イトーキ、開発設計者の働きがい向上と成長の支援に向け「Skillnote」を導入

130の能力要件を体系化し、人材育成とキャリア開発による持続的競争力の向上へ

株式会社Skillnote

 製造業のスキルマネジメントを牽引する株式会社Skillnote(本社 東京都千代田区、代表取締役 山川隆史、以下 Skillnote)は、株式会社イトーキ(本社 東京都中央区、代表取締役社長 湊 宏司、以下 イトーキ)がクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入したことを発表します。

イトーキは、1890年に創業して以来、『明日の「働く」を、デザインする。』をミッションステートメントに、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスのほか、在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、”Tech×Design based on PEOPLE”を強みに、さまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。今回の「Skillnote」導入によって、開発設計力の向上だけではなく、イトーキの開発設計部門の社員がエンゲージメント高く働ける環境づくりを進めています。
「Skillnote」は、従業員の力量情報*を活用した計画的な人材育成と最適配置を実現するスキルマネジメントシステムです。従業員のスキル情報を軸に教育情報(OJTや研修の計画、履歴)および資格情報を連動させた一元管理により、組織的な人材戦略の策定と個人に最適化した育成計画の立案、進捗管理を実現します。

Skillnote導入の背景

 オフィスにおける家具・空間づくりは、あらゆる人にとって「働きがい」を向上させ、創造的で豊かな仕事を行う上で欠かせません。イトーキが目指す『明日の「働く」を、デザインする。』というミッションを実現するためには、高度な開発・設計力が求められます。この開発・設計力の源泉となる人材確保が不可欠であり、業界における持続的な競争力の向上には計画的な人材育成が求められます。
 多様な業務を抱える現場では、部門ごとにOJT中心の教育が行われてきましたが、指導方法が属人的になりやすく、教育内容の一貫性や習得度合いの把握には改善の余地がありました。若手社員からも「自分に必要なスキルを体系的に確認したい」といった声が寄せられていました。こうした課題を受けて、イトーキの開発設計部門では、開発設計者としてのあるべき姿を定義し、備えるべき能力要件を設定。その上で、教育体系の構築をはじめとするさまざまな取り組みを開始しています。
ただし、表計算ソフトによる運用では現場の負担が大きく、使い勝手の面でも課題があり、製造業に特化したスキルマネジメントシステム「Skillnote」の導入を決定しました。

「Skillnote」選定理由

 今回、「Skillnote」を選定した理由には、大きく3つのポイントがあげられます。

①直感的な操作性と柔軟な運用設計が可能

操作性・視認性に優れており、複雑な表計算ソフトからスムーズに移行できる点が魅力的です。現在、人材育成に関連する仕組みを構築中ですが、システムの高い拡張性と柔軟性により、自社の運用体制に合わせた利用が期待できます。

②製造業特化による豊富な技術伝承・人材育成事例

製造業に特化した「Skillnote」は、今後本格化する技術伝承や人材育成分野において豊富な活用事例を蓄積しています。この実績により長期的な運用への安心感を得ることができます。

③開発設計者のキャリア形成支援

習得すべきスキルの可視化とキャリアパスの明確化により、開発設計者のモチベーション向上と内発的な学習意欲の促進が期待されます。

開発設計企画部 部長:横田 一寿 様のコメント  

自律的な人材育成を目指す「出る杭を伸ばす」システム

開発設計統括部では、仕事を自ら取りに行き、やりたいことを積極的に意思表示できる自律的な人材の育成を目指しています。そのために「Skillnote」を導入し、開発設計者のキャリアパスを可視化することで、キャリアを積み重ねられる支援体制を作りたいと思います。これにより、高いモチベーションを維持しながら働ける環境の実現を図ります。

開発設計企画室 室長:井上 信治 様のコメント

システムの柔軟性を活かした独自の育成体制の確立

弊社では近年、ベテラン社員と比較して若手社員の割合が高くなっており、若手への期待がますます高まっています。こうした状況の中、より効率的な教育体系で社員のスキルアップを進めていくとの重要性が高まっています。
そのために部門全体で足並みを揃え、目指すべき人材像と必要な能力要件を明確に定義しました。これらを「Skillnote」を通じて運用していくことで若手社員の基礎力向上を実現できると考えています。現在、仕組みや運用体制の整備を進めている段階であり、弊社独自の運用方法を確立するため、受け皿としての「Skillnote」のシステムが持つ柔軟性に大きく期待しているところです。

開発設計企画室:山口 美寿穂様のコメント

「Skillnote」を通じて若手のキャリア可視化と、モチベーションアップに

最近入社した若手社員は皆、高いモチベーションを持ち、意欲的に業務に取り組んでくれています。しかし一方で、私自身もかつて経験したように、「将来的にどのようなスキルが身につくのか」「現在の自分がその目標に対してどの位置にいるのか」といった成長の道筋を明確にしたいというニーズもあります。「Skillnote」を活用してこれらの成長プロセスを可視化することで、若手社員がより一層ワクワクしながら業務に打ち込める環境を整えていきたいと考えています。

スキルマネジメントシステム「Skillnote」について

「Skillnote」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。

株式会社イトーキについて

会社名:株式会社イトーキ
所在地:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング
設 立:1950年4月
資本金:7,351百万円
代表者:湊 宏司
事業内容:「働く環境」づくりを支援する「ワークプレイス事業」、
     社会インフラを支えるためのものづくりや、物流施設、
     公共施設などに向けた設備の提供や空間づくりを支援する
     「設備機器・パブリック事業」の2事業を軸に展開
HP:https://www.itoki.jp/company/

株式会社Skillnoteについて

「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE
設立:2016年1月
資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:製造業にフォーカスしたスキルマネジメントシステム「Skillnote」の提供
HP:https://skillnote.jp/

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会社概要

株式会社Skillnote

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URL
https://www.skillnote.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
電話番号
03-6262-5040
代表者名
山川隆史
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2016年01月