DATAFLUCT、ノーコードのエンドツーエンド機械学習プラットフォームサービスの名称を『Comler(コムラー)』に変更
非デジタル人材も活用できる、組織の機械学習/AIプロジェクトを成功に導くツール
データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役:久米村 隼人)は、2021年11月29日、当社が提供するノーコードのエンドツーエンド機械学習プラットフォーム「DATAFLUCT cloud terminal.」のリニューアルに合わせ、サービス名を『Comler(コムラー)[※1]』へ変更し、新たにロゴマークを制定しました。
『Comler』の由来は「Collaborative Machine Learning Platform」で、機械学習/AIプロジェクトの成功に重要な役割を果たす「コラボレーション」がメインコンセプトです。チーム内だけでなく、AIエコシステム内の様々な企業やデータ、サービスとのコラボレーションを促進する機械学習プラットフォームを世に届けたいという信念を込めています。
当社の掲げる「マルチモーダルデータプラットフォーム構想[※2]」におけるAutoML/MLOpsサービスである『Comler』のリニューアルを通じて、データやITの専門人材以外も機械学習を使いこなせる環境をさらに整備・強化し、あらゆる組織のデータ活用レベルの向上を目指します。
※1 特許出願中(特願2021-187486)。
※2 構造化・非構造化を問わずビッグデータをカタログ化し、ノーコード、エンドツーエンドで活用できる環境を提供する構想。詳細はプレスリリースをご参照ください(https://datafluct.com/release/1718/)。
- 日本国内の機械学習/AIの活用状況
日本も同様に市場は拡大傾向にあるものの、データ活用の現状では、「相関や分散などの統計的な分析」は47.1%、「機械学習・ディープラーニングなどAIを活用した予測」は11.9%に留まっています[※3]。
※3 総務省「デジタルデータの経済的価値の計測と活用の現状に関する調査研究」(2020年)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/r02_05_houkoku.pdf
- 難易度が高い機械学習の導入・運用
- エンドツーエンドでサポートする『Comler』
その実現に向けて重要な役割を担うサービスである『Comler』は、機械学習の導入・運用の課題を解決するため、機械学習モデルを構築できるマルチクラウド環境のAutoMLツールとして「DATAFLUCT cloud terminal.」の名称で2021年1月に提供を開始しました。多くの皆様にご利用いただく中で、マルチクラウドAutoMLだけでなく、データの準備から予測モデルの展開および運用管理までエンドツーエンドでサポートするサービスに進化することが必要であると考え、リニューアルを実施します。
- 『Comler』の特色とリニューアルのポイント
1.前処理機能の自動化
社内データや各クラウドサービスから集めて統合したデータの前処理(加工・変換、結合・分割、集計・フィルタリング、データ保管、正規化・標準化、サンプリング)を自動で実施します。コーディングの必要なしに、データを探す手間や前処理の時間を大幅に削減できるようになりました。
2.シミュレーション機能と結果の共有機能
実際に作成したモデルを利用した場合、どのような結果が得られるかをシミュレーションする機能を追加しました。モデルによって予測したい指標(来客数や売上、適正価格など)をプラットフォーム上で確認できるほか、指標に関連する値(たとえば、売上に関連する値としての広告費や人件費など)に上限を設けて、より現実的なシミュレーションも可能です。結果は実験ノートとして記録し共有できるため、組織内でのコラボレーションを促進します。
3.モデル精度維持・監視機能の追加
モデル精度の監視や比較、バージョン管理、再学習のための自動教師データ作成などの機能を強化し、精度が劣化した状態での利用を防ぎ、常に高精度な予測・検知・最適化を実現します。
4.データパイプライン/MLOpsパイプラインの導入による工程再現の自動化
ノーコードでデータの前処理からモデル構築・評価、モデル展開・運用管理までの一連の工程を自動で再現できます。各工程の構築の自動化とモニタリングによって、本番環境で継続的にモデルを運用しやすくなりました。
5.誰もが簡単に利用できるよう、操作性と視認性を高めたUI
誰もが複雑な作業を簡単かつ直感的に操作できるよう、UIを一新しました。モデル作成時のフォーマットやチャートの種類を充実させたほか、前処理時のはずれ値削除の操作をよりわかりやすくしました。さらに、ワークスペース上へのコメント付記機能を搭載し、チームでのコラボレーションツールとしての機能も強化しました。
6.アルゴリズムの手動選択機能の追加
自分で作成したアルゴリズムを使用してデータを解析したいというユーザーのニーズに応え、アルゴリズムを手動で選択できる機能を追加しました。解析したいケースやニーズに合わせ、柔軟にご利用いただけます。
『Comler』デモ動画:https://youtu.be/yhnDTBXMxLE
- 『Comler』業界別の想定ユースケース
業種:ユースケース例
小売:来客数予測、売上予測、需要予測 など
流通・農業:仕入れ最適化、収穫量予測 など
金融:経済指標予測、個人支出予測 など
環境・エネルギー:発電予測、蓄電予測、プライシング最適化 など
物流・工場:ルート最適化、故障予兆検知 など
デジタルマーケティング:コンバージョン率予測 など
モビリティ:渋滞予測、都市交通最適化 など
都市開発:人口増減予測、災害予測 など
スマートシティ:健康リスク判定、診断要否判定 など
- サポート・教育体制を強化し、プロジェクトの実現に貢献
- イベント情報
【開催概要】
イベント名:データサイエンティスト不要。10倍早く進む機械学習プロジェクトスタート講座
日時:2021年12月13日(月) 16:00~17:00
開催方法:オンライン(「Zoomウェビナー」を使用)、入退場自由
参加費:無料
参加申し込み:https://datafluct211213.peatix.com/
- Comlerの詳細に関するお問い合わせ
Comler Webサイト:https://lp.comler.ai/
■株式会社DATAFLUCTについて
2019年の設立以来「データを商いに」というビジョンのもと、活用されていないデータから新たなビジネスを創出し、企業と社会に価値を生み出しつづけるデータサイエンス・スタートアップスタジオです。衛星画像データから位置情報やPOSデータまで幅広い分析実績をもち、技術やデータにかかわらず業界をこえたアルゴリズム構築を得意としています。
食品流通から不動産分野まで多彩な自社サービスを開発する中で蓄積された知見を生かし、様々な企業のDX支援を行っています。またデータ活用によってSDGsに貢献することを目指し、ビジネスと社会貢献を両立させる新規事業開発にも積極的に取り組んでいます。2019年JAXAベンチャー※認定企業。
※宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。
<企業概要>
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目19番9号 第一暁ビル6階
代表者:代表取締役 久米村 隼人
設立:2019年1月29日
電話番号:03-6822-5590(代表)
資本金:4億4,712万円(資本金準備金含む)
事業内容 :マルチモーダルデータ活用サービス(AI/機械学習/ビッグデータ解析)の提供、企業のDX支援
WEBサイト:https://datafluct.com/
Twitter: https://twitter.com/datafluct
Facebook: https://www.facebook.com/datafluct/
note: https://note.datafluct.jp/
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社DATAFLUCT
Tel:03-6822-5590
Mail:info@datafluct.com
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