アダル、Salone del Mobile 2024(ミラノサローネ国際家具見本市)初出展!

〜日本の伝統素材“い草”を使ったサステナブルブランド《Look into Nature》を世界へ〜

株式会社アダル

Look into Nature メインモデル「SAKYU」

創業70年、レストラン・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下「アダル」)は、イタリアのミラノで毎年開催される世界最大規模の家具見本市である、Salone del Mobile.Milano/ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)に初出展し、“い草”を使ったサステナブルブランド《Look into Nature》を世界最高峰の舞台で展開します。今年のミラノサローネは2024年4月16日から4月21日までロー・フィエラミラノ (Fiera Milano, Rho) で開催、3年ぶりの新作発表も予定しています。

ミラノサローネは、世界3大家具見本市の中でも最大規模で、デザイナー、建築家、バイヤーなど30万人以上が集う国際的なイベントです。毎年世界中から約1500のブランドが出展するなか、日本企業の出展はわずか0.4%ほど。さらに当社のように新規ブランドの単独出展は非常に高いハードルでした。

しかし、2019年からミラノサローネと同時期に市街地で行われる「フオーリサローネ」に《Look into Nature》を継続して出展し、ついに今年ミラノサローネの初舞台に挑みます。

サステナブルブランド《Look into Nature》とは?

国産“い草”を使用したサステナブルなアダルの家具ブランドで、ヨーロッパでのサステナビリティ活動の高まりを背景に、素材としての環境負荷の低さとデザインが融合し、『産業としてのサステナビリティ』に寄与している活動自体が高く評価されています。 

1500年以上続く日本のい草産業は、過去30年で10分の1以下の産業規模に縮小しその存続が危ぶまれています。その背景として、メンテナンス性の⾼い⼈⼯い草や安価な外国産い草の流通が要因となっています。

アダルは、日本の伝統文化である“い草”を現代の生活に合う家具として、同時に「伝統工芸品としてではなく産業としてあり続けたい」という“い草”生産者様の想いに共感し、2019年より開発をスタートした高級国産“い草”の家具ブランド《Look into Nature》を世界中のインテリア空間に届けたいと考えています。

日本の様々な美しい風景をモチーフとした本ブランドは、 2019年のフオーリサローネでトルトーナ地区に初出展した際、多くの海外メディアに取り上げられるなど高い評価を得ました。3回目となった2023年フオーリサローネでは、ブレラ地区で“い草”とプロダクトが世界中から訪れた多くの人々を魅力しました。

<ブランドサイト>

https://www.adal.co.jp/lookintonature/

■出展ホールとブース位置について

【アダル出展ブース】ホール14 - E41・約100㎡、2面開放ブース

2024年は、従来のホール6-10 がホール14-18に移転し、アダルはホール14に出展します。更に、ミラノサローネが主催するトークイベント「TALK」が開催されるアリーナがホール14に併設されます。2022年から始まった「TALK」は、世界に名だたる有名建築家やデザイナーなどが登壇する注目イベント、多くの来場者で賑わうことが予想されます。

■新作の発表とデザイナーの紹介

今回2つのコレクションを新作として発表予定です。

【新作1】SAKYU chair and table by Michael Geldmacher

SAKYU chair and table

フオーリサローネ2022で発表し、その後Archiproducts Design Award WINNER、JCD 2023PRODUCT OF THE YEAR 2023準グランプリを獲得するなど高い評価を頂いているSAKYUのファミリーコレクションとして、チェアとテーブルを発表いたします。

<参考> 過去のリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000068123.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000068123.html

SAKYUのデザインを踏襲したミニマルなフレームと、背座をい草で包み込んだとてもシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。セットアップするテーブルもSAKYUのデザインディテールを踏襲し、ファミリーコレクションとして、同じ空間で使用した時の一体感を重視いたしました。

*画像はレンダリングです

デザイナープロフィール

Michael Geldmacher(ミヒャエル・ゲルトマッハ)

2000年にドイツミュンヘンにて、を設立し、すぐに家具デザインの分野で頭角を現し、ドイツのトップ50のデザインオフィスに選出されるなど、有名なデザインスタジオの一つとなりました。

2015年に独立、過去15年間においてMDF Italia、Bulthaup、Kristalia、Magis、 Interlübke、Swarovski、Nils Holger Moormannなど国際的な有名ブランドとコラボレーション。受賞歴に、ELLE DECO DESIGN AWARD、The Wallpaper Design Awards、The Chicago Good Design Award、The Interior Innovation Design Award “Best of the best“、The Ger-man Design Award、the IF Design Awardなど。

https://www.michael-geldmacher.com/

【新作2】BOKU sofa designed by STONE DESIGNS

BOKU sofa

肘から背にかけたい草の仕上げがとても印象的で美しい、とてもミニマルでクリーンなデザインが特徴のソファです。弊社工場のCNC加工機器を活用して脚部の造形にもこだわっています。

デザインを依頼したSTONE DESIGNS主宰のクトゥ・マスエロス氏が、初めてホテルオークラ東京のロビーの空間を訪れたときの感動がデザインインスピレーションの源泉となっており、日本と西欧の文化の融合、和洋折衷の体現、海外のモダンな空間に向けた本ブランドの方向性を表現するコレクションです。

*画像はレンダリングです

デザイナープロフィール

STONE DESIGNS(ストーンデザインズ)

スペイン出身のクトゥ・マスエロス氏とエバ・プレーゴ氏が率いるデザインオフィス。インテリアデザイナーやプロダクトデザイナーだけでなく、建築家やフォトグラファーも集結したパワフルなクリエイティブチームです。1995年の設立以来、“人のためにカタチにする”を大切にし、世界中で前衛的なデザインを展開しています。

これまでに、シェラトンのリゾートデザイン・レクサスの特別仕様車デザイン・コカ・コーラのオフィスデザインをはじめ、ロレアル・アディダス・無印良品・モビスターなど、世界的ブランドのプロジェクトに数多く携わり、様々な方面から高い評価を受けてきました。自由奔放で温かみに溢れるクトゥ氏、周囲が圧倒されるほど独創的で根気強いエバ氏。山と海、自然をこよなく愛する2人のクリエイティビティが、“次のデザイン”を生み出していきます。https://stone-dsgns.com/ja/


クリエイティブチーム

ブランドディレクション:Canuch Inc.

写真左:木下陽介 / 写真右:野口優輔

木下陽介・野口優輔による、東京を拠点とするデザインコレクティブ。2012年設立。人と物との関係性の探求を起点とし、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、マテリアル開発など様々なプロジェクトを手がけている。代表的な仕事に、株式会社ルミネ新オフィス、鎌倉紅谷八幡本店、TBWA\HAKUHODOオフィス、小国杉を使用したファニチャーFILの《MASS SERIES》のデザイン等。

https://canuch.com/

ブースデザイン:Old Kan

CEO/インテリアデザイナー、浦田晶平氏は、乃村⼯藝社A.N.D.⼩坂⻯⽒に師事した後、2020年にOld Kan設⽴。

どこか「懐かしい感覚」「古き良き」といった設えも⼤切にしながら、商業

施設の空間デザインを中⼼に精⼒的に活動。

⽇本空間デザイン賞、Sky Design Awards他、受賞実績多数。

https://old-kan.jp/

■ミラノサローネとは

ミラノサローネとは毎年4月にイタリアのミラノ市で開催される国際家具見本市。世界各国の最新の家具、インダストリアルデザイン、インテリアデザイン、テキスタイルデザインなどの展示が行われます。家具・デザイン関係の見本市としては世界最大のもので、世界のデザインの最新トレンドが展示されるイベントです。

2023年の開催はコロナ禍明け最初のタイミングであったこともあり、2023年と比べ15%以上も来場者が増え、6日間で181カ国から307,418人の来場者を記録。 出店者数は1462社。今年は国際キッチン見本市Euro Cucina、国際バスルーム見本市Salone Internazionale del Bagnoの同時開催ということもあり、さらに来場者が増えることを予想されています。

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株式会社アダル

株式会社アダル

「家具を通して人の営みを支え、より豊かで快適に過ごせる空間を提供する」をミッションに、レストラン・ホテル・オフィスなど多様な空間に家具を提供する創業70年の業務用家具メーカー。社名のADALはADviser for Amenity Life(快適な生活空間のアドバイザー)の略。福岡本社をはじめ全国14拠点を構え、80名以上の職人が勤務する業界最大級の総合工場を所有。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し全国の顧客ニーズに応える。福岡・東京オフィスにて『快適な働き方』を体験できるライブ型ショールーム「ADAL CREATIVE PLACE」の見学予約を随時受付中。

■会社概要
会社名    : 株式会社アダル
代表取締役社長: 武野 龍
所在地    : 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立日    : 1968年4月
事業内容   : 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金    : 1億8,225万円
従業員数   :259名(2023年8月時点)
URL      : https://www.adal.co.jp/

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会社概要

株式会社アダル

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URL
https://www.adal.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
福岡県福岡市博多区金の隈3丁目13番2号
電話番号
092-504-4141
代表者名
武野龍
上場
未上場
資本金
1億8000万円
設立
1968年04月