estie(エスティ)、日本政策投資銀行との資本業務提携を発表
資本業務提携の背景
estieは、2018年12月に設立した、「産業の真価を、さらに拓く。」をパーパスに掲げるスタートアップ企業です。商業用不動産業界が抱えるデータ流通の課題を解決し、業界の取引をなめらかにする「estie マーケット調査」を始めとする様々なデジタルソリューションを提供しており、不動産デベロッパーや機関投資家、プロパティマネジメント企業など幅広くご活用いただいています。
このたび、estieはDBJとの間で「資本業務提携契約」を締結いたしました。
DBJは、1960年代から高度・安定成長期の都市開発事業に対する長期ファイナンス、90年代には当時黎明期であった不動産証券化市場への参画、さらに2000年代初頭の国内REIT市場創設後は、市場拡大に向けた投融資とともに自らも2016年に私募REITを立ち上げるなど、長年にわたり日本の不動産業界の革新や社会課題の解決に尽力されてきました。また2011年には、環境・社会への配慮がなされた不動産(グリーンビル)の普及とその不動産を所有・運営する事業者の支援を目的として「DBJ Green Building認証」を創設し、不動産分野におけるESG投資の拡大に大きく貢献しています。
estieは、日本の不動産金融市場の牽引者であるDBJと協業し、不動産投融資やアセットマネジメント領域におけるDX推進や、環境・社会への配慮がなされた不動産に関する情報インフラの整備を進めることで、商業用不動産業界及び日本経済の発展へ貢献してまいります。
概要
契約締結日:2023年10月4日
内容:業務提携ならびに第三者割当増資の実施
主な目的:商業用不動産領域における社会課題の解決を目指した幅広い提携
日本政策投資銀行(DBJ)企業投資第2部長 三ヶ山 正明氏、アセットファイナンス部長 光永 信也氏からのコメント
商業用不動産業界を代表するスタートアップであるestie様との資本業務提携が実現したことを嬉しく思っております。
今回、estie様の経営陣が描く事業戦略や過去の成長実績から、中長期的な更なる成長ポテンシャルと事業の社会的意義を強く感じ、出資をさせていただきました。また、estie様の業界への深い知見や優れたテクノロジーを、DBJの不動産金融領域の取り組みと掛け合わせることで、新たな付加価値を生み出すことができるのではないかと、商業用不動産領域における協業について協議を行い、ビジネスパートナーとして資本業務提携に至りました。
DBJは、商業用不動産業界が抱える課題の解決という大きな挑戦を行うestie様の成長を株主としてご支援させていただくとともに、estie様との協業を通じて、商業用不動産業界のイノベーション促進に貢献してまいります。
estie 代表取締役 平井からのコメント
幅広い金融ソリューションの提供を通じて日本における大規模な都市開発・再開発に貢献されてきた日本政策投資銀行様との資本業務提携を大変嬉しく思っております。都市の発展が一巡し成熟期を迎えた日本において、経済活動を支える社会基盤である商業用不動産を更新し続けるために、国内外の金融市場から長期志向の投融資を呼び込むことが喫緊の課題であり、円滑な投資の意思決定にはデータインフラの整備が不可欠です。estieは、日本政策投資銀行様との協業を通じて、不動産投融資領域全般や環境に配慮した不動産に関する情報インフラの整備を進めることで、東京をはじめとする日本の都市・経済の発展に貢献し、「産業の真価を、さらに拓く。」ことを実現してまいります。
株式会社estieについて
estieは、「産業の真価を、さらに拓く。」をパーパスに掲げ、商業用不動産業界が抱えるデータ流通の課題をデジタルシフトにより解決し、業界の取引をなめらかにするプロダクトを提供しています。主要サービスである商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」は、50以上の不動産デベロッパー・管理会社・仲介会社等による独自情報を日々集約し、自動で処理するデータパイプラインを構築することにより、オフィス賃貸業やオフィス投資業に必要なあらゆる情報を提供し、データを活用した不動産事業者の意思決定をサポートします。
【会社名】株式会社estie(エスティ)
【所在地】東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー
【代表者】代表取締役 平井 瑛
【設立】2018年12月
【コーポレートサイト】https://www.estie.jp/
【公式Twitter】https://twitter.com/estie_corp
過去のプレスリリース一覧はこちら:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/40115
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