「生成AIリテラシー検定」サービスの提供開始
– 生成AIを安全で効果的に取り扱うための「運転免許」として生成AIリテラシーを資格認定。オンラインで気軽な測定を実現 –
WHITE株式会社(本社:神奈川県、代表取締役:横山 隆)は、生成AIを安全かつ効果的に活用するためのリテラシーを測る資格制度「生成AIリテラシー検定」の提供を開始しました。本検定は、生成AIの知識だけでなく、実務に即した活用スキルの有無を客観的に評価・認定するものです。

■ 背景:生成AIにも“運転免許”が必要な時代に?!

ChatGPTなどの登場により、誰でも高度な生成AIを手軽に利用できるようになった一方で、誤情報の拡散、情報漏洩、著作権侵害など、適切な知識・判断を欠いた使用によるリスクも顕在化しています。法人版の安全な環境を提供できているのは一部の企業/組織に限られているうえ、生成物の著作権についてはシステムで制御しづらい部分です。WHITE株式会社では、「車の運転に免許が必要なように、生成AIにも正しい知識とマナーが必要」との考えから、リテラシーを可視化する検定制度を開発しました。
合格の場合は即時に証明書を発行、リテラシーの有無を証明することが可能です。
■ 実務に特化した“使える”検定設計

本検定では、単なる用語理解や技術知識にとどまらず、日常業務において生成AIを安全かつ効果的に使用できるか否かに焦点を当てています。
また、受講者は個人を想定(企業、公的機関、教育機関に勤める社会人、あるいは学生)しています。テーマについては非エンジニア職を想定しており、専門的知識よりも実務的なスキルに関する出題を中心に設計されています。
1.生成AIの基本知識
2.様々なAI/サービスの使い分け
(各種AIサービス名と特徴、アイデア創出、議事録生成、資料のAI生成に適したサービスなど)
3.情報漏洩リスクの回避
4.生成物の著作権について
5.プロンプトスキル、他
■ 法律専門家による監修で“安心して使えるAI活用”を実現
生成AIの活用では、著作権の侵害リスクや商用利用時の法的判断の難しさがしばしば課題となります。
本検定では、こうした問題への実務的な対処法を明確にするため、著作権・商用利用に関する設問においてはその法的観点について、生成AI関連事業者に対し支援実績のある法律事務所ZeLoより監修を受けています。
【監修対象の例】
・AIが生成した文章や画像の著作権
・プロンプト入力内容と著作物性の判断
・生成物の商用利用におけるリスクと留意点
これにより、受験者は実務での生成AI活用において「どこまでが安全で、どこからがリスクとなるのか」を、著作権の観点から理解できる解説文を通じて正しく理解できる構成となっています。
■ サービス概要:合格で即時発行、個人受講は無料(団体受験は有料)
試験内容は30問 / 30分で構成されており、オンラインですぐに受講でき、合格者は即時でデジタル証明書を発行。名刺への記載やSNSプロフィールでの活用も可能です。(合格基準:2025年度は80%以上の正答率で合格)
個人受講は現在のところ無料で提供されており、生成AI活用の第一歩としてどなたでもご参加いただけます。(法人・団体での一括受講をご希望の場合は問い合わせが必要です)
■ 運営体制:公正性と信頼性を担保する三位一体の構成
検定の信頼性を担保するため、以下の構造で運営されています。
検定名:生成AIリテラシー検定
知識と実務スキルを兼ね備えた人材の証として、商標登録申請中。
制度名:生成AIリテラシー認定制度
認定証明書などを通じて、スキルの見える化を推進。
(団体受験版については等級制)
運営機関:生成AIリテラシー認定機構
試験の設計から合否判定、認定証の発行までを一貫して統括。
さらに、協力団体と委員会運営を行い、社会や技術の変化に応じて検定内容を随時アップデート
する体制を整えています。
■ 協力団体(順不同・一部抜粋)
生成AIリテラシー認定機構は、以下のパートナーと連携し、実証・普及活動を進めて参ります。
・教育推進パートナー:日本経済大学 田代 雄三 教授
・生成AIリテラシー認定機構:WHITE株式会社、法律事務所ZeLo、日本経済大学、特定非営利活動法人ウィズワーク・ラボ、株式会社Workstyle Evolution、Regional Innovators Lab、他
※機構参加へご関心のある方は事務局までお問い合わせください。
■ 今後の展開
2025年度は、企業の人材育成・内部統制施策としての導入を中心に、1万人の認定取得者の創出を目指し「AX人材(生成AIを上手に使いこなせるヒト)」を日本中に広げていきます。
◻︎WHITE株式会社について
デジタルに強い人材を育成/デジタル化支援事業を運営する会社です。
・本社所在地 :神奈川県横浜市中区尾上町3-35 LIST EAST BLD.3F
・代表者名 :代表取締役社長 横山 隆
・事業内容 :人材育成事業、ソフトウェアサービス事業、伴走支援事業
・設立年月日 :2017年1月5日
・会社HP :https://wht.co.jp/
・MENTER :https://menter.jp/
◻︎実践型DX人材育成プラットフォーム"MENTER"について

MENTERは、ITスキルの学習〜実践までワンストップで提供するDX人材育成プラットフォームです。
ショートカットキーからChatGPTまで、身につけるために必要なコンテンツと実践環境を提供し、"組織内のITリテラシーを全体的に底上げ、業務削減効果をあげる支援を提供します"。
・診断機能:ITスキル診断、生成AIリテラシー診断、健康リテラシー診断、他
・学習機能:ショートカットキーからChatGPTまでマンガで学べるコンテンツ
・実践機能:法人版生成AIを内蔵。学習した内容を即時実践/実行に移すことが可能
*管理画面等、その他関連機能あり
◻︎ MENTERシリーズ製品導入企業(一部抜粋)
花王グループカスタマーマーケティング株式会社、株式会社うるる、株式会社オンワードデジタルラボ、株式会社CaSy、株式会社iDA、株式会社エー・ビー・シー メディアコム、炭平コーポレーション、みずほビジネスパートナー株式会社、ダイドー株式会社、日産専用船株式会社、株式会社パルコ、髙島屋労働組合、日本経済大学、福岡工業大学、秋田県能代市役所、徳島県小松島市、北海道安平町、山口県萩市、他
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