BRING:アップサイクルブランド「momiji(モミジ)」とのコラボレーションによるオリジナルアートTシャツの製作及び販売が決定
―銀座・和光で6月28日(水)まで開催中のアーティストコレクションにて販売―
今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーの牽引に努めてまいります。
photo/TOGAVISION
■BRING×「momiji」オリジナルアートTシャツ について
世界のファッション産業における大量の廃棄物が問題になる中、ポリエステル由来の製品は繊維生産量の約6割を占めています。アートTシャツの素材には、JEPLAN独自のPETケミカルリサイクル技術と衣類回収の仕組みにより、リサイクルされた100%繊維由来のサステナブルな再生ポリエステル原料が使用されています。
この度、BRINGの「服から服をつくる®」資源循環の取り組みにご賛同いただいたことで、オリジナルアートTシャツの製作に協力することが決定いたしました。
なお、アーティストコレクションでは、15名のアーティストが描いたアートTシャツを販売しています。会場でお客様にアートを選んでいただき、その場でブラザーの「GTX」を使用して印刷し完成させます。
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■momiji代表の松山ケンイチさんからのBRING×「momiji」コラボレーションについてのコメント
BRINGのTシャツは、繊維くずや使われなくなった衣類を回収し、ポリエステル素材をリサイクルし、Tシャツを新たに作り出しています。
僕はモノを捨てないでできるだけ修復しながら長く使っていく事が自分にとっても社会にとっても重要だと考えていますが、リサイクルはあらゆる素材の廃棄量を減らす一つの選択肢として大切だと思っています。
■「momiji」について
俳優の松山ケンイチさんと小雪さんが2022年3月に捨てられていく「資源」をアップサイクルするプロ ジェクト 「momiji(モミジ)」 を始動しました。松山さんが数年前に都内から里山に移住して気づいたのは、人が自然環境へ影響を与え続けている一方で、気候変動などにより個体数が増えた野生動物も生態多様性に影響を与えているということでした。
農林業、山の生態多様性を保全するために各自治体で個体調整を目的に捕獲された野生動物の一部は食肉 利用されるものの、皮は廃棄されています。その現実を目の当たりにし、立ち上げたのがライフスタイルブランド「モミジ」です。「モミジ」とは鹿の別称です。「モミジ」は野生動物ゆえの個性と安定供給の難しさなどから利活用が難しい獣皮をはじめ、捨てられていく資源をアップサイクルしたアイテムを幅広く展開しています。
■銀座・和光「モミジ アーティストコレクション」開催概要
(URL:https://shop.wako.co.jp/c/pickup/pickup-momiji)
開催期間:2023年6月15日(木)~28日(水) 11:00~19:00
会場:銀座・和光 本店4階(東京都中央区銀座4丁目5-11)
<コレクション内容>
2022年12月の初回開催に続き、2回目となる今回のイベントでは、獣皮を利活用した<モミジ>と<ボーデッサン>の上質な牛革を掛け合わせたバッグをはじめ、端切れ素材を使用したサンダル、渋沢栄一が創業した日本初の帽子ブランド<トーキョーハット>とコラボレーションして王子ファイバーの和紙糸「OJO+(オージョ)」を使ったキャップとバケットの帽子、回収した服を原料にして作られたBRINGのTシャツに松山ケンイチさんをはじめ、様々な場所で生きている個性的な15名のアーティストが描いたアートをブラザーの協力のもとオンデマンドでプリントするアートTシャツ、廃棄されている羊の皮を使ったブルゾンなどのラインアップで開催いたします。
<松山ケンイチさんからのアーティストコレクションへのコメント>
僕は全ては表現から始まると思っています。
何万年もの表現の積み重ねが今日の地球を作っている。
強烈な意志を持った表現は人を変え、価値観を変え、時代を変えるかもしれません。
小鳥のさえずりや、人の囁き声のような小さな表現は優しく受け手を包み込むような暖かさがあるかもしれません。
表現の大小はあっても、この世界に生きる命の重さに違いが無いように表現にも価値の違いはありません。
受け手がその表現をどう受けとめるかの違いがあるだけです。
例えば、
子供の発する言葉が、大人の偉い人が発する言葉と同じように聞こえているでしょうか?
高齢者の言葉はどうでしょうか?
言葉の話せない障がいを持った人の言葉ではない表現をどう受け止めているでしょうか?
人と接する事が苦手な人の声なき声はどうでしょうか?
耳だけで受け取れる表現もあれば、目と耳を使わなければ知ることのできない表現、五感全てを駆使しなければ感じる事ができない表現。
この世界には様々な表現が、人だけでなく動植物や、モノからも、至る所で休む事なく生まれ続けています。
様々な居場所から誰もが遊びに来れる公園のように、色んな背景や特性を持った人みんなでアートを楽しんでいます。
■BRINGについて(https://bring.org/)
「服から服をつくる®︎」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランドBRINGは、様々なアパレルブランドなどと協⼒をして使われなくなった服の回収をおこなっています。BRINGが回収した服は、リユースまたは素材ごとにリサイクルされます。そのうちポリエステル繊維100%の服についてはJEPLAN独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」により100%繊維由来の再⽣ポリエステル「BRING Material™」にリサイクルされ、新たな服等の原料や服として⽣まれ変わります。
■株式会社JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp/)
代表者:代表取締役 執行役員社長 髙尾 正樹
設立:2007年1月
主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PETボトル・ポリエステル)など
「あらゆるものを循環させる」をビジョンに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いたものづくり、事業開発や技術ライセンスの展開を推進することで、限りある資源の循環を実現し、CO₂の排出量削減に寄与しています。
独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる®︎」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」の運営や、自治体や企業と連携をしてペットボトルを何度でも繰り返しリサイクルを実現する資源循環の事業に取り組んでいます。
資源循環を社会に実装するため、PETケミカルリサイクルのプラントを北九州響灘と川崎(グループ 会社:ペットリファインテクノロジー株式会社)の2拠点で運営しています。
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