:41.8%
むくみ:34.2%
シワ・たるみの悪化:27.6%

肌荒れの原因「睡眠不足・不規則な睡眠」が82%でトップ
年末の肌荒れの原因として心当たりがあるものについて調査しました(複数回答可)。
その結果、「睡眠不足・不規則な睡眠」が82.1%で最も多く、次いで「食生活の乱れ」(71.6%)、「スキンケア不足」(63.9%)という結果になりました。仕事から解放された"安心感"から生活習慣が乱れ、それが肌に影響していると自覚している方が多いことが分かりました。
肌荒れの原因(複数回答可):
睡眠不足・不規則な睡眠:82.1%
食生活の乱れ:71.6%
スキンケア不足:63.9%
アルコールの過剰摂取:52.4%
ストレス発散後の反動:44.7%
暖房による乾燥:39.3%
運動不足:33.8%

年末の肌荒れ対策「特に何もしていない」が最多の41%
年末の肌荒れを防ぐために実践していることについて調査しました(複数回答可)。
その結果、「特に何もしていない」が41.2%で最も多く、次いで「保湿ケアを念入りにする」(38.4%)、「なるべく規則正しい生活を心がける」(29.7%)という結果になりました。多くの方が対策の必要性を感じながらも、具体的なケアに踏み出せていない実態が明らかになりました。
実践している対策(複数回答可):
特に何もしていない:41.2%
保湿ケアを念入りにする:38.4%
なるべく規則正しい生活を心がける:29.7%
ビタミン剤やサプリを摂る:23.6%
水分を意識して摂る:21.8%
美容皮膚科を受診する:12.4%
エステに行く:9.3%

調査まとめ
今回は、仕事納め後の肌トラブル「生活リズム崩壊肌」について調査しました。
その結果、約7割の方が仕事納め後に肌荒れを経験しており、その背景には「睡眠の不規則化」「食事の乱れ」「スキンケアの放置」といった生活リズムの崩壊があることが分かりました。
仕事中のストレスや緊張から解放されると、私たちはつい生活習慣を乱しがちです。しかし、この「解放後」こそ肌にとっては要注意の期間であることが、今回の調査で明らかになりました。
年末年始を健やかな肌で過ごすためには、完全に生活リズムを崩さないよう意識することと、肌トラブルが出た場合の早めのケアが重要です。
医師コメント
アイシークリニック 髙桑康太医師
「今回の調査で、仕事納め後という"解放感"のタイミングで肌荒れを経験する方が約7割にのぼることが分かりました。これは非常に興味深い結果です。
仕事中は緊張状態にあり、交感神経が優位になっています。この状態では、ある程度肌のバリア機能も維持されています。しかし、仕事が終わって急にリラックスすると、自律神経のバランスが乱れ、これまで抑えられていた肌トラブルが一気に表面化することがあります。
さらに、年末は睡眠時間の乱れ、食事の不規則化、アルコール摂取の増加など、肌にとってマイナス要因が重なりやすい時期です。これらが複合的に作用し、"生活リズム崩壊肌"を引き起こしていると考えられます。
対策としては、まず完全に生活リズムを崩さないことが重要です。休暇中でも起床・就寝時間を大きく変えない、スキンケアは最低限続けるなどの工夫が効果的です。
それでも肌荒れが起きてしまった場合は、自己判断でケアを続けるよりも、早めに専門医に相談することをお勧めします。年末年始の肌トラブルは、適切な治療で早期に改善できることが多いです。新年を気持ちよく迎えるためにも、お気軽にご相談ください。」
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